• Aciddrop
  • 酸糖
  • 애시드드롭

アシッドドロップ

狙撃タイプ — 精密射手
高威力の中距離射撃
  • R139
  • 遠距離
  • 火力
/ 70
【コードネーム】アシッドドロップ
【性別】女
【戦闘経験】一年
【出身地】クルビア
【誕生日】8月13日
【種族】リーベリ
【身長】150cm
【鉱石病感染状況】
メディカルチェックの結果、感染者に認定。
【物理強度】標準
【戦場機動】優秀
【生理的耐性】標準
【戦術立案】普通
【戦闘技術】標準
【アーツ適性】標準
クルビアのシティーガール。トラック運転手の両親は、毎日帰宅できるわけではない。そのためアシッドドロップは、放課後の時間をストリートで過ごすようになった。その際、彼女が夢中になったのはスケートボードである。熱心に練習した結果、彼女は地方のスケートボード大会で連続優勝するまでになった。しかし有名になれば、嫉妬や恨みを招いてしまうもの。アシッドドロップは、意図的に巻き込まれた喧嘩の中で源石の粉塵を吸い込み、鉱石病に感染。治療のためにロドスを訪れた。
造影検査の結果、臓器の輪郭は不明瞭で異常陰影も認められる。循環器系源石顆粒検査の結果に異常があり、鉱石病の兆候が認められる。以上の結果から、鉱石病感染者と判定。

【源石融合率】4%
感染状況は軽く、体表に源石結晶の分布は見られない。

【血液中源石密度】0.15u/L
感染は人的事故によるものである。幸い、彼女が吸い込んだ工業用源石粉塵の量は少なく、感染後の対処も適切だったため、現時点では病状の悪化は見られていない。
アシッドドロップはクールな女の子である。スケートボードや落書き、ラップが好きだからというだけではなく、強い心をも持っているのだ。鉱石病にかかり検査をしなければならなくなった時も、彼女はサイクリングの旅が延期になっちゃうな、とぼやいただけだった。まるで彼女にとって、鉱石病の感染よりも自由な旅の方がよっぽど大事だ、とでも言わんばかりに。
ちなみにアシッドドロップは、ストリートカルチャーに関して「興味がある」というレベルではない。本人の話によれば、彼女は感染前、地元ではかなりの有名人だったらしい――地区のスケートボード大会で多くの賞を獲ったことがきっかけで、子供たちは我先にと彼女からスケートボードを学びたがり、ストリートアーティストは彼女と兄弟のような絆を築いていたのだとか。当初我々はこの話を、ストリートガールが誇張した自慢話だと思っていた。しかしある日偶然、大手スポーツファッションブランドが、自社製品のモデルにアシッドドロップを起用しようとしていたという話を知り、大変驚かされたのだった。
アシッドドロップはオペレーター試験で、驚くべき射撃の才能を見せた。正確に言えば、フリースタイルでの射撃の腕が素晴らしかったのだ。スケートボードに乗って射撃をするという技術が、実戦で役立つとは限らないが、このリーベリ人の身軽さに、その場にいたオペレーターは皆、目を見張ったのである。人事部のオペレーターなどは「まるでショーを見ているようだ」と評したほどだった。
また、彼女はハンドボウガンの腕もプロ級であり、常に肌身離さず持ち歩いているスケートボードと同じくらい、熟練しているのだ。聞くところによると、ボウガンは、地元で知り合った老警官に教わったらしい。学生時代、「度が過ぎた落書きの練習」をして通報されてしまった彼女は、一見か弱い老警官に三つの街に渡って追いかけられ、十数分もの説教を受けたのだとか。そんな事件が「うっかり何度も起きてしまった」なかで、老警官の説教は次第に世間話へと変わっていった。優しい老警官は、両親が留守しがちで、いつも独りぼっちでいる少女に同情していたらしく、彼女と同じ歳の自分の娘と引き合わせたのである。そして彼女にスケートボードを教えたのは、まさにその娘だったのだ。
最後に、アシッドドロップは「もちろん、『青は藍より出でて藍より青し』ってやつさ」と、誇らしげにこの話を締めた。
アシッドドロップの実家はクルビアのやや辺境にある。土地面積は広いが経済的に未発達なこの地域では、シラクーザから来たマフィアや地元のギャングが大商人たちと頻繁に交流をするなどグレーな産業が発展しており、暗部特有の秩序はあるものの、治安がいいとは決して言えなかった。老警官は、若く活発なアシッドドロップに自己防衛のためにとハンドボウガンの使い方を教え、さらには手作りの簡易なボウガンを与えた――彼女の正義感を信じ、武器を悪用しないと考えて。
しかし不幸なことに、その彼女の自由奔放な正義感がトラブルを引き起こしてしまった。とある車両事故を見て正義感に駆り立てられたアシッドドロップは、思いがけず、マフィアたちの違法源石取引計画を壊してしまったのだ。結果、関連組織に狙われるようになった彼女は、学内いじめ事件に偽装された喧嘩の中で、彼女よりも年下の組織員たちに源石の粉をふりかけられた。
アシッドドロップは、過去をあまり気にしていない。彼女には、若者特有の強い根性が備わっている。そのおかげで、人生の苦難に直面した時にも負けずにいられる、あるいは苦難と感じずにいられるのである。いつの日か鉱石病がいい状態で安定したら、アシッドドロップは故郷に戻ることを選ぶのかもしれない。たとえ感染者という立場からは逃れないとしても、完走していない旅の続きをしに行くのだろう。
「一杯目は自由に、二杯目はオニオンリングに、そして三杯目はボク自身のために」――入寮した日、炭酸ジュースを酒代わりにした宴会において、アシッドドロップの個性に満ちた挨拶より。
「最近さぁ……ロドス艦内で奇妙な噂があってな。俺たちはどっちかというといろんな文化を受け入れている方だし、まぁ、こういう若者の流行りも面白いもんだ。だが、人が見えないのに大音量で流れるヒップホップとか、急に現れた落書きとか、若いオペレーターや患者たちのスケボーブームとか……そういうの、できるなら少しは抑えてくれないか?な?」――とあるベテラン後方支援オペレーターによるイーサン、アシッドドロップ、ヴィグナなど若手オペレーターへの「アドバイス」

「けどまぁ、被災地の廃墟から難民たちを助け出した後、君たちが廃墟の壁に塗りたくったあのデカい『Neversaydie』は、結構好きかもな。」――ベテラン後方支援オペレーターによる補足
HP
1576
攻撃力
815
防御力
209
術耐性
0
配置コスト
18
攻撃間隔
1.6 秒
ブロック数
1
再配置時間
70 秒

素質

  • スライドショット
    攻撃時、必ず攻撃力の25%以上のダメージを与える(攻撃対象が前方直線2マスにいる時、効果が40%に上昇する)

スキル

設定で詳細一覧を有効にして、詳細データが表示されます。
  • ファンシーショット
    自動回復手動発動
    初期SP
    20
    必要SP
    35
    継続時間
    20 秒
    攻撃速度+70
    attack_speed
    70
  • ダブルトリガー
    自動回復手動発動
    初期SP
    35
    必要SP
    50
    継続時間
    25 秒
    攻撃力+40%、通常攻撃が2連撃になる
    atk
    0.4

モジュール

  • ORIGINAL
    アシッドドロップの記章
    アシッドドロップは中距離の精密射撃により物理的損傷を与えることに秀でている。
    外勤部門の決定に基づき
    外勤任務においては狙撃オペレーターとして区分し、精密射手の責務を担う。
    特別に本記章を授与し、
    その証明とする。
  • ARC-X
    「自由とオニオンリングとボク」
    STAGEステータス強化説明
    1
    • 防御力 +30
    • 攻撃速度 +3
    • 再配置時間 -25 秒
    精密射手の特性
    高威力の中距離射撃
    再配置までの時間が短い
    2
    • 防御力 +40
    • 攻撃速度 +4
    • 再配置時間 -25 秒
    スライドショット
    攻撃時、必ず攻撃力の30%以上のダメージを与える(攻撃対象が前方直線2マスにいる時、効果が45%に上昇する)
    3
    • 防御力 +50
    • 攻撃速度 +5
    • 再配置時間 -25 秒
    スライドショット
    攻撃時、必ず攻撃力の35%以上のダメージを与える(攻撃対象が前方直線2マスにいる時、効果が50%に上昇する)
    連中は一線を越えた。
    あのシラクーザ人にヴィクトリア人、それからボリバル人どもはよってたかって罪無き子を傷つけた挙句、札束で警察を黙らせた……これがクルビアという国だ。そんなこと、俺はとっくにわかっていたはずだ。
    誰もあの子の助けになることはできなかった。「アシッドドロップ」という名前で大会にエントリーしていた頃は、砂丘の向こうに輝く太陽のように眩しい存在だったあの子も、今となっては感染病を患い行方知れずだ。これを録画している時点で、あれからもう一か月になる。
    あの子にボウガンの手ほどきをした時のことはよく覚えている。あの子の目に宿った活力は、林を吹き抜ける清らかな風よりもエネルギッシュで、どこか妻を思い起こさせたものだ。それなのに俺の娘ときたら――娘か……当時は、俺に二人も娘ができるなんて思ってもみなかったもんさ。そう、「アシッドドロップ」はまさに二人目の娘も同然で、その名の通りあめ玉のような子だった。あの子の親父は仕事でなかなか娘に会えなかったもんで、たまに娘に会いに来ると、いかつい図体でばつの悪さと愛おしさを目に浮かべるばかりだったよ。酒を飲むと奴は「どうすればいい父親になれるだろう」としきりにこぼしていたもんだ。そんなこと、俺が聞きたいくらいだってのによ。
    当時は俺たちの家族付き合いは、残り少ない人生を彩る光になるなんてめでたいことを考えちまってたもんだ。しかし、たった一夜でそれは一変してしまった。残ったのは、俺がかつて「没収」したあの子のスケボー二つだけさ。今も納屋に――ボリバルの軍刀の下にしまってあるよ。
    俺みたいな老いぼれ風情じゃ、あの時はただなりゆきを見ていることしかできなかったが、それからずっとなにかしてやれることはないかと考えてたんだ……それで今日になってやっと、重い腰を上げたというわけだ。ふっ、無力で優柔不断な俺らしいだろう?
    ……(沈黙)
    ビデオは二つある。もしあの子を見つけた奴がいたら、一つ送ってやれ。機会があれば特製オニオンリングの作り方を教えてやる。秘訣はチーズだ。
    ……(沈黙)
    徒党を組んで異分子を排除することにかけちゃ、奴らの右に出る奴はいねぇ。俺の勝算はあまりないだろうな。それにしても、こんな危険を冒そうとするなんて、父として娘には申し訳が立たないよ。だが、嬉しいことに……すべてを話したあと、娘は泣いて同意してくれたんだぜ。
    ……(沈黙)
    よう、嬢ちゃん。うちのはねっ返りもグッといい女になってるぜ。お前はどうだ?今どこにいるんだ?
    どこで何をしてようと、ちゃんと生きてるんだろう?
    マフィアのごろつきどもなんて、蒸気騎士の足下にも及ばない。巫王の塔から降り注ぐ炎と比べたら屁でもねぇ。
    ……(酒を注ぐ音)
    嬢ちゃん、覚えとけ。いいか――
    「一杯目は自由に、二杯目はオニオンリングに、そして三杯目は自分自身のために。」
    ――あるビデオテープより。かつてはある地方警察局にて厳重に保管されていたが、警察局盗難事件を機にロドスへと送られることとなった。送り主は「オニオンリング同盟」となっている。

基地スキル

  • B-girl
    事務室配置時、事務連絡速度+40%
  • Give me five
    配置宿舎内、自身以外のオペレーター1人の1時間ごとの体力回復量+0.35(同種の効果は高いほうのみ適応)。自身の1時間ごとの体力回復量+0.35