• Indigo
  • 深靛
  • 인디고

インディゴ

術師タイプ — 秘術師
敵に術ダメージを与える
攻撃の対象がいない場合はエネルギーをチャージして(最大3回)次の攻撃時に一斉発射する
  • II05
  • 遠距離
  • 火力
  • 牽制
/ 70
【コードネーム】インディゴ
【性別】女
【戦闘経験】なし
【出身地】イベリア
【誕生日】9月30日
【種族】フィディア
【身長】167cm
【鉱石病感染状況】
メディカルチェックの結果、非感染者に認定。
【物理強度】標準
【戦場機動】普通
【生理的耐性】優秀
【戦術立案】普通
【戦闘技術】普通
【アーツ適性】標準
イベリア出身の流浪術師。かつてはとある灯台の守り人見習いだった。遊歴の途中、外勤任務中のアズリウスとグラウコスの二人と知り合い、前者の紹介でロドスへと入職した。
造影検査の結果、臓器の輪郭は明瞭で異常陰影も認められない。循環器系源石顆粒検査においても、同じく鉱石病の兆候は認められない。以上の結果から、現時点では鉱石病未感染と判定。

【源石融合率】0%
鉱石病の兆候は見られない。

【血液中源石密度】0.12u/L
源石との接触は極めて少ない。旅の最中には多少の源石製品と接触したが、幸い防護措置……ではなく、運がよかったようだ。

めったに外出ない奴にだって、自分なりの健康維持の強みってものがあるわけだ。
――トゥイエ
【アーツ概要】
インディゴさんのアーツは少し特殊です。彼女の放つ光は見た目ほど単純なものではありません。彼女がアーツを放つ時の部屋の磁場を機械で記録したのですが、ノイズを取り除いてみると、一定周期の波形変換の組み合わせが見つかったのです。この波形はほとんどの生物の神経系統にある種の……作用、をもたらします。とても弱いもので、明確な干渉とは言い難いのですが、確かに存在しています。彼女の光が暖かいものだと、みんなが感じるのはそのためなのでしょう。
ご本人の同意があって、インディゴさんの持つアーツユニットの内部構造を詳しく研究させていただきました。現代で流行している、例えばリターニア産のものと比べてみると、インディゴさんのアーツユニットの中には伝導補助回線が組み込まれていないことが分かりました。えっと……実は機能しているのは一番上にあるパーツだけなのです。そのパーツ自体が、最大出力で模擬測定を行った結果、ヴィクトリアの大型工場レベルの施設にエネルギーを供給できるほどのものだと判明しました。そのようなものが、なぜインディゴさんのアーツユニットに取り付けられているのでしょうか?ソーンズさんに聞いてみたのですが……私の測定結果をご覧になってから、随分と思いつめた様子になってしまって、何かの意見を述べることはありませんでした。正直、ソーンズさんらしくないと思いました。
このアーツユニットの由来に関して、インディゴさんもあまり知らないとのことでした。ただ、故郷の灯台を離れる時、彼女の恩師が自ら手渡してくれたものだそうです。なので、私の研究も今のところここまでです……今後もっと情報を入手できたらいいなと思いますね。
――術師オペレーター・ミントの研究録音
二度……いえ、三度でした。アリアが私の毒を受けたのは、三度ですわ。
一度目は出会って間もない時です。その時は彼女を敵だと思ってましたの。毒を受けてから気を失うまで、ほかのフィディアの倍は時間がかかっていましたわ。目が覚めるのもかなり早かったのです。とっても面白いと思いませんこと?
あ、勘違いなさらないで。あの子で実験をするつもりはありませんわ。友達ですもの。私だってそのような人間ではないのよ。もちろん……あなたもそんなこと考えてはいけません。
二度目は……アリアは、少しおっちょこちょい子なので。髪の毛を私の薬剤棚に引っ掛けてしまって、取ろうとしているうちにうっかり瓶を倒して、こぼれた毒の霧を吸い込んでしまいましたの。そして今回……おそらく、ケーキの箱と培養基のうちの誤った方を選んだのではないかしら?
本人から聞いたお話ですが、遊歴していた時に色々あって、気がついたらバウンティハンターたちと一緒に案件を引き受けたこともあれば、闇市に入り浸ることもあったそうなの。その時毒理学に詳しい「友達」とも知り合ったらしいから、神経毒に対する異常な耐性は、中毒を繰り返しているうちに、体が慣らされてしまったからかもしれないわね。生物の適応力を見くびってはいけない――私たち毒理学者がいつも口にしている言葉よ。
さあ、ちょっとおしゃべりが過ぎましたわ。あの子もそろそろお目覚めかしら?回数を重ねるにつれて、目覚めるのが早くなっているんですもの。私はまだ用事がありますので、この新しいグローブ、代わりに渡していただけるかしら?
――ある日インディゴが中毒した後、アズリウスが医務室でワルファリンと交わした会話より
インディゴはイベリアのロックベイという町の出身である。
彼女の記憶では、あの灯台はいつもそこにあった。日中はいつも町の人々に開放されていたが、望んで訪れる者は少なかった。海に近すぎたのだ。大人たちは先祖から海の恐さを聞かされて育ち、子供たちにも同じように伝えてきた。インディゴの母も彼女に何度も言い聞かせていたが、彼女はまるであの不思議な建物に魅了されたように、暇さえあれば訪ねていた。
灯台の中でインディゴは彼女の恩師に出会った。年老いた、口数こそ少ないがユーモアに富んだリーベリだった。恩師は最初から喜んで師になってくれたわけではない。海辺の岩に張り付くのが好きで、しょっちゅうこっそり灯台に登ってくるインディゴのことを、いつも怒ったふりをして追い出していた。しかしやがて、老いたリーベリもほだされる日が来た。年を取った灯台守り人には後継者が必要だが、灯台に興味を持つ若者はほんのわずかだったのだ。それからの数年間、恩師は様々な知識をインディゴに教えた。灯台を整備する方法や、電力の代替となるアーツで灯台を灯す方法などを学んでいるうちに、インディゴは黄金時代の片鱗を垣間見えたような気がした。彼女はその遠く過ぎ去った景色に夢中だったが、両親や隣人、遊び仲間の誰もそんな彼女を理解してくれなかった。それから間をおかず、インディゴは灯台に住み込み、恩師と共に長い長い見守りに徹するようになった。
在りし日の記録の中で、インディゴは「光の守護者」という言葉を目にしたのだが、冗談で恩師をそう呼ぶと、老いたリーベリはしばし黙り込んでから、一文字一文字噛みしめるように彼女に言い聞かせた。自分たちは今、闇夜を守護していると言うべきだと。
灯台の中での日々は外よりずっと早く過ぎていった。とある嵐の夜が去ったあと、老いたリーベリはインディゴに灯台から出て行くように命じた。ロックベイを離れ、より多くの人を知り、より多くの出来事を経験しなければ、ここに戻って守り人の跡を継ぐ資格はないと告げられて、インディゴは旅を始めた。だが彼女自身も、この旅がいつまで続くのかは知らなかった。
一体何を見つければ帰還を許されるのだろうか?ロドスにやってきてようやく、この問いへの答えが見えてきた――灯台を昔のように灯す方法を見つけたいと、彼女はそう思うようになったのだ。
イベリア出身のオペレーターが増加するにつれ、我々のイベリア情勢への理解も深まってきた。
明確な指標の一つとして、難民の増加がある。難民の一部はイベリア内部で日増しに高まる抑圧と緊張から逃げ出そうとした者であり、その他は災害によって壊滅に追い込まれた故郷から逃れた者たちである。これらの海辺で発生した災害は、他地区でよく見られる天災と明らかな違いが見て取れた。我々は未だにイベリアの重要都市のいずれにも入ることができないが、辺境の近くにはすでに幾つかの事務所を設立している。我々の第一目標は変わらず付近地域の鉱石病の治療ではあるが、本地域に発生する他の異常状況についても、調査と注目を続けていく。

【権限記録】
あなたの要望に応じて、最近我々は少しばかり手がかりを入手し、同時にイベリア人の関係者にも接触した。結論から言えば――海にまつわる研究は表立っては禁忌とされることが暗黙の了解であるが、水面下では決して誰もが無関心というわけではない。インディゴの恩師を含めた一部の人々は、代々伝わる情報を元に、何らかの準備を行っている。もちろん、それについて我々が把握していることは多くないが、情報の入手経路は確保している。必要があれば、調査を進めることとする。
インディゴの意志は彼女のアーツユニットが放つ光と同じく、始めは小さく見えるかもしれないが、非常に安定したものだ。そして少しずつ、明らかに強くなっている。
天賦の才によってではなく、ある物事への執念によって強さが生まれるタイプの者がいる。インディゴはまさにそういった人物だ。たとえ最も深い闇の中であっても、彼女が一筋の光をもたらすことに疑いはない。
HP
1435
攻撃力
1216
防御力
117
術耐性
20
配置コスト
23
攻撃間隔
3 秒
ブロック数
1
再配置時間
70 秒

素質

  • 柔光のとばり
    攻撃時、18%の確率で攻撃対象を4秒間バインドする(バインド状態の敵を攻撃しない)

スキル

設定で詳細一覧を有効にして、詳細データが表示されます。
  • 導灯の守護者
    自動回復手動発動
    初期SP
    5
    必要SP
    15
    継続時間
    4 秒
    攻撃範囲変化、攻撃間隔を大幅に短縮し、通常攻撃時、敵に攻撃力の50%の術ダメージを与える
    attack@atk_scale
    0.5
    base_attack_time
    -0.8
  • 光と影の迷路
    自動回復手動発動
    初期SP
    20
    必要SP
    40
    継続時間
    20 秒
    通常攻撃の間隔を短縮し、素質の発動確率が3.0倍まで上昇、攻撃範囲内にいるバインド状態の敵に0.5秒ごとにインディゴの攻撃力の20%の術ダメージを与える
    base_attack_time
    0.6
    talent_scale
    3
    indigo_s_2[damage].atk_scale
    0.2
    indigo_s_2[damage].interval
    0.5

モジュール

  • ORIGINAL
    インディゴの記章
    インディゴはアーツエネルギーの制御に秀でている。
    外勤部門の決定に基づき
    外勤任務においては術師オペレーターとして区分し、秘術師の責務を担う。
    特別に本記章を授与し、
    その証明とする。
  • MSC-X
    杖のお手入れセット
    STAGEステータス強化説明
    1
    • 攻撃力 +45
    • 攻撃速度 +3
    秘術師の特性
    敵に術ダメージを与える
    攻撃の対象がいない場合はエネルギーをチャージして(最大4回)次の攻撃時に一斉発射する
    2
    • 攻撃力 +59
    • 攻撃速度 +4
    柔光のとばり
    攻撃時、23%の確率で攻撃対象を4秒間バインドする(バインド状態の敵を攻撃しない)
    3
    • 攻撃力 +70
    • 攻撃速度 +4
    柔光のとばり
    攻撃時、25%の確率で攻撃対象を4秒間バインドする(バインド状態の敵を攻撃しない)
    インディゴがロドスに来たばかりの頃、彼女のアーツユニットである杖を調査させてもらったことがある。
    しかし、先端の構造部が要であるということまでは明らかになったものの、それ以上の成果は得られなかった。
    その後の追加調査でも大きな成果は上がらなかったが、偶然通りがかった新入りのアイリーニとルーメンから貴重な意見を得ることができた。
    設備使用許可証の申請をするためにエンジニア部を訪れたという二人は、インディゴの杖を見るや、「イベリアの眼」で同じような物を見たと言ったのだ。
    「イベリアの眼」……それはイベリアの海沿いに点在する灯台である。
    かつて国家全体を照らす大規模な計画の一環として建てられたのだが、数十年前の大災害により放棄され、今や時代の遺物と成り果てている。
    インディゴの師はまさにそうした灯台の守り人であり、彼女が故郷を去る折りにこの杖を託してくれたらしい。

    「先端の構造部は、イベリアの灯台システムにおける制御装置の一種である」という結論に、恐らく間違いはないだろう。
    しかしインディゴ曰く、師は生涯ロックベイの灯台を守り続けており、いつか再び灯台に光が灯ることを望んでいたという。
    ならばなぜ、その鍵ともなり得る杖を彼女に託し、故郷を離れるよう命じることまでしたのだろうか。
    「先生はきっと、私が外で見識を深めて杖の秘密を解き明かし、その力を取り戻せるようにとお考えになったのだと思います。……先生らしいお心遣いです。」とインディゴは語った。
    それに対してアイリーニは、「そうしたエーギルの遺物がなければ、灯台に光を灯すことはできないのかしら?イベリアの存続は、今度こそイベリア人自身の力で成されるべきだと思うけど。」と言葉を返した。
    インディゴとアイリーニ、二人の相反する考え方には、イベリア人が持つ二通りの未来への展望が見受けられ、参考に値するものだった。

    しかし二人がその場を離れると、一人残ったルーメンは彼女らとまったく別の――より「世俗的な」推測を述べた。
    それは要約すると、年寄りが孫娘を大都市へと送り出すにあたって、家で唯一価値のある家宝を荷物に詰め込んでやり、彼女がこんな寂れたところへ二度と戻らずに済むように、と願うようなものではないか……という考えだった。
    何しろ、たとえ将来孫娘が戻ってきたとしても、自分はもうそこにはいないのだから、と。
    そして、ルーメンはこう付け加えた。
    「ご年配の方というのは、常々そういうものなんです。本人には知らせないまま、子供のために何もかも用意してあげたがるんですよ。」
    ともあれ、ひとりの老人がどのような意図でインディゴに杖を託したのかを、これ以上追及する必要はないだろう。
    アーツユニットの出処さえ明らかになれば、彼女に関する調査は完了となる。
    その上、彼女がすでにこれほどロドスから歓迎されている以上、調査結果がどうあれ、今後のことに影響を及ぼす可能性は極めて低いのだ。
    しかし、アーツユニットの出処を知った彼女は、一瞬だけ呆けたような表情を見せていた。
    あの刹那、彼女が一体何を考え、何を決意したのか――我々には知る由もない。

基地スキル

  • 毒使いの友
    配置宿舎内、オペレーター1人の1時間ごとの体力回復量+0.55(同種の効果は高いほうのみ適応)。対象がアズリウスの場合、更に+0.45
  • 光力発電・α
    発電所配置時、ドローンの回復速度+10%
    灯台供給モジュール
    発電所配置時、ドローンの回復速度+15%