• Vulcan
  • 火神
  • 벌컨

ヴァルカン

重装タイプ — 破壊者
味方からの治療効果を受けない
  • MN02
  • 近距離
  • 生存
  • 防御
  • 火力
/ 80
【コードネーム】ヴァルカン
【性別】女
【戦闘経験】二年
【出身地】ミノス
【誕生日】4月30日
【種族】フォルテ
【身長】170cm
【鉱石病感染状況】
体表に源石結晶の分布を確認。メディカルチェックの結果、感染者に認定。
【物理強度】優秀
【戦場機動】標準
【生理的耐性】優秀
【戦術立案】標準
【戦闘技術】標準
【アーツ適性】標準
ミノス出身の鍛冶職人。鉱石病に感染後、治療を求めてロドスにやって来たが、話し合いの結果、ロドスの一員となった。
平日は主に他のオペレーターの武器の整備と製造を担当しており、必要な時には自ら出動する。
造影検査の結果、臓器の輪郭は不明瞭で異常陰影も認められる。循環器系源石顆粒検査の結果においても、同じく鉱石病の兆候が認められる。以上の結果から、鉱石病感染者と判定。

【源石融合率】18%
感染レベルは比較的高く、顔面及び頸部に鉱石病の侵蝕の痕跡あり。

【血液中源石密度】0.38u/L
感染は中期段階だが、差し当たって本人への影響を判別する方法はない。
クールな性格の女性鍛冶職人。
武器以外の話題には一切興味がない。武器に関する話題でも、特別饒舌になるわけでもなく、会話する意欲を見せる程度。
ロドスから与えられた専属鍛冶場を自室にしており、任務に出る以外はほとんど部屋から離れようとしない。
戦場ではヴァルカンは特別な存在だ。彼女は頼りにしている装備品と強靭な義肢を使って戦うことに慣れている。しかしその戦闘スタイルは装備品によってはかなりダメージを受けるため、常に装備の整備と修復が必要。戦火で装備がダメージを受けるのはよくあることで、彼女もそれに備えて戦場での迅速な修復をマスターしている。装備の状態を良好に維持することが、彼女が戦い続けられるかどうかの重要な点になっている。
彼女に比べて大半の医療オペレーターは、鍛冶に関する知識が皆無だ。
ヴァルカンの言う通り、時代遅れの人は淘汰される。
近代になってから、鍛冶職人という職業は火を熾した炉の近くで汗水を流すという印象を脱し、発達した工業機械を活用して効率的に武器を製造するようになっている。
ヴァルカンの鍛冶場では最先端の機器がたくさんあり、定期的にラインナップが更新されている。ロドスの基地の中では比較的辺鄙な一角で、オペレーター全員の武器整備作業を一手に引き受けている。
ヴァルカンの鍛冶場で最も目を引くものは最先端の設備ではなく、その巨大な鍛冶台と加熱炉だ。これは彼女が口にする「時代遅れ」の設備だ。
ヴァルカンは、昔の鍛冶職人たちがしていたように、毎日鍛冶台で火を熾し、鉄のインゴットを取り出し、しばらくの間打ち続ける。
当然、武器の製作と整備はこの行為とは関係ない。彼女は何かの儀式かのようにこのようなことをするが、そこに含まれる意味を説明しようとはしない。
おそらく彼女にとって、時代遅れの人は淘汰されるべきものだが、完全に伝統を捨ててしまう人は鍛冶職人と呼ばれる資格がないと考えているのかもしれない。
HP
4088
攻撃力
870
防御力
585
術耐性
10
配置コスト
35
攻撃間隔
1.6 秒
ブロック数
3
再配置時間
70 秒

素質

  • 自癒自衛
    スキル発動中、1秒ごとにHPが最大値の4%回復、25%の確率で近距離物理攻撃を回避

スキル

設定で詳細一覧を有効にして、詳細データが表示されます。
  • 鉄壁の構え
    自動回復手動発動
    初期SP
    40
    必要SP
    50
    継続時間
    30 秒
    ブロック数+1、防御力+120%、素質の効果の上、HPが1秒ごとに更に最大値の5%回復
    def
    1.2
    block_cnt
    1
    hp_recovery_per_sec_by_max_hp_ratio
    0.05
  • 猛攻の構え
    自動回復手動発動
    初期SP
    40
    必要SP
    50
    継続時間
    30 秒
    ブロック数-1、通常攻撃の間隔をわずかに延長し、攻撃力+150%、攻撃する度HPが最大値の10%回復、ブロック中の敵全員を同時に攻撃
    atk
    1.5
    base_attack_time
    0.4
    hp_ratio
    0.1
    block_cnt
    -1

モジュール

  • ORIGINAL
    ヴァルカンの記章
    ヴァルカンは一人で防衛線を守ることができる。
    外勤部門の決定に基づき
    外勤任務においては重装オペレーターとして区分し、破壊者の責務を担う。
    特別に本記章を授与し、
    その証明とする。
  • UNY-X
    椎鍛者
    STAGEステータス強化説明
    1
    • HP +210
    • 防御力 +35
    破壊者の特性
    味方からの治療効果を受けない
    自身がブロックしている敵からの被ダメージ-15%
    2
    • HP +300
    • 防御力 +53
    自癒自衛
    スキル発動時、HPが最大値の30%回復する。スキル発動中は1秒ごとにHPが最大値の4%回復し、25%の確率で近距離物理攻撃を回避
    3
    • HP +385
    • 防御力 +68
    自癒自衛
    スキル発動時、HPが最大値の60%回復する。スキル発動中は1秒ごとにHPが最大値の4%回復し、25%の確率で近距離物理攻撃を回避
    「想像してみたまえ。起点もなくば終点もなく、虚無にあらずされど虚無と共にあり、時間にあらずされど時間の友であるものを。」
    早朝、ヴァルカンは火ばさみを手に取り、炉から真っ赤に焼かれた鉄塊を取り出し「椎鍛者」の上に置いた。その時の彼女はふと、以前ラケダイモンの祭司が口にした言葉を思い出していた。
    「それは滅びだ。避けようのない滅亡だよ。」
    ヴァルカンは軽く手首を回すと、道具をハンマーに持ち替えて鍛造を始めた。
    ――昔、まだミノスに住んでいた頃の彼女は、暇を持て余した時にはしばしば歴代の英雄を祭る宮殿へ足を運んで、友人たちと時間を潰したものだった。そんな時、彼女は滅多に口を開かず、大抵の場合他人の講演や弁論に耳を傾けていた。
    「ゆえにこそ、我らは永遠を追い求める。狂ったように土を掘り起こしては、その中からわずかでも文字の刻まれた遺跡が見つかることを望み、いざ見つかればそれをある種の永遠の断片として崇拝する。というのは、『永遠』という概念が実際に存在すると知るだけでも、我らのようないずれ死にゆく者たちにとっては十分な慰めとなるからだ。」
    ヴァルカンは、当時宮殿で見た、彫刻の前に並ぶロウソクを思い出した。巡礼者たちの手で供え物として先祖に向けて捧げられたそれは、火が灯されてからしばらくは静かに燃え、その場の人々と同じく祭司の言葉に胸打たれたかのように沈黙していたものだった。しかし、次第にロウが溶け、小さくなっていくほどに、その火は踊り狂い始めるのだ。まるでその場で沈黙していた人々の思考のように。

    ――彼女は、火ばさみである程度形を整えた鉄塊を水へと入れた。するとじゅわっという大きな音が一瞬だけして、すぐに静かになっていく。それから、ヴァルカンは再び鉄塊を炉に入れて、同じ動作を繰り返した。
    ミノスの人々がこうした大きな命題に執着する理由を、彼女は深く理解していた。
    それは、ミノスがあまりに古く、そしてあまりに新しいからだ。その歴史は不滅に近いものでありながら、一度は滅びかけていた。
    だが、彼女自身はそうした永遠への崇拝や滅びへの恐怖に関心などなく、さらに言えば、そんなものはサルゴンとミノスの文化が融合して生まれた寄る辺なき空想でしかないとすら思っていた。

    やがて、彼女は完成した作品を鉄床の上に置いた。この質素な鉄のインゴット作りは、ミノスの鍛冶職人が何代にもわたって受け継いできた日課である。こうして出来たインゴットは、将来的に別の形に変じるか、あるいは再び溶かされ何かしらの装備の壊れた「脊椎」の代わりとして使われることだろう。
    その後、ヴァルカンは炉を閉じて、ついでに焼いたはちみつクッキーを取り出した。
    「私は目の前のことにだけ集中するさ。」と、彼女は自らに向けてそう言った。

基地スキル

  • 職人魂α
    製造所配置時、製造効率-5%、保管上限+16、1時間ごとの体力消費量-0.15
    職人魂β
    製造所配置時、製造効率-5%、保管上限+19、1時間ごとの体力消費量-0.25