• Akkord
  • 协律
  • 아코르트

アコルト

術師タイプ — 爆撃術師
直線上の敵に範囲術ダメージを与える
  • LN22
  • 遠距離
  • 範囲攻撃
  • 火力
/ 70
【コードネーム】アコルト
【性別】女
【戦闘経験】なし
【出身地】リターニア
【誕生日】8月11日
【種族】キャプリニー
【身長】165cm
【鉱石病感染状況】
メディカルチェックの結果、感染者に認定。
【物理強度】普通
【戦場機動】普通
【生理的耐性】普通
【戦術立案】普通
【戦闘技術】普通
【アーツ適性】標準
リターニアの辺鄙な町からやってきた調律師、アコルト。本名はトニア・クラング。かつて雪嵐によって音場コアがオーバーロードした事故の影響で、不運にも鉱石病に感染してしまった。後に紹介を通してロドスにやってきて以降、治療を受けると同時にロドスの音楽環境をできる範囲でサポートし、術師オペレーターとして戦闘の補助も行っている。
造影検査の結果、臓器の輪郭は不明瞭で異常陰影も認められる。循環器系源石顆粒検査の結果においても、同じく鉱石病の兆候が認められる。以上の結果から、鉱石病感染者と判定。

【源石融合率】3%
体表に少量の源石結晶分布が見られる。

【血液中源石密度】0.22u/L
鉱石病を長く患っているうえ、仕事の性質上源石素材の部品に触れることも多い。しかし本人は防護措置にかなり気を遣い、治療に対しても進んで受け入れているため、現時点で病状は安定しており、悪化の予兆は見られない。
アコルトは普段の仕事や巡回メンテナンスをする時、個人的な習慣から「聴診」を行うようにしている。彼女曰く、これは対象個体を覆う音場の「固有の周波数」を捉えるための行為であり、彼女は周波数それぞれに対応する記号を作って「タグ」とし、それを私物のノートにまとめているという。
この行為と調律の仕事との直接的な関係はまだ不明だが、いくつかの町の設備メンテナンス記録を調べたところ、次のような行動が確認された――ある個体の「タグ」の変化を察知すると、アコルトは自ら対象の存在する区画へと赴いて、音響設備を調整したり、その環境に追加の巡回メンテナンスを行ったりしているようだ。
彼女の聴覚能力の特殊性について、医療部は懐疑的な見解を持っている。評価を行った者の説明によると、彼女の能力は一般的に言われる絶対音感ではなく、個人の知覚と経験に大きく依存した、繊細な判断能力だと考えるほうが適切だという。
強調すべきは、アコルトが「タグ」と対象個体の身分との具体的な対応関係を一切公開していないことだ。もっとも、彼女のノートに他人が解読する価値のあるような情報は書かれていないと思われるが。
評価を総合すると、上記のような個人的習慣は、現段階で明確な危険性があるわけではない。しかし、該当オペレーターが特殊任務においてその能力を使用する方式と意図については、継続的に観察をする必要がある。
この町の駅は、夕方になると決まって騒がしくなる。坑夫たちは仕事終わりに大声で談笑し、子供たちは追いかけっこをしながら線路を渡り、鍛冶屋の炉の火が遠くで轟音を立てる。トニアは古びた音場調律器を押しながら、ゆっくりと人混みを歩いていた。調律器は重く、今にも壊れそうに歯車がガタガタと音を立てている。広場のスピーカーが、経年変化でまるで砂の中をのたうち回る者のように歪んだ放送音を流しているため、トニアは調整に向かうところだった。
町の人々は、彼女に対して好意も敵意も持っていない。トニアは町の人々が言うところの「本物の労働者ではない」人間だ。彼らはいつも、町の設備に異変が生じたなら、なんらかのアーツでパッと直してしまえばいい、と考えている。実際、たいていはアーツで十分に解決できてしまうため、彼らがトニアを訪ねることは滅多にない。
「あの子は感染者になったってのに、アーツの腕前は上がってないみたいだな?」
「学校に通ってた頃も、どの科目も平凡な成績だったそうよ。はあ、親のクラングさんは少なくともピアノが上手だったし、せめてそれだけでも遺伝したらよかったのにね。」
「これだと無駄に感染しただけじゃ――」
「しーっ、そんなこと言わないの……」
町では時々そんな声も上がるが、トニアはいつも聞こえないふりをしている。彼女はただ調律器の探知針をスピーカーの台座に差し込み、つまみを調整しながら「ザザザ」と返ってくる音を聞いて、雑音を最低限に抑えるよう調整する。風の音、炉に燃え盛る炎の音、遠くの足音……どれも彼女の手によって、少しずつ放送の波形と調和されていく。そうしてふたたび鳴り響いた放送は、耳障りな音が薄れて優しい音になっていた。
広場でこのささやかな変化に気づいた者はほとんどいない。周囲の環境音がどこか耳障りのないものになったと気づいたのは、近くにいた坑夫数名だけだった。彼らは頷きつつも、それが当たり前のことだと言わんばかりに、トニアには話しかけなかった。そしてトニアは調律器を片づけ、押しながらその場を立ち去った。自分は学者でも鍛冶師でもなければ、集会所にネームプレートが高く掲げられている人たちのように、サインや格言を残せるような仕事をしているわけでもないと彼女は理解している。たとえこのような辺鄙な町の、どこまでも平凡な工房でも、人々が話すことは決まって「より強い者は誰か、後世に名を残しうる者は誰か」ばかりなのだ。一方のトニアにとって、雑音というものに「強弱」の差は存在しない。最も弱いビブラートの音ですら、彼女の耳には届くのだから。
学校の掲示板に張られたリスト、あの雪が降っていた夜の音場事故……そういった出来事を経て、トニアは慣れ親しんでいた社会や体系から少しずつ弾き出されているように感じた。自分の身に起きたこれらの出来事にはもう慣れたと思う時もあれば、慣れていないからと言ったところで仕方ないのでは、と思う時もある。それでも彼女は、広場の音場がふたたび調和を取り戻したことに喜びを覚えた。久しぶりに、何羽かの羽獣が駅の窓に止まっていた。
「壁画の音楽アーツをどう入れ換えたらもっとうまく羽獣のさえずりと共振できるか、帰ったら考えてみよう……うーん、明日来た時は、それを踏まえて系統立った調整をしてみようかな。」
帰り道、トニアは調律器を押しながら、そんなことを考えていた。
「これって……音楽理論ですか?それとも演奏指示か何かですか?」
そう聞かれて、アコルトはようやく持ち歩いている古いノートを落としたことに気がついた。質問したオペレーターはどこか憧れるような表情で拾ったノートを読んでいる。ノートのカバーは長年の摩擦でつやが出ており、ページの端も頻繁な使用で少し捲れていた。アコルトは急に少しの恥ずかしさを覚え、ノートを返してほしいと言い出せず、相手の質問にどう答えるべきかも戸惑っていた。
「風が石塔の傷跡を撫でる時、本来の音程とは違う音を立てることがある。それらの音を消さなければ、石塔のひびに沿って町全体に響き渡ってしまうかもしれない。」
「銅管の接続部を流れる音楽は、夜中だと冷えて縮んでしまうかもしれない。そういう時は、木製のエコーをかけると、いくらか鋭さを中和できる。」
「雨の多い時期の古い鐘楼は、雨粒とリズムがぶつかり合って音場を乱してしまうかもしれない。メンテナンス回数を増やすか、質感の違う節目を入れて雨音を中和させるといいかもしれない……」
深夜の資料室は、いくつかの壁掛けランプだけが灯り、ノートを照らしていた。隣のオペレーターは興味津々な様子で、真剣にノートの項目を読み上げている。音楽理論の専門用語で溢れているわけでも、精密な数式があるわけでもない。どちらかというと、アーツと日常の経験を結びつけたような内容だ。それは技術の使用方針のようにも、さっと記録した秘訣のようにも見えた。
「調律方法をいくつか書き留めただけだよ、大したものじゃない。」アコルトは服の裾をきゅっと握りしめ、そう答えた。
「でも、どれも実際に使える方法なんですよね?教材としてもすごくわかりやすいですし……って、ごめんなさい。私も音楽について詳しいわけじゃないんですが、アコルトさんはいつも音楽アーツを一番正しい所に置けますし、旋律同士でケンカになったりもしませんし……」
教材?それ以降の話は、あまりアコルトの耳に入ってこなかった。思えば、リターニアでは誰もこのような「教材」など必要としていなかった。このノートの内容はそれほど特別なアーツでもなければ、音楽関係の創作と見なされることもない。しかしこの艦船の明かりの下では、黙々と読んでもらえているだけでなく、本物の知識としてすら扱われている。
アコルトはツヴィリングトゥルムの夜に、名もなき調律師たちがどのようにして街角で協力し合い、都市の音場の調和を取り戻したのかを思い出した。そして、今の彼女は故郷から遠く離れた巨大な物体の上にいる。そうして思いを馳せるうちに、彼女はふと気がついた。これまで誰も気にしないだろうと思っていたいくつもの経験が、他の調律師の孤独を和らげるくらいの役には立つかもしれないと。
「私もノートに書いてある通りに、部屋の音響機器を自分で調律してみていいかな?」
隣から聞こえた声に、都市の楽章からロドスの資料室へと呼び戻されて、アコルトは少しはにかんでうなずいた。これまで誰も気にしないだろうと思っていたいくつもの経験が、いつか調律師たちの手元以外にも行き届くのかもしれない。
【音声記録】
「……うん。三つ数えるから、一緒に歌い始めてね。」
「いち、に、さん――」
「……」
「ちょっと、いま思いっきり音外したの誰?」
「僕じゃ……ううん、僕かも?ごめん、緊張すると元の音程を忘れちゃうんだ。」
「あはは、もう耳塞いじゃいたいくらいだったよ。」
「笑うなって、なんならそっちのほうが変だったじゃないか。こっちはお前につられて外しちゃったんだよ!」
「はいはい、ケンカしないで。でも確かに、さっきの歌はうまくハモれてなかったね。」
「アコルト先生、僕たちの音痴は……」
「そうじゃなくて、みんないつも迷いながら歌ってるって言ってるの。音程を外しちゃうって、考え方を変えてみれば、正しい位置を探してるってことになるでしょ?上に行く人もいれば、下に行く人もいる。こっちにいる人もいれば、あっちにいる人もいる。でも、そのほうが音楽の幅は広がるんじゃない?」
「でもお客さんから、鳴きわめいてる羽獣みたいだって思われたりしない?」
「羽獣の群れって、飛んでる時はいつも綺麗に揃ってるように見えるよね。でも羽獣たちも、きっと鳴く時には誰がどう歌うかって話し合ったりしてないし、他の羽獣たちにどう歌ってほしいかなんて気にしたりもしてないと思うよ。たぶん、みんな歌いたいように歌ってるだけ。」
「それとこれって、一緒にしちゃっていいの?」
「もちろん。」
「……」
「じゃあアコルト先生、わたしたちはどう歌えばいい?もう一時間もしたらこの船のみんなの前で歌わなきゃいけないんだ。」
「歌えるところだけ歌えばいいよ。わたしの仕事は、まだ正しい位置を見つけていない音をきっちり並べて、お互いの足を踏まないようにすることだから。」
「それって……ズルみたいじゃない?」
「そんなことないよ。ただあちこちに散らばった音を連れ戻して、肩を並べて歩けるようにするだけ。あなたの高音はとても綺麗だけど、いつもびくびくしてるせいで、しっかり声を響かせて歌えてない。あなたのほうは低音がとってもしっかりしていて、硬い石みたいに下から支えてくれてる。心配しなくていいよ、しっかり受け止めるからね。それとあなた、音色がすごく綺麗だし、歌詞も自分で心を込めて書いたんでしょ。自分の伝えたいことをそのまま歌ったらいいよ。」
「アコルト先生、それって本当に僕たちのことなの……?まるで……みんなが役に立てるみたい。」
「『役に立てる』じゃなくて『元からそこにいるはず』だよ。みんなで歌を書いた時も、全員楽しそうにしてたでしょ?歌が大好きだからこそここに立ってるんだし、好きなように歌うといいよ。それにこの曲は、みんなで一緒に歌うためにって、ツェルニー先生が特別に書いてくれたものでしょ。」
「もし最後までダメなままだったら?」
「それならもっと大声で、みんなが無視できないくらいひどい歌いかたをしちゃえばいいよ。まあ、また合唱イベントを申請する時は、わたしと一緒にお願いしなきゃいけなくなるかもしれないけど……」
「えへへ……うん、わかった。じゃあもう一回やってみよっか?」
「やってみて。みんなは思いっきり歌ってくれたらいいから、あとはわたしに任せて。」
進学のために実家を離れた数年間、トニアが授業中の「創作発表」に進んで参加することは滅多になかった。彼女のノートは不思議な記号や矢印、重なった波形の図で埋め尽くされているが、まとまった旋律がほとんど入っていない。他の人が琴線や歌声で音楽アーツを構築している間、トニアは小さな録音機を携えて、街角、市場、古びた工房と歩き回り、小さくともリアルな音を集めることに打ち込んでいた――鉄を打つ音や、雪降る夜、屋根の下に吹く風の低くうなるような音、そして遠くでトラムが火花を散らしてブレーキをかける摩擦音といったものだ。彼女はそれらの音を限りなく細かい振動に分解し、アーツでその質感や温度の再現を試みる。しかしほとんどの学友や教師から見れば、それは「創作」ではなくただの「記録」であり、魂のこもっていないつぎはぎでしかない。それでもトニアは一度も弁明することなく、発表が終わるたびに黙々と自分の装置を片付け、うつむいたまま教壇を降り、まばらな拍手音と無言の疑いの間を通り抜けていくのだった。
それから何年も過ぎた今、トニアは依頼を受けてロドスの作業場で音響機器を調律している。まず音叉で軽く叩き、その音がどのように内部に重なった層を通じて返ってくるのかと耳を澄ます。すると隣の測定装置がチカチカ光り始め、スクリーンには曲線が揺れ始めた。その形は、彼女が幼い頃ノートに描いた波形と似ていた。
トニアはその曲線をしばらく見つめ、指先をつまみに添えたまま、ある種の馴染みある感触を捉えようとしていた――それは旋律でも、リズムでもなく、「この声はわたしのものだ」と確信できるような位置だった。機器が低くうなるような音を出し始めると、トニアはふたたび俯いてその音を録音機に収める。そうして集めた音で最終的にどんなものが作り上げられるのか、トニア自身にもわかっていないが、今この瞬間の彼女は、急いでその答えを出そうとは考えていない。
HP
1528
攻撃力
740
防御力
110
術耐性
20
配置コスト
32
攻撃間隔
2.9 秒
ブロック数
1
再配置時間
70 秒

素質

  • 律動の共鳴
    攻撃範囲内に自身以外のオペレーターが1名以上配置されている場合、攻撃力+15%

スキル

設定で詳細一覧を有効にして、詳細データが表示されます。
  • 裏拍の強音
    自動回復自動発動
    必要SP
    8
    次の通常攻撃時、攻撃力の200%の術ダメージを与える
    2回チャージ可能
    atk_scale
    2
  • 共震の調律
    自動回復手動発動
    初期SP
    32
    必要SP
    48
    継続時間
    32 秒
    攻撃力+60%、攻撃時、攻撃範囲内のオペレーターの位置にソニックブームを発生させ、攻撃力の+25%の範囲術ダメージを与える
    atk
    0.6
    attack@aoe_atk_scale
    0.25
    attack@range_radius
    0.9

モジュール

  • ORIGINAL
    アコルトの記章
    アコルトは一方向に向けた超遠距離の術攻撃に秀でている。
    外勤部門の決定に基づき、
    外勤任務においては術師オペレーターとして区分し、爆撃術師の責務を担う。
    特別に本記章を授与し、
    その証明とする。
  • BLA-X
    移動式オルゴール
    STAGEステータス強化説明
    1
    • HP +145
    • 攻撃力 +40
    爆撃術師の特性
    直線上の敵に範囲術ダメージを与える
    攻撃時、攻撃対象との距離が離れるほど与ダメージが上昇する(最大110%まで上昇)
    2
    • HP +160
    • 攻撃力 +45
    律動の共鳴
    攻撃範囲内に自身以外のオペレーターが1名以上配置されている場合、攻撃力+17%
    3
    • HP +175
    • 攻撃力 +50
    律動の共鳴
    攻撃範囲内に自身以外のオペレーターが1名以上配置されている場合、攻撃力+20%
    夕暮れどき、リターニア北部辺境の牧場を青みがかった薄い霧が覆い、そよ風が芝生に散った白い花びらをひらひらと泳がせる。
    トニアは町の薬師の代わりに花を摘み、リラックス効果のある音楽アーツを花びらに込めていた。とても簡単なアーツで、花脈に沿って細やかな符号を刻むことで、風で揺れるとのどかな旋律が響くようになる。彼女はアーツを刻み終わると、しゃがみ込んで花を一本ずつ籠に入れていった。
    同じころ、年老いた駄獣が牧場の柵付近を散歩していた。駄獣は籠に近づいて香りを嗅ぐと、アーツが刻まれた花を一本丸呑みしてしまった。トニアが手を伸ばして阻止するよりも前に、音符がいくつか駄獣の喉からこぼれる。駄獣が何歩か歩いたところ、音が自分の体内から響いたものだと気がついたようで、耳を傾けつつ絶えず鳴き声を上げて、自分の発した奇妙な旋律と呼応しようとする。その動きに合わせて音符が震え、呼吸に沿って旋律となり、緩やかな歩みとともに夕暮れの牧場を移動していった。
    駄獣が近づいてくると、ほどなくして牧獣たちは顔を上げた。落ち着きのなかった動物たちはそろってリラックスし、駄獣の周囲に集まっていく。しかし動物たちの目からは、先導者についていこうという意思ではなく、長らく浸っていなかった雰囲気――風雪が訪れる前の静けさや、雪解けの小川で氷がぶつかり合う音、午後の日差しが注ぐ牧草地で、涼しくもどこかあたたかいそよ風が体を撫でる感触といったものに浸ろうという気持ちが感じられる。群れとなった動物たちを散らそうと割り込んだ牧場の主も、不思議な静けさを感じて思わず足を止めてしまった。風の音、蹄の音、遠くの羽獣のさえずり……全てが緩やかな旋律に撫でられ、柔らかくなったようだった。
    トニアは牧場のすぐ隣に立っていた。早く花を持ち帰り、薬師に渡して依頼を完遂させたいはずだった。しかし彼女はいま、夕暮れの中で拙くもゆっくりと音楽を奏でる年老いた駄獣を眺めている。華麗な起承転結もなく、ただ孤独に零れ落ちるはずだった音と音とがここで巡り合い、あるいは偶然の再会をして、この地の言葉を形作っていく。
    花が奏でる旋律は、本来は風の中で一時的にとどまることしかできない。しかし今日の音符は、駄獣の体の中で新たな旅路を見つけたのだろう。やがて夜の帳が降りると、旋律は柔らかく、より味わい深くなった。そこでようやく、トニアはこの偶然の一曲を収録し忘れたことに気がついた。しかし考えてみれば、花びらに刻んだアーツが駄獣の体内で消えてしまったとしても、一度奏でた旋律は消えることなく動物たちの群れの記憶に残るはずだ。一粒の種が、風の流れや雪の沈黙、そして叢の呼吸に隠れるように。

基地スキル

  • はやる乱奏
    発電所配置時、ドローンの回復速度+10%
    はやる乱奏
    発電所配置時、ドローンの回復速度+15%
  • とけあう追奏
    宿舎休養時、自身の1時間ごとの体力回復量+0.7。配置宿舎内、他のオペレーター1人につき、自身の1時間ごとの体力回復量が追加で+0.05