• Harmonie
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  • 아르모니

ハーモニー

術師タイプ — 秘術師
敵に術ダメージを与える
攻撃の対象がいない場合はエネルギーをチャージして(最大3回)次の攻撃時に一斉発射する
  • DB03
  • 遠距離
  • 火力
/ 80
【コードネーム】ハーモニー
【性別】女
【戦闘経験】九年
【出身地】ヴィクトリア
【誕生日】5月13日
【種族】フェリーン
【身長】160cm
【鉱石病感染状況】
メディカルチェックの結果、非感染者に認定。
【物理強度】標準
【戦場機動】普通
【生理的耐性】標準
【戦術立案】優秀
【戦闘技術】標準
【アーツ適性】優秀
ハーモニーはヴィクトリア軍の元諜報員であり、現在はダブリン勢力の高級将校である。ウェリントン公爵の外交使者としてロドスに駐在し、ロドスのヴィクトリア境内における一部事務への協力を行っている。
造影検査の結果、臓器の輪郭は明瞭で異常陰影も認められない。循環器系源石顆粒検査においても、同じく鉱石病の兆候は認められない。以上の結果から、現時点では鉱石病未感染と判定。

【源石融合率】0%
鉱石病の兆候は見られない。

【血液中源石密度】0.12u/L
日常生活の中で、源石や感染者との接触は極めて少ない。
安全面への考慮から、我々はハーモニーが所持するアーツユニットに検査を実施した。今のところ、余計な撮影機能や発信機能が備えられていないことは断定できる。また、テスト中、彼女がそのアーツユニットを用いて水の波のようなアーツを展開し、人を呼吸困難の錯覚に陥れるような効果を我々は実際に体験した。これほど優秀な術師である以上、使用するアーツユニットはきっと他よりも精密なものだと思っていたのだが、なんと通常のヴィクトリア軍用制式装備の基準さえ満たしていなかった。加えて記録を見る限り、ハーモニーはほとんど訓練場に姿を現さないらしい。諜報員として、彼女はきっとリアルの戦場に踏み込むのではなく、言葉を介して他人と力を競い合い、舞台裏で暗躍することを好んでいるのだろう。
だが、ハーモニーが何度か参加した外勤任務で、彼女と隊を組んだメンバーはよく報告書の中で、彼女のことを「厳しく、容赦がない」、「決断力がすごい」と形容していた。また彼女に助けられた者は、どこか自身が過ちを犯した気がするが、それについてハーモニーは何も言わず、ただ落ち着いて命令を実行し、任務を遂行するだけだったとも語っていた。
もちろん、ハーモニー本人による報告書は彼女の普段の態度同様、いい加減なものだった。
ヴィクトリアに踏み入れる前から、ロドスは複雑な情勢に巻き込まれることに対しての備えをしていた。また、ロンディニウムでの我々の行動が一部勢力の注意を引いてしまうことも避けられないだろうと認識していた。それでも、ハーモニーが公爵の使者としてロドス本艦にやってきた時、事情を知るほとんどの者の間で緊張が走った。
高慢な公爵たちからすれば、直接暴力でロドスの行動を阻止するのではなく、明確に通達したうえで使者を派遣してロドスへの観察を行うこと自体が、すでに友好の証しである。何よりハーモニーが人事部に資料を提出する際、自ら進んで長年にわたって諜報を務めていた経歴を認め、ロドスへいくつかの機密資料を提供した。さらには、意図的か無意識か、自身がやむなくここへ逃げるに至ったという情報をも吐露した。彼女が誠実な態度でロドスの信頼を得ようとしていることは明らかだ。だが、その動機は何なのだろうか?本人の意志か、それとも背後にいる勢力の意向なのか?
以降、我々はハーモニーのバックグラウンドや彼女が関わった事件について調査を行った。そこで判明した情報によれば、ハーモニーは長期間にわたってヴィクトリア軍の諜報員として活動していたが、後にダブリンの元となる組織と接触する中で二重スパイとなり、互いに敵視し合う双方の間で周旋することを選んだ。先日の行動の中で、彼女は身分が割れてしまい軍から秘密裏に追われることになってしまったので、避難先を探さざるを得なくなったのである。
ハーモニー自身の身分や経歴、そして背後にいる公爵に関わる政治的なリスクを総合的に考えた結果、ロドスは本艦滞在中のハーモニーの活動に対して、厳しい制限を課すことを提示した。ハーモニー本人は、我々の要求をすんなりと受け入れ、さらにはデリケートな事務以外ではロドスに協力するという契約を結んだ。

公爵の使者が一人ロドスに駐在することが、ロドスにどれほどの危険をもたらすかを、もう予想もしたくないよ。ヴィクトリアの勢力は複雑に入り乱れているんだ。調査しているうちに、オペレーターたちのバックグラウンドに関係した潜在的なリスクが出てくるわ出てくるわ……みんなもうこんな状況にすっかり慣れてしまっているみたいだ。
――匿名希望の人事部オペレーター

ハーモニーは確かに、自分が失敗した後にダブリン内部で冷遇や排斥された経験を話しました。ですが一つ気を付けなければいけません。軍門に下るフリをするスパイは、このような手法をよく使います。ですから、彼女に対しては慎重な対処を続けるつもりです。
手ごわい、ですか?確かに、嘘か真かわからない弁舌は少し手ごわいかもしれません。ですが、すでに彼女の底は知れました。彼女の息の根を止めることができるほどの情報を、今の我々は握っています。ハーモニーほどの聡明な人間ならば、きちんと我々に協力してくれますよ。
――■■■
資料審査と入職試験が終わると、ハーモニーが自身の身分に言及することはなくなった。ヴィクトリアの公爵の使者として振る舞うこともなければ、ダブリンやヴィクトリア軍との関係も微塵も表に出さない。ほとんどの者にとって、彼女はロドスに新しくやってきた、活発で教養のあるヴィクトリア人にすぎない。休日の小さなパーティーで出会い、彼女から炭酸水を一杯おごられることもあれば、図書室で各国の歴史からファッション誌の総集編まで多岐にわたる本の山を抱えて、一冊ずつ貸出手続きを行う姿を見ることもある。
彼女は気安く話をするが、ほとんどの者のハーモニーに対する印象は「優しい」でも「フレンドリー」でもない。むしろ、「こっちをからかってるのかな」、「今の話は嘘じゃないかな」などと思う者が大半だ。「この前ね、雑誌に載ってた新型コンソールに興味があるなら早めに購入申請した方がいい、でなければ数日後に生産側の貿易ラインが封鎖されるから、って言ってきたのよ。もうね、完全に冗談みたいな口ぶりだったの。でも結果的には、本当にそのおかげで商品をゲットできた最後のラッキーな購入者の一人になれたのよ」と、あるエンジニア部オペレーターがこう語った。ハーモニーが意図的に他人と距離を保ち、そうすることでロドスでむやみに波風を立てるつもりがないと示しているのかどうかは、我々にも知る術がない。
公爵の使者である彼女の動向を見張る中で、意外なことに数名の子供たちがハーモニーにある程度の信頼を置いていることに気が付いた。原因として考えられるのは、ハーモニーが子供たちに歴史を教えていたことだ。ロドスに来たばかりの頃、彼女は図書室の公開エリアから本を借りて読む以外にやることがなかったが、ちょうど同じ時期に、医療部のエリアからの外出許可が下りた幼い患者たちが、歴史に関して初心者レベルではあるが興味を持っており、進んでハーモニーに教えを乞うていたのだ。
そういった付き合いがしばらく続いたあと、子供たちは会話の中で自然とハーモニーを「先生」と呼ぶようになった。しかし興味深いことに、いつもなら他人の評価はすべてありのまま受け入れるはずのハーモニーは、「私がいい先生であるはずがないじゃない」と、その呼び名を拒んだのだった。
ロドスに現在在籍するオペレーターには、ハーモニーの古い知り合いも何人かいる。ヴィクトリアの混乱した情勢の中では、互いに異なる立場にあることから、ハーモニーは自らその者たちとの接触を避けると申し出た。同時に、もしロドスが協力してくれるのであれば、リードの動向については喜んで知りたいとも意思表明をした。
ハーモニーがリード関連の情報を探るのは主にダブリンの利益に基づくものだが、本人は「今の場所まで歩んできたラフシニーにちょっと好奇心が湧いた」とも主張している。リードがまだダブリンでリーダーの影武者を務めていた頃、彼女と最も交流が多かったのはハーモニーであった可能性が高いことは我々も把握している。ハーモニーは、助言者のような立場でリードの側近にいたのだという。リードは姉とはあまり交流せず、ダブリンの謀略や計画に進んで参加したがらない性格だった。また、ダブリンがこちらに支援の意向を見せた貴族と接触を始めた頃、リードの商談におけるパフォーマンスにも至らない部分が目立っていた。それらのいずれの問題においても、ハーモニーはできる限りのサポートを行っていた。
「一人で読書する時間をなるべく多めに与えてやって、プレッシャーと非難を減らしてあげる程度で、彼女のために何かしたって言い張れるのかしら?私はそこまで面の皮が厚くないわ。彼女があのポジションにいる限り、ろくな暮らしはできないことには変わりなかったわ。残念なことに、あの時のダブリンが彼女に求めるのは、大人しくそのポジションにいて、しっかりと姉を演じることだけだったのよ。」
一方、リードの姉――すでに表舞台に立ち、ダブリンの炎を導くもう一人のドラコに関して、ハーモニーは多くの情報を提供しなかった。しかしある日の雑談の中で、ハーモニーはそれとなくこのようなことを口にした――自分はダブリンに忠誠を誓っているのではなく、リーダーの事業が最終的にどこまで行けるのかを見てみたいだけなのだと。
「一部の個人情報を開示したけど、あれは本物よ。私はドラコの王室ともターラー人とも全く関係ないの。一族の中に、あのウェリントン公爵に仕える栄誉を持つほどの人間もいなかったわ。むしろ、旧ガリア人の血なら多少引いているけど、残念ながら私はガリア復興にもドラコ復位にも興味がないわ。どちらも古臭くて朽ちたものだから。」
「ただ、この目で見たことがない、『常識を打ち破る力』に興味があるだけよ。」
話を聞いてみたわ。飲みすぎたんだって。
もちろん誰も信じないわよ。彼女自身だって信じてないでしょうね。あの時メディア室は明かりもついてなくて、プロジェクターだけが光っていたの。机にはその前の上映会で残されたスナックや飲み物が無造作に積まれていたのに、彼女は何一つぶつからなかったわ。ううん、何一つ触れるすらしなかったの。あんな小さな四角い机の上で、軽やかに踊っていた。
そうね、全然大したことじゃないわ。あの時のプロジェクターが何を流していたのかが気になっただけなのかも。ロドスの作戦映像のいくつかと、リターニアの音楽会を二つ借りたらしいけど、彼女が見ていたのが後者とはとても思えないのよ。
それか……最後に監視カメラの方に向けて手を伸ばしたのが、少し気になったのかもしれないわね。
昨日の夜中、ちょうど誰かが制御中枢に行ったんじゃない?早朝三時よ、いったい他に誰がいるっていうの?
HP
1546
攻撃力
1375
防御力
125
術耐性
20
配置コスト
24
攻撃間隔
3 秒
ブロック数
1
再配置時間
70 秒

素質

  • 思わぬ出会い
    ブロックされている敵への与ダメージ+17%

スキル

設定で詳細一覧を有効にして、詳細データが表示されます。
  • 舞は軽やかに
    自動回復手動発動
    初期SP
    5
    必要SP
    15
    継続時間
    5 秒
    攻撃範囲変化、攻撃間隔を大幅に短縮し、通常攻撃時、敵に攻撃力の50%の術ダメージを与える
    attack@atk_scale
    0.5
    base_attack_time
    0.2
  • 耽溺の結末
    自動回復手動発動
    初期SP
    20
    必要SP
    30
    継続時間
    30 秒
    スキル発動後、ブロックされている敵のみを攻撃するようになり、攻撃間隔を短縮し、攻撃範囲内に水域を一つ生成し、水域の範囲内にいる敵全員に1秒ごとに250の術ダメージを与え、移動速度を60%低下させる
    damage_value
    250
    base_attack_time
    0.6
    move_speed
    -0.6

モジュール

  • ORIGINAL
    ハーモニーの記章
    ハーモニーはアーツエネルギーの制御に秀でている。
    外勤部門の決定に基づき
    外勤任務においては術師オペレーターとして区分し、秘術師の責務を担う。
    特別に本記章を授与し、
    その証明とする。
  • MSC-X
    諜報員ファイル
    STAGEステータス強化説明
    1
    • 攻撃力 +50
    • 術耐性 +3
    秘術師の特性
    敵に術ダメージを与える
    攻撃の対象がいない場合はエネルギーをチャージして(最大4回)次の攻撃時に一斉発射する
    2
    • 攻撃力 +68
    • 術耐性 +4
    思わぬ出会い
    ブロックされている敵への与ダメージ+20%
    3
    • 攻撃力 +82
    • 術耐性 +4
    思わぬ出会い
    ブロックされている敵への与ダメージ+22%
    人物:ハミルトン
    ヒロック郡に駐屯するヴィクトリア軍の大佐。一般市民の出身で、いかなる勢力との関わりもない。ターラー人に対しては非常に強硬な姿勢と行動を見せる。警戒心が強いため、暗殺を含め彼の無力化を目的とした作戦行動は推奨しない。
    12日の夜、二名のトランスポーターと水上レストランで会食。唇の動きから判断して、トランスポーターはある伯爵が派遣した者のようだ。
    ……
    予想通り、彼と意思疎通を図る試みは全て失敗に終わった。ヒロック郡の鉱石病問題の過激化については人為的なものであると見ていいだろう。彼の背後には彼の憎しみを煽り、そしてその独りよがりな性格を利用してウェリントン公爵の立場を探ろうとしている者がいるようだ。軍部の計画は既に固まっているようで、写真は辺境地区の駐屯地に送られた電報を写したものである。
    なお、軍からの疑いの目を逃れるためには、彼に適宜情報を提供する必要がある。

    人物:モーニング伯爵
    ウェリントン伯爵に取り入ろうとしている伯爵。ロンディニウムに近い領地を持ち、最近源石製品の発注を大量に受けたようだ。受注量から予想すると、ロンディニウム外部の各駐屯軍に盤石な足場を築くだけの軍事力は持っていると思われる。
    ボリバルのコーヒーは夫人との共通の趣味であり、毎年揃ってコーヒー豆の買い付けに赴いている。未成年の長女はオークタリッグ区の私立高校に通っており、昨年ロンディニウムを離れている。
    署名と筆跡は写真の通り。
    ……
    スカマンドロス家と良好な関係を築いており、側近の多くも白狼伯爵に対して尊敬の念を抱いている。リタが最も重要な取引材料となるかもしれない。仮にマンドラゴラがリタを伴って彼に会うことができれば、円滑に話を進められる可能性もある。旧友の娘に危険が及ぶような事態は彼も避けたいはずだ。時間は限られている。彼の背中を押し、ダブリンがロンディニウムに入る作戦への協力を決断させる必要があるだろう。

    組織:「ロドス」
    ラフシニーを連れ去った製薬会社。ヴィクトリア領内で登録している4種類の薬は、いずれも鉱石病に関係している。
    ……

    「その後の何ページかは全部あなたたち自身の内容だし、真面目に読む必要はないでしょ?」
    「一年近く追ってきたのに、得られた情報はたったのこれだけ。あなたたちの秘密保持工作に賞賛を送りたいくらいだわ。」
    「そうそう、そちらに提供してあげた情報は、双方の利益になると私が判断して、私が厳選したほんの一握りに過ぎないの。そこに虚偽があるかどうかの判断はお任せするわね。」
    「……あら、私のやり方はこれ以上ないほど平和的だと思うのだけれど。」
    「私は誰かを敵に回そうとしたことはないし、他人を犠牲にすることも好きじゃないの。」
    「私が好きなのはただ一つ。人々をあるべき場所に立たせ、相容れないもの同士に調和の取れたハーモニーを奏でさせることよ。」

基地スキル

  • 一人きり
    宿舎休養時、自身の1時間ごとの体力回復量+0.7
  • 二重スパイ
    応接室配置時、自身だけが仕事中であると、手がかり捜索速度50%、1時間ごとの体力消費量+2