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医療タイプ — 医師
味方のHPを回復
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ボーナスを含む
【コードネーム】レコードキーパー
【性別】男
【戦闘経験】なし
【出身地】炎国
【誕生日】3月23日
【種族】ペッロー
【身長】178cm
【鉱石病感染状況】
メディカルチェックの結果、非感染者に認定。
【性別】男
【戦闘経験】なし
【出身地】炎国
【誕生日】3月23日
【種族】ペッロー
【身長】178cm
【鉱石病感染状況】
メディカルチェックの結果、非感染者に認定。
【物理強度】欠落
【戦場機動】普通
【生理的耐性】普通
【戦術立案】優秀
【戦闘技術】普通
【アーツ適性】標準
【戦場機動】普通
【生理的耐性】普通
【戦術立案】優秀
【戦闘技術】普通
【アーツ適性】標準
ユン・チンピンはかつて炎国で録武官を務めており、軍の将兵たちの武功を記し、書籍の編纂を行っていた。現在はオペレーターのズオ・ラウの紹介で、司歳台の非正規の事務職員としてロドスに一時滞在し、歳獣の代理人に対する観察と記録の補助を行いつつ、同時にロドスの後方支援オペレーターを兼任している。
造影検査の結果、臓器の輪郭は明瞭で異常陰影も認められない。循環器系源石顆粒検査においても、同じく鉱石病の兆候は認められない。以上の結果から、現時点では鉱石病未感染と判定。
【源石融合率】0%
鉱石病の兆候は見られない。
【血液中源石密度】0.12u/L
源石との接触は極めて少ない。
【源石融合率】0%
鉱石病の兆候は見られない。
【血液中源石密度】0.12u/L
源石との接触は極めて少ない。
【外勤任務申請評価報告】
申請者:ユン・チンピン
評価コメント:
ユン・チンピンは鉱石病を患ってこそいないが、幼い頃の怪我に起因する後遺症は同程度に厄介なものだと言えよう。そのため、彼は疲労度の高い、または衝突の発生しやすい活動に参加できない。同時に、彼の外勤実習における身体検査報告の数値も予断を許さない。ほとんどが合格基準ギリギリで、いくつかの力量と反応能力に関連するデータは、合格とは程遠いのだ。最も安全な外勤任務であっても、移動中の揺れや体力の消耗に耐えなければならない。数値だけを見ると、彼が外勤任務に適しているとは言い難いだろう。
しかし、該当オペレーターの特殊性を考慮して、我々はこれらの理由で彼の申請に対してすぐに結論を下すことはしなかった。実際のところ、ユン・チンピンの身体の状態を鑑みれば、彼の身体能力試験の数値は予想を大幅に上回っている。また、彼には常人離れした特技もいくつかある。
例を挙げると、バランス感覚が非常に優れており、一粒のクルミの上で揺らぎもせず片足立ちができること、本職の漁師よりも長く息を止めていられること、尋常ではないほどの動体視力を持っていることなど。これらは彼の普段のルーティンから察することができるだろう――彼はバランス感覚を鍛えるために体幹トレーニングを行い、体質改善のために呼吸法の鍛錬をしている。動体視力は、もちろん録武業務の賜物だ。
話し合ってみると、ユン・チンピンは自身の身体状況をかなり正確に把握していることが分かった。彼は自身の身体が足枷にならないようにと、自分に合った鍛錬法を真剣に考案し、それを毎日怠らずに実践してきた。単純なことではあるが、極限までやり抜いているというわけだ。現在断言できるのは、確かに彼の身体はあまり丈夫ではないが、他の誰にも代わりが務まらないため、一部の特殊な外勤任務の役割を担えるということだ。
本人の意向を尋ねたところ、彼は外勤任務に対して非常に前向きな姿勢を見せた。健康状態に縛られず、あらゆる地を渡り歩きたいと志しているようだ。総合的に評価した結果、あまり頻繁でなく、能力が許す限りという条件下であれば、ユン・チンピンが一部の外勤任務に参加することを許可できるだろう。
申請者:ユン・チンピン
評価コメント:
ユン・チンピンは鉱石病を患ってこそいないが、幼い頃の怪我に起因する後遺症は同程度に厄介なものだと言えよう。そのため、彼は疲労度の高い、または衝突の発生しやすい活動に参加できない。同時に、彼の外勤実習における身体検査報告の数値も予断を許さない。ほとんどが合格基準ギリギリで、いくつかの力量と反応能力に関連するデータは、合格とは程遠いのだ。最も安全な外勤任務であっても、移動中の揺れや体力の消耗に耐えなければならない。数値だけを見ると、彼が外勤任務に適しているとは言い難いだろう。
しかし、該当オペレーターの特殊性を考慮して、我々はこれらの理由で彼の申請に対してすぐに結論を下すことはしなかった。実際のところ、ユン・チンピンの身体の状態を鑑みれば、彼の身体能力試験の数値は予想を大幅に上回っている。また、彼には常人離れした特技もいくつかある。
例を挙げると、バランス感覚が非常に優れており、一粒のクルミの上で揺らぎもせず片足立ちができること、本職の漁師よりも長く息を止めていられること、尋常ではないほどの動体視力を持っていることなど。これらは彼の普段のルーティンから察することができるだろう――彼はバランス感覚を鍛えるために体幹トレーニングを行い、体質改善のために呼吸法の鍛錬をしている。動体視力は、もちろん録武業務の賜物だ。
話し合ってみると、ユン・チンピンは自身の身体状況をかなり正確に把握していることが分かった。彼は自身の身体が足枷にならないようにと、自分に合った鍛錬法を真剣に考案し、それを毎日怠らずに実践してきた。単純なことではあるが、極限までやり抜いているというわけだ。現在断言できるのは、確かに彼の身体はあまり丈夫ではないが、他の誰にも代わりが務まらないため、一部の特殊な外勤任務の役割を担えるということだ。
本人の意向を尋ねたところ、彼は外勤任務に対して非常に前向きな姿勢を見せた。健康状態に縛られず、あらゆる地を渡り歩きたいと志しているようだ。総合的に評価した結果、あまり頻繁でなく、能力が許す限りという条件下であれば、ユン・チンピンが一部の外勤任務に参加することを許可できるだろう。
ユン・チンピンは長年炎国の録武官を担当してきた。彼の職務は作戦過程の記録と整理程度のものだろうと我々は考えていたが、面接中の彼の話を聞く限りでは、何やらそれより興味深いもののようだ。
「今炎国で広く使われている学生ラジオ体操の振り付けの考案にも参加しました。私ほどたくさんの子供たちに嫌われる経験をした者は多くないと思いますよ。」彼は冗談めかしてそう言いながら、あらかじめ用意していた本を数冊取り出した。「こちらが、ここ数年間における私の仕事の総括です。」
一冊目の書名は『武経初探(改訂版)』。
「この本の改訂に参加できたことは、私にとって何より勉強になったことの一つです。『武功』は脈々と受け継がれている武術の技能だと思われていますが、実は年単位でも変化しているのです。代々の『録武官』は、それらの変化を観察し、記録することを生業としてきました。とはいえ武功の技そのものを記録するだけでしたら、単にその『形』を記すに留まってしまいます。なぜ技が変化するのかを知ることによって始めて、本質を理解することができるのです――」
二冊目の書名は『東学西問』。
「私は、自分自身の思考をこの本に著しました。いずれも先生に付き従って江湖を渡り歩いた折りに身につけた知見です。たとえば――南方の暗器を作る職人が江湖から身を引いたのは、なんと手工業が発達し始めたことが原因でした。そして北方の伝統派と新興派の争いは、貿易が発展しつつあったことが火種となりました。江湖とは、常に『人』あってのものなのです。そうしたことをこの目で見て、私はようやく得心したのです。武功が変化するのは、人々の生活が変化しているからだと。」
ユン・チンピンはどちらかというと内向的な性格だが、録武官の仕事の話になると、途端に目をキラキラと輝かせる。「武功」からこの大地を見るという、彼ならではの独特で興味深い視点について、我々は重点的に記録を行った。
「今炎国で広く使われている学生ラジオ体操の振り付けの考案にも参加しました。私ほどたくさんの子供たちに嫌われる経験をした者は多くないと思いますよ。」彼は冗談めかしてそう言いながら、あらかじめ用意していた本を数冊取り出した。「こちらが、ここ数年間における私の仕事の総括です。」
一冊目の書名は『武経初探(改訂版)』。
「この本の改訂に参加できたことは、私にとって何より勉強になったことの一つです。『武功』は脈々と受け継がれている武術の技能だと思われていますが、実は年単位でも変化しているのです。代々の『録武官』は、それらの変化を観察し、記録することを生業としてきました。とはいえ武功の技そのものを記録するだけでしたら、単にその『形』を記すに留まってしまいます。なぜ技が変化するのかを知ることによって始めて、本質を理解することができるのです――」
二冊目の書名は『東学西問』。
「私は、自分自身の思考をこの本に著しました。いずれも先生に付き従って江湖を渡り歩いた折りに身につけた知見です。たとえば――南方の暗器を作る職人が江湖から身を引いたのは、なんと手工業が発達し始めたことが原因でした。そして北方の伝統派と新興派の争いは、貿易が発展しつつあったことが火種となりました。江湖とは、常に『人』あってのものなのです。そうしたことをこの目で見て、私はようやく得心したのです。武功が変化するのは、人々の生活が変化しているからだと。」
ユン・チンピンはどちらかというと内向的な性格だが、録武官の仕事の話になると、途端に目をキラキラと輝かせる。「武功」からこの大地を見るという、彼ならではの独特で興味深い視点について、我々は重点的に記録を行った。
ユン・チンピンは録武簿を肌身離さず持ち歩いている。彼にとっての録武簿は単なる武学を研鑽するための道具ではなく、それ以上の意義を持っている。彼と日常的に交流する中で、時折彼から「クスッとする録武簿の話」を聞くことがある。
一つに、ズオ将軍がズオ・ラウの修行を確認した時の話がある。将軍は不意に録武簿を手に取り、読み上げ始めた――ズオ・ラウがミスをした回数や、手を抜いた箇所を明らかにされ、彼は真っ青になったと思えば恥ずかしさに紅潮したりと、顔色を目まぐるしく変えていった。それ以来、ユン・チンピンは適宜記録を省略し、代わりにより深く観察して、ズオ・ラウの技から見抜いた弱点とその解決法を本人と話し合うようになった。そうしているうちに、ユン・チンピンは珍しく年の近い友人ができた。
もう一つに、将兵たちが賭け事を楽しむにあたって、この録武簿がちょうど良い助けになったという話もある。彼らはユン・チンピンに大きな信頼を寄せており、誰の矢が正確に的を射抜けたか、誰の一太刀がより速かったかについて、全て録武簿の記録で競い合っている。賭けに負けた者は酒と食事を奢ることになり、その時はいつもユン・チンピンも連れて行ってもらっている。軍の者たちは、彼のことをずっと身内のように可愛がっているのだ。
先日、炎国からユン・チンピン宛ての手紙がロドスに届いた。彼にその手紙を渡すと、ほどなくして、彼は急いで録武簿を取ってきて、あるページのコピーを取った。そして、必ず宛先の者に渡してほしいと伝えつつ、丁寧にそのコピーをトランスポーターに手渡した。彼がわざわざ故郷に送るようなページには、いったいどれほど重要な技が記録されているのだろうか。我々が興味を惹かれて尋ねたところ、彼は苦笑して答えた。
「些細な思い出です。戦場に向かった方々が皆さん無事に戻るとは限りませんから。何気ない記録であっても身内の方にとっては貴重なものでしょう。」
このような悲しい話を聞くことになるとは、我々は想像もしていなかった。過去に軍中で宗師に罰せられることになった恥ずかしいやらかしから、最近になってロドスの問題児たちが企画した御剣滑走大会まで……ユン・チンピンが周囲の親しい人間と経験してきたことの数々は、おそらく例の録武簿にしっかりと記されていると思われる。そう考えると、彼にとっての録武簿は、確かにただの学習用資料に留まらないのだろう。
一つに、ズオ将軍がズオ・ラウの修行を確認した時の話がある。将軍は不意に録武簿を手に取り、読み上げ始めた――ズオ・ラウがミスをした回数や、手を抜いた箇所を明らかにされ、彼は真っ青になったと思えば恥ずかしさに紅潮したりと、顔色を目まぐるしく変えていった。それ以来、ユン・チンピンは適宜記録を省略し、代わりにより深く観察して、ズオ・ラウの技から見抜いた弱点とその解決法を本人と話し合うようになった。そうしているうちに、ユン・チンピンは珍しく年の近い友人ができた。
もう一つに、将兵たちが賭け事を楽しむにあたって、この録武簿がちょうど良い助けになったという話もある。彼らはユン・チンピンに大きな信頼を寄せており、誰の矢が正確に的を射抜けたか、誰の一太刀がより速かったかについて、全て録武簿の記録で競い合っている。賭けに負けた者は酒と食事を奢ることになり、その時はいつもユン・チンピンも連れて行ってもらっている。軍の者たちは、彼のことをずっと身内のように可愛がっているのだ。
先日、炎国からユン・チンピン宛ての手紙がロドスに届いた。彼にその手紙を渡すと、ほどなくして、彼は急いで録武簿を取ってきて、あるページのコピーを取った。そして、必ず宛先の者に渡してほしいと伝えつつ、丁寧にそのコピーをトランスポーターに手渡した。彼がわざわざ故郷に送るようなページには、いったいどれほど重要な技が記録されているのだろうか。我々が興味を惹かれて尋ねたところ、彼は苦笑して答えた。
「些細な思い出です。戦場に向かった方々が皆さん無事に戻るとは限りませんから。何気ない記録であっても身内の方にとっては貴重なものでしょう。」
このような悲しい話を聞くことになるとは、我々は想像もしていなかった。過去に軍中で宗師に罰せられることになった恥ずかしいやらかしから、最近になってロドスの問題児たちが企画した御剣滑走大会まで……ユン・チンピンが周囲の親しい人間と経験してきたことの数々は、おそらく例の録武簿にしっかりと記されていると思われる。そう考えると、彼にとっての録武簿は、確かにただの学習用資料に留まらないのだろう。
武器の登録を行う際に、ユン・チンピンは二本の剣を登録した。一本は普段から身につけているもので、もう一本は錆びて折れてしまったものだ。彼がその折れた剣を身につけていたり、修理の申請をしたりするところは見たことがない。剣の来歴に関しては、彼が自分の病状について話した時に軽く言及した程度だ。
曰く、彼が十歳の頃、実家が賊に襲われた。彼は胸元に一撃を叩き込まれたが、抱えこんでいた剣が身代わりになってくれたお陰で、命を落とさずに済んだという。つまりその剣は、ユン・チンピンが十の頃から彼と共にあったのだ。
彼の家で起きた出来事は、当時一大事になっていたようで、検索すると当時の新聞記事が見つかった。記事によると、ユン・チンピンの実家は炎国のとある村にあり、家主は義に篤いことで村では有名だったという。当時、村の周辺では、賊が汚職官吏と結託しており、村人は大いに迷惑を被っていた。家主が村人のために何度か声を上げた結果、ついに賊は家主を排除すべき存在と見なすようになった。続報によると、賊は最終的に退けられ、汚職官吏も処罰された。ユン・チンピンの仇は討たれたと言っていい。
我々が驚いたのは、記事に載っていた写真のほうだった。ある現場写真の端に、剣を身につけている賊が写っていた。驚いたことに、その剣にはユン・チンピンの折れた剣と同じ紋様があったのだ。
ユン・チンピンの剣は、元は賊の所有物だったのだろうか?
それとも、何者かが彼の剣を持ち去り、賊を殺したのだろうか?
我々は、後者の可能性がより大きいと推測した。その者は、ユン・チンピンの剣で賊を殺し、代わりに仇を討った。そうすることで、ようやく恨みを晴らせたのだろう、と。でなければ、たった十歳の健康で幸せだった少年が、そのどちらも失いながら、憎しみから抜け出せた理由を説明できない。しかしその場合、ユン・チンピンが剣を取り戻す必要性はあったのだろうか?
そんな不躾な質問を我々が彼に投げかけることはなかったが、その答えはある会話の中から偶然得られた。ユン・チンピンは、我々から提示された、どういった後方支援の業務を希望するのかという選択肢に迷っていた。その時、医療部を勧めたのはチョンユエだった。
「お前には変わらぬ仁愛の心があるからな。」
ユン・チンピンが顔を赤らめ、「まさか先生があの時のことを覚えていらしたとは。」と言うと、チョンユエは「一刀両断せずにいたのは、初心を忘れたくなかったからではないのか?」と聞いた。
チョンユエの言葉で、我々は先の推測が間違っていたかもしれないことに、ふと気づいた。件のユン・チンピンの剣は、一度たりとも復讐に使われたことはない。あの日たった十歳の彼が仇の剣を握ったのは、家族を守るためだったと考えるべきだろう。真実を確かめるわけにもいかないため、あくまで我々の憶測にすぎないが。
曰く、彼が十歳の頃、実家が賊に襲われた。彼は胸元に一撃を叩き込まれたが、抱えこんでいた剣が身代わりになってくれたお陰で、命を落とさずに済んだという。つまりその剣は、ユン・チンピンが十の頃から彼と共にあったのだ。
彼の家で起きた出来事は、当時一大事になっていたようで、検索すると当時の新聞記事が見つかった。記事によると、ユン・チンピンの実家は炎国のとある村にあり、家主は義に篤いことで村では有名だったという。当時、村の周辺では、賊が汚職官吏と結託しており、村人は大いに迷惑を被っていた。家主が村人のために何度か声を上げた結果、ついに賊は家主を排除すべき存在と見なすようになった。続報によると、賊は最終的に退けられ、汚職官吏も処罰された。ユン・チンピンの仇は討たれたと言っていい。
我々が驚いたのは、記事に載っていた写真のほうだった。ある現場写真の端に、剣を身につけている賊が写っていた。驚いたことに、その剣にはユン・チンピンの折れた剣と同じ紋様があったのだ。
ユン・チンピンの剣は、元は賊の所有物だったのだろうか?
それとも、何者かが彼の剣を持ち去り、賊を殺したのだろうか?
我々は、後者の可能性がより大きいと推測した。その者は、ユン・チンピンの剣で賊を殺し、代わりに仇を討った。そうすることで、ようやく恨みを晴らせたのだろう、と。でなければ、たった十歳の健康で幸せだった少年が、そのどちらも失いながら、憎しみから抜け出せた理由を説明できない。しかしその場合、ユン・チンピンが剣を取り戻す必要性はあったのだろうか?
そんな不躾な質問を我々が彼に投げかけることはなかったが、その答えはある会話の中から偶然得られた。ユン・チンピンは、我々から提示された、どういった後方支援の業務を希望するのかという選択肢に迷っていた。その時、医療部を勧めたのはチョンユエだった。
「お前には変わらぬ仁愛の心があるからな。」
ユン・チンピンが顔を赤らめ、「まさか先生があの時のことを覚えていらしたとは。」と言うと、チョンユエは「一刀両断せずにいたのは、初心を忘れたくなかったからではないのか?」と聞いた。
チョンユエの言葉で、我々は先の推測が間違っていたかもしれないことに、ふと気づいた。件のユン・チンピンの剣は、一度たりとも復讐に使われたことはない。あの日たった十歳の彼が仇の剣を握ったのは、家族を守るためだったと考えるべきだろう。真実を確かめるわけにもいかないため、あくまで我々の憶測にすぎないが。
「あの白い羽獣を観察して狩りの様子を書き記せ。できるか?」
「はい、先生。明日提出します。」
一日目
「申し訳ありません、先生。私が驕っておりました。その……あまりに素早くて、一瞬のうちに動作が終わっていたのです。次にあの羽獣が来た時は、決して瞬きなどいたしません。」
五日目
「湯だ。ただし、飲むためのものではない。暖かい杯で目元を温めるといい。昨夜帰ってから、目が乾いて涙が出てきただろう?」
「私……先生がなぜあの羽獣を選んだのか、分かってきました。とても機敏で、急降下する時に一度使った姿勢を再び取ることはありません。人間と同じで、鍛錬する時には日々同じ型を繰り返していても、実践の場では千変万化しうるのですね。」
十日目
「先生、ようやく羽獣の動きに目がついていけるようになった気がします。しかし、どうも何かが足りない気がするのです。いったい……何が足りないのでしょうか?」
「もう少し考えてみるといい。」
十五日目
……
二十一日目
「茶だ。」
「ありがとうございます。ですが、目は乾いておりませんので。」
「これほど上等な茶を、目を温めるために渡しはしない。」
「この茶は、ズオ将軍がなかなかお出しにならない、あの……?」
「他言は無用だぞ。どうだ、そろそろ理解できたか?答えてみるといい。」
「もうすぐ来ます。先生、西の林から羽獣が驚いて飛び立つ鳴き声が響いてきました。それを聞いて、塀の隅にいる鼷獣が羽獣に顔を向けましたよ。見てください。旋回し、急降下し、体を傾け、城壁を避けて、五歩分ほど滑空し、爪を伸ばす!ふっ……」
「ずっと羽獣の速さに目がついていかないことに悩んでいたのですが、ようやく理解できました。人の視点から羽獣を観察しても、見たままの姿を遠目に眺めることしかできません。しかし羽獣の視点から羽獣を観察すれば、その意図を察せるかもしれないのです。そして鼷獣の視点から羽獣を観察すれば、細かい動作を隅々まで見抜けるのです。」
――チョンユエの要求に応じて、『録武簿』最初のページに記した内容
「はい、先生。明日提出します。」
一日目
「申し訳ありません、先生。私が驕っておりました。その……あまりに素早くて、一瞬のうちに動作が終わっていたのです。次にあの羽獣が来た時は、決して瞬きなどいたしません。」
五日目
「湯だ。ただし、飲むためのものではない。暖かい杯で目元を温めるといい。昨夜帰ってから、目が乾いて涙が出てきただろう?」
「私……先生がなぜあの羽獣を選んだのか、分かってきました。とても機敏で、急降下する時に一度使った姿勢を再び取ることはありません。人間と同じで、鍛錬する時には日々同じ型を繰り返していても、実践の場では千変万化しうるのですね。」
十日目
「先生、ようやく羽獣の動きに目がついていけるようになった気がします。しかし、どうも何かが足りない気がするのです。いったい……何が足りないのでしょうか?」
「もう少し考えてみるといい。」
十五日目
……
二十一日目
「茶だ。」
「ありがとうございます。ですが、目は乾いておりませんので。」
「これほど上等な茶を、目を温めるために渡しはしない。」
「この茶は、ズオ将軍がなかなかお出しにならない、あの……?」
「他言は無用だぞ。どうだ、そろそろ理解できたか?答えてみるといい。」
「もうすぐ来ます。先生、西の林から羽獣が驚いて飛び立つ鳴き声が響いてきました。それを聞いて、塀の隅にいる鼷獣が羽獣に顔を向けましたよ。見てください。旋回し、急降下し、体を傾け、城壁を避けて、五歩分ほど滑空し、爪を伸ばす!ふっ……」
「ずっと羽獣の速さに目がついていかないことに悩んでいたのですが、ようやく理解できました。人の視点から羽獣を観察しても、見たままの姿を遠目に眺めることしかできません。しかし羽獣の視点から羽獣を観察すれば、その意図を察せるかもしれないのです。そして鼷獣の視点から羽獣を観察すれば、細かい動作を隅々まで見抜けるのです。」
――チョンユエの要求に応じて、『録武簿』最初のページに記した内容
HP
1580
攻撃力
577
防御力
124
術耐性
0
配置コスト
19
攻撃間隔
2.85 秒
ブロック数
1
再配置時間
70 秒
素質
- 聚知成学攻撃範囲内にいるオペレーターのスキル発動時、自身のSP+1、8秒間攻撃速度+16
スキル
設定で詳細一覧を有効にして、詳細データが表示されます。
触類旁通自動回復自動発動必要SP7次に味方を治療する時、治療対象数+1、対象のHPをレコードキーパーの攻撃力の155%回復
3回チャージ可能heal_scale1.55max_target2cnt3
要点理解自動回復手動発動初期SP25必要SP35継続時間25 秒攻撃力+80%、オペレーターの治療後、対象に10秒間「ダメージを受けるたびにHPを150回復」の効果を付与するattack@buff_duration10attack@fixed_heal_value150atk0.8
モジュール
ORIGINALレコードキーパーの記章
レコードキーパーは戦場でオペレーターを治療することに秀でている。
外勤部門の決定に基づき
外勤任務においては医療オペレーターとして区分し、医師の責務を担う。
特別に本記章を授与し、
その証明とする。
PHY-X未完成の録武簿STAGE ステータス 強化説明 1 - HP +70
- 攻撃速度 +4
医師の特性 味方のHPを回復HPが50%未満の味方を治療時、HP治療効果+15%2 - HP +100
- 攻撃速度 +5
聚知成学 攻撃範囲内のオペレーターがスキル発動時、自身のSPが1回復、8秒間攻撃速度+203 - HP +120
- 攻撃速度 +6
聚知成学 攻撃範囲内のオペレーターがスキル発動時、自身のSPが1回復、8秒間攻撃速度+23
老人はあからさまに新任録武官の面子を潰さんとして、箒を振り回しつつ羽獣が葉を啄むがごとき技を繰り出した。その奇怪で難解、そして千変万化の技は、ユン・チンピンが一度も目にしたことがないものだった。そして最後に老人は「この技が紐解けるか?」と彼に問いかけた。将兵たちが集まる中、ユン・チンピンは羞恥心を感じながら「分かりかねます。」と答えると、老人は鼻で笑って地面の清掃に向き直り、それ以上彼に構うことはなかった。
将兵たちに話を伺ったところ、どうやらユン・チンピンを笑い者にした例の清掃員は、前任の録武官と親友だったようだ。二人は生涯にわたって「武」について語り合い、ただ真っ直ぐに「武」そのものを追い求めていたという。ユン・チンピンは就任前から、自分には録武官が務まらないのではないかと心配していたが、赴任初日にして出鼻を挫かれたというわけだ。「実際に技を習得したわけでもないのに、録武簿を片手に武功を評定する資格などあるものか。」老人はおそらくそんな思いで彼を見ていたのだろう。
「しかし、どうすれば例の技を紐解けるのだろう?」と彼は頭を悩ませた。将兵が通りすがると老人の技を模倣するよう頼みこみ、一つの回答を編み出すとすぐ老人に勝負を挑んだ。しかし老人は冷ややかに彼の間違いを指摘するだけだった。
ユン・チンピンは出鼻こそ挫かれたが、三日目も四日目もめげることなく、新しい回答を編み出しては老人に教えを乞いに行った。いつしかその様子を眺めることが将兵たちの間で娯楽となり、皆が彼の回答を評価するようになった。将兵たちは彼の巧みな発想に拍手し、老人が完膚なきまでに彼を論破するとため息をついた。就任してから何日も経過し、一度も拳を交わしていないにもかかわらず、ユン・チンピンはすでに老人と何度も「手合わせ」をしていた。
紐解き方はいつになっても見つからなかったが、それでもユン・チンピンは解答を直接聞き出そうとはせず、自身が持つ武学書を全て読破し、目が届く範囲の武功すべてを観察した。そしてある日、ついに「分かった!」と言って夢から飛び起きた。録武簿の「あの日」のページを開き、あえて残していたページ半分の余白に筆をつけようとしたところ、彼はふと我に返った――この回答が通用するかどうかを判断できるのは、あの老人しかいない。ユン・チンピンはそう考え、老人の元へ足早に教えを乞いに行った。
「旅立たれた……?いつお戻りになるのでしょう?」
将兵を前にして、ユン・チンピンは得意げに掲げていた録武簿を呆然と下ろした。
老人は箒を投げ捨てて床板を開き、長らく封じていた剣を取って旅に出たという。将兵が言うには、老人が成さんとすることは間違いなく義が通っているため、誰も彼を止めなかった。老人は出発の前に「もしその日までに戻らなければ、四十年間を共にした箒を燃やし、己の供養としてほしい。」と伝えていたが、約束の日はとうに過ぎていた。
ユン・チンピンは庭に座りこみ、言伝通りに箒を火にかけた。炎をぼんやりと見つめる彼の周囲には、二人の交流を見届けてきた将兵たちが集まっていた。
「じじいの奴、問答を放り出してどっか行っちまったのか。」と将兵の一人が言った。「お前が紐解いたっていう回答も書き出して、灰にしてじじいの元に届けてやったらどうだ?」
しかしユン・チンピンの顔に、録武官になった頃の迷いはもうなかった。彼は未完成のページをそのまま大切に残そうと決め、録武簿を閉じた。
基地スキル
医療エキスパートα訓練室で協力者として配置時、医療の訓練速度+30%
オールラウンダーα
訓練室で協力者として配置時、訓練速度+25%