• Rope
  • 暗索
  • 로프

ロープ

特殊タイプ — 鉤縄師
強制移動スキルを所持
遠距離マスにも配置可能
  • RB02
  • 近距離
  • 強制移動
/ 70
【コードネーム】ロープ
【性別】女
【戦闘経験】二年
【出身地】レム・ビリトン
【誕生日】4月4日
【種族】コータス
【身長】155cm
【鉱石病感染状況】
メディカルチェックの結果、感染者に認定。
【物理強度】標準
【戦場機動】優秀
【生理的耐性】標準
【戦術立案】標準
【戦闘技術】標準
【アーツ適性】標準
龍門スラム街の盗みの常習犯で、盗み中にミスをしてしょっぴかれた。龍門とロドスの協力関係締結後、特殊な人材としてチェン警官に推薦されロドスに加入した。
普段は情報収集業務をしているが、戦闘時は得意のロープと鉤爪を使い、敵を撹乱する。
造影検査の結果、臓器の輪郭は不明瞭で異常陰影も認められる。循環器系源石顆粒検査の結果においても、同じく鉱石病の兆候が認められる。以上の結果から、鉱石病感染者と判定。

【源石融合率】18%
体表に現れている源石の侵蝕の痕跡は微々たるものだが、内部器官の感染状況は深刻である。

【血液中源石密度】0.30u/L
ロドス加入時、既に治療に最適なタイミングは過ぎており、栄養不良と良質な休養の不足により、単純に健康という観点から言っても十分危険な状態であった。
差し当たって養生させたことにより病状は既に落ち着いてきている。本人にはこれから先も十分に自分を大事にしてほしい。
――サイレンス
軽佻浮薄な小悪党。
誰と話すときでも笑顔で迎え入れるが、その笑顔の中には距離を感じる。
彼女にとって盗みは既に習慣になっており、無意識に他人のものを盗んでしまう時すらある。少なくとも現在は、後で返すということを学んだようだ。
ロープは自分の両親を恨んではいない。子供を産むほど貧しくなり、貧しいほど子供を産むスラム街住民として、子供を捨てせざるを得なかったことを、彼女はちゃんとわかっている。少なくとも、彼女を家から追い出したとき、両親は泣いていた。
ロープもこの大地を憎んではいない。どんなに神をののしったところで、神が金をくれるわけではないからだ。そして、この数年でスラム街で様々な苦難にもまれ、自分よりも余程惨めな人や事を何度も見てきた。
ロープは泥棒行為に問題があると思っていない。無論、いいことではないだとわかっているけど、選択肢のない彼女にはどうしようもないでしょう。
ロープは実はかなり監獄が好きだ。要するに、監獄は一日三度の食事が保証され、寝床もある。もし何度も思想教育を受けていなければ、言わずもがな彼女は自ら進んで逮捕されるだろう。
もちろん、たまに失敗して逮捕されたとしても、何年もスラム街に流浪していたので、もはや警察とは顔馴染みであった。そして、自分の盗みの技術が警官たちの目にはかなりのレベルに見えているということも知っていた。
時折、彼女はもしかしたらいつかスカウトされて警官補佐になれないかと思っていた。しかし、思いもよらないことに、警官にはならず、ロドスという組織に「売られた」のだった。
ロドスに来たとき、ロープは実は相当居心地の悪さを感じていた。
風変わりな人や怖い人が多いが、ここは衣食住がそろっており、彼女の出自を嫌がる人もいない。彼女がたとえ悪い癖で物を盗んでしまっても、盗品返上とお詫びしか皆に要求されていないであった。
彼女が過去にスラム街で鍛えた巧言令色も、ロドスでは通用しないようで、彼女はしばらくどうしたらよいかわからず一時期困惑していた。
しかし、こんな感覚は、悪くない……のかもしれない。
HP
1720
攻撃力
728
防御力
385
術耐性
0
配置コスト
12
攻撃間隔
1.8 秒
ブロック数
2
再配置時間
70 秒

素質

  • 聴覚訓練
    物理回避+30%

スキル

設定で詳細一覧を有効にして、詳細データが表示されます。
  • 鉤縄投擲
    自動回復自動発動
    必要SP
    5
    次の通常攻撃時、敵をかなりの力で引き寄せ、攻撃力の190%の物理ダメージを与える
    atk_scale
    1.9
    force
    2
  • 鉤縄二本流
    自動回復手動発動
    初期SP
    10
    必要SP
    15
    遠くにいる敵2体をかなりの力で引き寄せ、攻撃力の225%の物理ダメージを与える
    force
    2
    atk_scale
    2.25
    max_target
    2

モジュール

  • ORIGINAL
    ロープの記章
    ロープは敵を引き寄せる攻撃に秀でている。
    外勤部門の決定に基づき
    外勤任務においては特殊オペレーターとして区分し、鉤縄師の責務を担う。
    特別に本記章を授与し、
    その証明とする。
  • HOK-X
    ブリキのジュエリーボックス
    STAGEステータス強化説明
    1
    • HP +100
    • 攻撃力 +22
    鉤縄師の特性
    強制移動スキルを所持
    遠距離マスにも配置可能
    敵を引き寄せる時、対象の強制移動距離に応じた術ダメージを与える
    2
    • HP +160
    • 攻撃力 +27
    聴覚訓練
    物理回避+35%
    3
    • HP +200
    • 攻撃力 +31
    聴覚訓練
    物理回避+40%
    「急かさないでよ。ちょっと待ってってば。」
    ロープはブリキの箱を開けると、顎に手を当てて二つのチョーカーを見比べていた。
    彼女はいつも、タトゥーを模したプラスチックのチョーカーをつけている。
    そうすれば首が長く見えるというのもあるが、何よりその安さがいいのだ。ほんの一握りのお金で、一ダースは買えるというのは魅力的である。
    「頑張って鉤縄で少しずつ掴んできたお給料だもん。無駄遣いはできないしね。」
    「ロープ、まだー? もう10分は待ってるんだけど。」
    「もう少しだけ待ってよ、ほんとにあとちょっとだからさー!」
    「じゃあもう10分だけね。それ以上は待たないから。」
    「りょーかい!」
    「あー、でもこれも良いんだよね……すっごくすっごく素敵だもん……」
    彼女が目を向けた箱の中には、丁寧な作りをしたレザーチョーカーが収まっている。
    中央に煌びやかなメレダイヤがあしらわれたそのチョーカーは、安価なプラスチック製品に囲まれて異質な雰囲気を漂わせていた。
    それは数ヶ月前同じチームになったオペレーターの窮地を救った際に、お礼としてプレゼントされたものだ。
    好みに合ったプレゼントでとても気に入ったのだが、彼女はこれまで自分でこうしたものを選んだことはなかった。
    というのも、到底手が届くものではなかったからだ。

    彼女は以前、宝飾店のショーケースの前に立ち、ガラスに映る自分の姿を展示台に重ねて眺めたことがあった。
    そうすれば、チョーカーが自分の首に巻かれているように見えたからだ。
    それは、水面に映し出された双月になら手が届きそうに見えることにどこか似ていた。
    彼女が瞬きをすれば、ガラスに映る少女も瞬きをする。その瞬間だけ、彼女とその少女は一つになるのだ。
    けれど、ガラスの中の虚像はいつまでもそこにあるわけではなかった。
    「きっとぼくが相当物欲しそうな顔してたから、あの子に気付かれちゃったんだろうな。」
    「でも、こういうのってつらいところだよねー。」
    「どうしても欲しいのに手が届かない物がある時、今のぼくはただ妄想することしかできないんだもん。これが昔だったら……」
    「もー、どうしてこんな人たちの仲間になっちゃったんだろ!」
    ロープはチョーカーを鼻先に近づけ目を閉じると、革特有のスモーキーな香りを目いっぱい吸い込んだ。
    それは、革をなめす過程で染み込んだ薬品のにおいだった。
    「あー、お金のにおいって感じする……今日はこれを付けちゃおっかな? でもこの革こんなに柔らかいし、傷がついたらどうしよう……」
    両手に捧げ持ったそれに頬ずりをすると、柔らかくマットな質感が心地いい。
    「う~ん、気持ちいいなぁ。超お気に入りなんだけど、もったいなくて付けられないよ……」
    「――ねえ、10分経ったよ! そろそろ置いてっちゃうからね!」
    外から聞こえる催促の声に、ロープは口をへの字に曲げて密かに抗議した。
    「今行くってばー!」
    「遅ーい! 何をそんなに悩んでたの?」
    「せっかくお出かけするなら、靴も服もアクセもじっくりこだわって選びたいでしょ。女の子だもん。」
    「その割に普段と変わらないような気がするけど。」
    「そんなこと言うと怒るよ。」
    「……で、あたしがあげたチョーカーはつけないの? あんまり好みじゃなかった?」
    「まっさかー。あれはすっごく素敵だし、お気に入りだよ。でも、そういうものほど、とっておきにしちゃうものじゃん?」
    「なにそれ。なんか納得いかないなー……」

基地スキル

  • 情報収集β
    応接室配置時、手がかり捜索速度+20%
  • 交渉
    貿易所配置時、注文上限+5、1時間ごとの体力消費量-0.25