• Sand Reckoner
  • 衡沙
  • 샌드레코너

サンドレコナー

補助タイプ — 召喚師
敵に術ダメージを与える
召喚物を使用可能
  • SG23
  • 遠距離
  • 召喚
  • 減速
/ 80
【コードネーム】サンドレコナー
【性別】男
【戦闘経験】なし
【出身地】サルゴン
【誕生日】6月15日
【種族】リーベリ
【身長】170cm
【鉱石病感染状況】
メディカルチェックの結果、非感染者に認定。
【物理強度】標準
【戦場機動】標準
【生理的耐性】普通
【戦術立案】標準
【戦闘技術】普通
【アーツ適性】優秀
ミナトハマイ宝石取引所の元支配人。パピルスの紹介を経てロドスと協力関係を結び、ロドスのサルゴン東部地区における活動を、自らの資金と人脈でサポートしている。
造影検査の結果、臓器の輪郭は明瞭で異常陰影も認められない。循環器系源石顆粒検査においても、同じく鉱石病の兆候は認められない。以上の結果から、現時点では鉱石病未感染と判定。

【源石融合率】0%
鉱石病の兆候は見られない。

【血液中源石密度】0.16u/L
サンドレコナーは長期にわたって様々な宝石を扱ってきた。その中には不純物として活性源石が含まれているものや、特殊な源石回路が刻まれているものもある。そのため、本人の防護意識は優れているものの、血液中源石密度はやはり比較的危険なレベルに達している。
賑やかなミナトハマイはサルゴンきっての宝石貿易都市である。多種多様の店舗が並ぶ中でも、地味で古めかしい宝石取引所は唯一無二の地位を占めていた。この取引所は大衆を相手に宝石を商っているわけではない。支配人も普通の商人ではなく、どちらかといえば宝石貿易の秩序を定め、維持する者である。都市にある希少な宝石のほとんどは、支配人によって品定めが行われている。また、グランドバザールで宝石店を開くには、必ず支配人の許可が必要だ。外から来たキャラバンも、取引所を仲介にすることが多い。多くの商人は取引所に入ると、まずは敬意をもってカウンターにある金の天秤の皿にディナールをそれぞれ一枚ずつ置き、自身の良心に恥じる行為は決してしないとの意思表示を行う。
三百年前、宝石取引所ができたばかりの頃、粗悪な品を上質な物だと偽って販売するような行為は、グランドバザールでは当たり前のように行われていた。しかし、代々の支配人が滅私奉公に等しい精神をもって、ミナトハマイの貿易範囲を拡大させ続けたおかげで、宝石取引所の影響力と信用は日に日に増していき、商人たちも次第に秩序による制限を受け入れるようになった。
しかし、なぜ支配人たちが数百年にわたってこのような奉仕を続けてきたのか、説明できる者はいない。ただ知られているのは、支配人は公正さを保つためにあらゆる者から距離を置くようにしていること、それが彼らの生まれながらの義務だそうだ。そのため、十五歳のサンドレコナーが重病の母から取引所を引き継いだ時、訪問者の中で彼の身の上を案じたり、あいさつ以外に心配の言葉を投げてくれた者は一人もいなかった。
「宝石の目利きをし、市場の情報収集を行い、訪れる客人を平等にもてなし、暦に従ってバザールの開場と休業を執り行う。私たちの職務はただそれだけだ。私は幼い頃より親族について回り、それらのことを学んだ。」
「一つだけ、支配人が決して取らない行動がある――それは自らが金貨を天秤に置くことだ。私たちは宝石の取引においては公平無私ではあるが、何一つ罪を犯したことがない無垢な人間だと名乗ることはできない……かつてのことがあるからには。」
すべての事情をロドスに語った時、サンドレコナーはすでに宝石取引所を去り、蓄えた財産をことごとくミナトハマイの都市再建のために寄付していた。彼が言うには、今後、首長が自ら新たな支配人を選出するかもしれないし、人々が支配人の代わりとなる新たな監督方法を考え出すのかもしれない。もちろん、そのすべては彼とも、彼とロドスの協力関係とも関係のない話である。今の彼は、新たな街で新しい事業を立ち上げており、他企業からの資金調達において優秀な才能を発揮している。サンドレコナーは意外にも、かなり現代的な理念を有しているのだ。
今まで、サンドレコナーが支配人の責務を全うできるようサポートしてきたものが二つある。一つは彼自身のアーツ、そしてもう一つが一族の伝統技術で作ったカラクリ羽獣だ。
サンドレコナーが知る限りではあるが、彼の独特なアーツのおかげで、宝石鑑定の作業は先祖たちに比べれば幾分かは簡単になっている。ミナトハマイでは、宝石に対する評価基準は他の地域――特にサルゴンの外――とは大きく異なっている。大きさや純度よりも、宝石に古代の職人が刻んだ源石回路があるか否か、そしてそれがもたらす効果が何であるかが重要視されているのだ。サンドレコナーのアーツは一種の特殊な感知能力として発動される。もし彼がある宝石の源石回路に、人の心に安らぎを与える効果があると判断した場合、それは拡大鏡を通して見たからではなく、「宝石のすべての角の内から外まで隅々に触れた」結果である。
彼のアーツは、カラクリ羽獣の内部にある独特な源石回路を活性化させることもでき、たとえ数十メートル離れたところまで飛ばしていても知覚が共有される。とはいっても、感じ取れるのは何かの物体が近くを通り過ぎた時に発生する気配がせいぜいだ。カラクリ羽獣はもっぱら、異なる機能モジュールを搭載できるドローンのようなもので、撮影や輸送、捜索、位置特定といった用途で使われている。グランドバザールの商人たちにとって、小さな青いカラクリ羽獣は馴染み深い存在であり、それらに取引を「見届け」られることを大いに歓迎している。もちろん、カラクリ羽獣が飛んでいける距離はそんなものではない。街の外で起きた強盗事件や黄砂に埋もれた失われし宝石工房のこと、街の宝石取引に関わる情報すべてを取引所に持ち帰られるのだ。そしてそうした内容は、いつしかの商談の際に、支配人によってさりげなく話題に持ち上げられるだろう。
ロドスのエンジニア部は好奇心から、サンドレコナーが提供してくれたカラクリ羽獣を何体か分解してみた。予想通り、その内部構造は極めて難解で、コアにおそらく伝説の源石回路刻印技術が使われていると推測される。サンドレコナー自身も決まった製作方法しか知らず、カラクリ羽獣が動作する原理やその技術を別のところに用いる方法については把握していない。研究は残念な結果に終わったが、この技術も数多の古代サルゴンの秘密の一つに過ぎないことを、エンジニア部のオペレーターのほとんどが理解している。現代でも色褪せることのない多くの発明品は、時と黄砂の中で失われたのかもしれなければ、黄金の都市の神秘なる高き壁の向こう側に隠されているのかもしれない。
サンドレコナーを協力者としてロドスに紹介した時、パピルスは少し不安げに彼にまつわる噂について話してくれた。彼の一族の血は呪われており、血脈者は全員、謂れのない災いを被り、悲惨な最期を遂げるのだと。その後、サンドレコナーと関わっていくうちに、我々も次第にそのことについて確信を深めていった。先祖代々、宝石の商売を生業にしてきたサンドレコナーが、ロドスやその他国際医療企業に興味を持ったのは、病で命を落とした親族をその目で見てきたために、十分な医療資源で多くの人々を救いたいという思いを抱えていることが、大きく関係しているだろう。
もちろん、ロドスがそれを「呪い」などという言葉で片付けることはない。医療部は、サンドレコナーに全身の精密検査を行い、さらに彼が提供してくれた一族の病歴と照らし合わせた結果、一族に珍しい遺伝性の疾患はないと判断した。我々が今まで、何も知らずに活性源石に囲まれた環境で生活をしていた感染者を多く見てきたこと、そしてサンドレコナーの血液中源石密度が明らかに一般のそれより高いことから、次に医療部は彼の今までの生活環境に目を向けた。そして、ミナトハマイ特有の源石回路宝石に対し一連の測定を行い、その結果をサンドレコナーに告げた。宝石の源石回路は、特定の条件下において、間違いなく人体の血液中に普遍的に存在する源石粒子に影響をもたらす。様々な源石回路宝石が大量に集められる取引所では、血液中の源石粒子が刺激を受け急激に成長したり、一箇所に固まったり、神経中枢に影響を及ぼしたりする可能性もあるのだ。幸い、サンドレコナーはすでに宝石取引所を離れている。「一族の呪い」が今後、彼に引き継がれることはないだろう。
しかし、そのことを聞いたサンドレコナーはただ頷いて、一族の先人たちの憶測が証明されたことを喜んだだけだった。彼らがとうの昔から事実に気づいていたのは明らかだ。にも関わらず、一度も宝石取引所を離れたいと思わなかった。使命が果たされたその日まで、彼らはずっとあの場所を守り続けていた。

【権限資料】
サンドレコナーは、彼の一族が担っている真の責務をすべてロドスに打ち明けてくれた。一部の事実はぼかされていたが、彼の一族が宝石を返却しようとした相手が、サルゴン不死隊の戦士の一人か、あるいは似たような技術によって、腐敗することなく長らく活動を続けていられる将官であることは推測できる。サルゴン人が考える「永遠の命」が、真に命の延長と呼べるのか、そして、不死隊へと造りかえられた戦士がどのような状態で存続しているのか、それは我々が定義すべきことではない。サンドレコナーの一族にとって、「宝石の紛失」と「不死なる者の命を停止させたこと」よりも、最初の密告行為のほうがより重い罪の意識をもたらしているのだろう。
この三百年以来、一族の誰もが、いかなる形をもってしても再び密告者になることを拒んだのは、想像に難くない。そのため、彼らは自身が背負う重い過去について決して言及せず、人付き合いすらも避けてきた。そうした行為が、支配人の人情に薄く冷たいイメージをより一層深めていたのだろう。サンドレコナーは間違いなく幸運だといえよう。先祖代々砂漠に落ちている黄砂の重さを一粒ずつ量るような、果てしない徒労とも思える作業を飽くことなく続けてきたが、彼はすべての宝石が返却される日を迎えることができた。何より、彼は一族が背負っていたものをすべてを包み隠さずロドスに話したのだ。これは、彼と彼の一族が赦しを得たことの証左である。
皆さんが、サンドレコナーに関することを、賭けの対象にしているのは知っています。「応接室でペットとして雲獣を二匹飼ったら、サンドレコナーがロドスに商談をしに来る頻度を増やせるかどうか」、「サンドレコナーがいつ、ロドスの自社開発ペット用ピューレを仕入れリストに入れるか」、「誰が一番最初にサンドレコナーが自分のカラクリ羽獣とおしゃべりしているシーンに出くわすか」などなど……皆さん、特にサンドレコナーが一人でいる時を狙って、自分のペットをわざと置いていく数名のオペレーターの方、どうかそういった人を試すような行為はお控えください。たとえ彼が小動物好きであることがすでに公然の秘密であったとしても、たとえ皆さんに悪意がないとしても、そのようにお客さんをじろじろと観察するのは、大変失礼な行為にあたります。
――ある後方支援部定例会議の録音より抜粋

……以前の疑問に対する答えがすべて出そろいました。まず、サンドレコナーは応接室に雲獣がいることを快く思っていません。資料を持っていったオペレーターが、サンドレコナーがカラクリ羽獣を使って、根気よく雲獣を部屋の外まで誘導していたのを目撃したのです。さらには、サンドレコナーから、小動物はインク瓶をひっくり返す可能性があるから、オフィスエリアに入れるべきではないと、厳しく指摘されたとか……まるでそういったことを何度も経験してきたかのような口ぶりだったそうです。なのに、ペット用ピューレの提案をされた時は、ペットを飼っていないと言ったのです。それと、彼と取引をしているサルゴン人は、大抵が変わった生き物や飼い馴らすのが難しい猛獣に首ったけなため、ロドスのオペレーター数名によるお手製のピューレは必要ないと、特に強調していました。
カラクリ羽獣とおしゃべりするかどうかについては、とある怖いもの知らずなオペレーターが数日観察しても結果を得られなかったため、直接本人に聞くことにしたそうです。もちろん、突拍子もない質問にサンドレコナーは大変困惑していました。そこでオペレーターは、「つまり、童話の中の登場人物が木のうろに向かって本音を打ち明けるようなもんさ」と説明を付け加えました。そして、サンドレコナーの返事は「そこまでして話したいことはない」だったそうです。
……抜け駆けはずるい?とんでもない。確かにお客さんを試すような行為は大変失礼だと言いましたが、サンドレコナーがすでにロドスの協力オペレーターであることはお忘れですか?ほとんどの場面において、彼が冷静沈着な態度を保っているからこそ、時々思い出させてあげる必要があるんです。今の彼はカウンターの中を三百年も守ってきた支配人ではなく、ただの二十歳のオペレーター・サンドレコナーなのだと。
――数週間後の定例会議の録音より抜粋
【数年前の宝石取引所の記録】
備品の異常損失:カラクリ羽獣一体
損失理由:ノラ雲獣に捕獲されたため
備考:カラクリ羽獣の偵察能力と機動性の改善が望まれる。(本項目は線で消されている)
追記:カラクリ羽獣は回収済。
……
備品の異常損失:ギフト用練り香水三箱
損失理由:開封後未使用
備考:ミオは適切な香りのシャンプーとフレグランスを見繕い、自分で身体を綺麗にすると言っていた。
倉庫の錠がこじ開けられた痕跡はない。壁や通気口にも破壊された跡はなし。これも言われた通り、今の私には確かにミオの侵入を防ぐ手段がないようだ。
……
備品の異常損失:新鮮な水産物十二種類
損失理由:消費期限内に食さなかったため
備考:ミオは生食を好まない。同じ食事ができるよう、私に自身の生活の質を高めることを要求してきた。
追記:上記の水産物は一匹の黒い循獣によって消費された。
……
備品の異常損失:宝石保管棚五つ
損失理由:強度テスト中にワオにより破壊された
備考:源石回路が刻まれたこの大きな宝石の効果は、私のアーツ技術では鑑定できない。これこそが、私たちが探していた貴石のはずだ。ワオの助けもあって、新しい材料を使い、保管棚を作ることに成功した。すでに盗賊に突破されたことのある防犯手段は、すべて排除してある。
ミオから、実は自分は雲獣ではなく、ワオも循獣ではないと告げられた。二匹の姿は、街の彫刻や壁画、古い書籍に繰り返し登場している。さらに、言葉を操ることもでき、取引所の最も強固な防御手段をものともしない。これらはすべて、二匹が通常の獣と異なっている証拠である。それと同時に、二匹にはそれらの違和感を、気づかせないようにする力も持っている。二匹は取引所の物語と支配人の責務、そして、私が一度も会ったことのない貴石の守護者の姿を教えてくれた。約百年前、私の祖先の一人を説得し、見つけた貴石の一つを現地のコレクターに保管させたことも語ってくれた。それは将来、複数の貴石が一箇所に集まった時、再び良からぬ者に注目されるのを防ぐためだそうだ。
私はそのコレクターに会いに行き、ミオの言葉が真実であることを確かめた。さらにワオの口から、別の貴石が街の博物館に保管されていることを告げられた。先日取引で偶然手に入った今回の貴石を入れれば、今の私はすでに三つの貴石の在り処を知っていることになる。
私はミオとワオを運命の導きの象徴だと思ったが、二匹はそれを否定した。ミオが言うには、取引所に住み着いたのは、ただ自分の話し相手になってくれるペットを飼いたかったかららしい。そこで選ばれたのが、たまたま私だったわけだ。
HP
1231
攻撃力
485
防御力
160
術耐性
20
配置コスト
11
攻撃間隔
1.6 秒
ブロック数
1
再配置時間
70 秒

素質

  • 職人の遺訓
    召喚物「カラクリ羽獣」を使用可能(配置時に5体獲得)。カラクリ羽獣とサンドレコナーは敵【ロボット】への与ダメージが20%上昇

スキル

設定で詳細一覧を有効にして、詳細データが表示されます。
  • ゼンマイ巻き
    自動回復自動発動
    初期SP
    20
    必要SP
    30
    継続時間
    10 秒
    サンドレコナーと全てのカラクリ羽獣の攻撃速度+60
    attack_speed
    60

    カラクリ羽獣

    敵に術ダメージを与える
    HP
    974
    攻撃力
    340
    防御力
    100
    術耐性
    0
    配置コスト
    8
    攻撃間隔
    1.6 秒
    ブロック数
    1
    再配置時間
    10 秒
    • 職人の遺訓
      敵【ロボット】への与ダメージが20%上昇
    ゼンマイ巻き
    自動回復手動発動
    継続時間
    10 秒
    カラクリ羽獣の攻撃速度+60
    attack_speed
    60
  • 天秤の持ち手
    自動回復手動発動
    初期SP
    20
    必要SP
    40
    継続時間
    20 秒
    「カラクリ羽獣」を1体獲得し、全てのカラクリ羽獣の攻撃力+40%、重量が最も重い敵を優先して攻撃し、カラクリ羽獣の攻撃が対象を1秒足止めする
    sluggish
    1
    atk
    0.4
    cnt
    1

    カラクリ羽獣

    敵に術ダメージを与える
    HP
    974
    攻撃力
    340
    防御力
    100
    術耐性
    0
    配置コスト
    8
    攻撃間隔
    1.6 秒
    ブロック数
    1
    再配置時間
    10 秒
    • 職人の遺訓
      敵【ロボット】への与ダメージが20%上昇
    天秤の持ち手
    自動回復手動発動
    継続時間
    20 秒
    カラクリ羽獣の攻撃力+40%、重量が最も重い敵を優先して攻撃し、カラクリ羽獣の攻撃が対象を1秒足止めする
    attack@sluggish
    1
    atk
    0.4

モジュール

  • ORIGINAL
    サンドレコナーの記章
    サンドレコナーはカラクリ羽獣を操作しての作戦参加に秀でている。
    外勤部門の決定に基づき
    外勤任務においては補助オペレーターとして区分し、召喚師の責務を担う。
    特別に本記章を授与し、
    その証明とする。
  • SUM-X
    過去の痕跡
    STAGEステータス強化説明
    1
    • HP +80
    • 攻撃力 +25
    召喚師の特性
    敵に術ダメージを与える
    召喚物を使用可能
    自身の召喚物が配置されてない状態で召喚物を配置時、残り配置可能数が減少しない(配置中の最後の召喚物撤退時、残り配置可能数は増加しない)
    2
    • HP +100
    • 攻撃力 +35
    職人の遺訓
    召喚物「カラクリ羽獣」を使用可能(配置時に5体獲得)。カラクリ羽獣とサンドレコナーは敵【ロボット】への与ダメージが20%上昇、カラクリ羽獣の攻撃速度+5
    職人の遺訓
    敵【ロボット】への与ダメージが20%上昇、攻撃速度+5
    3
    • HP +120
    • 攻撃力 +40
    職人の遺訓
    召喚物「カラクリ羽獣」を使用可能(配置時に5体獲得)。カラクリ羽獣とサンドレコナーは敵【ロボット】への与ダメージが20%上昇、カラクリ羽獣の攻撃速度+8
    職人の遺訓
    敵【ロボット】への与ダメージが20%上昇、攻撃速度+8
    十数年のもの間、彼を悪意から守ってくれた分厚い扉を開けると、ラズバールはいつものように扉の裏にかかっているじゃらし棒をつかんで、それを暗い部屋の奥に向けて振った。
    一回、二回、三回と。
    取り付けたばかりの宝石は、暗闇の中で断続的にかすかな光を放った。しかし、なじみの姿は現れなかった。ラズバールの手が空中で止まる。彼はふと思い出した。ミオがいつものように、部屋の隅から飛び出してくることはもうないのだと。彼は深いため息をつき、ゆっくりと棒を元通りに扉の裏にかけた。
    「カタッ」という小さな作動音に伴って、柔らかな光が部屋の奥から暗闇を追い払っていく。ミナトハマイにおいても、いくらお金があっても買えないような貴重な宝石が、本棚や机に所狭しと置かれている。そうした宝石が色とりどりの光を屈折させ、このグランドバザールでも一番安全で人目につかない部屋の中に、幻のような光景を静かに描いている。
    これはすべて、ラズバールの一族が長年にわたり積み重ねた努力の「成果」なのだ。この宝石がよからぬことを企む者に盗まれないよう、ラズバールはこの部屋のれんがの一つ一つや隅々にあるほこりの状態まで、すべてをしっかりと把握している。
    しかし、それはもう重要ではなくなっていた。彼はこれまで担ってきた使命から解放され、今や、自分を麻痺させてきたこの場所を離れるところだ。
    出発前に一番大切なものをすべて持っていかなければ。それで、何を取りに来たのだったか。
    彼は、はたと思い出した。いつかの自分とミオとワオが描かれた肖像画を探しに来たのだった。確かあれは、棚の後ろに置いてあるはずだ。あの時彼は、大人になった記念として何か残すべきだ、とミオとワオから強く要求され、肖像画という形を選んだ。しかし、いざ出来上がればすぐ、そこに隠せとワオが言ってきたのだ。「こんなに大きい循獣と雲獣がいていいわけないだろ!」とのことだった。それでミオが拗ねて、二日くらい何も食べなかったのを彼は今でも覚えている。
    あとは……ミオに使わせていた爪とぎボードも持っていこうと彼は思った。この机の下にあるはずだ。それは彼がまだ小さい頃にミオが作った宝石枕で、それで寝ているとミオが寄ってきて添い寝をしてくれたものだった。そのうち、枕がミオの爪とぎボードになったため、彼はわざわざ枕を新しい毛布でくるんでおいていた。
    無論、扉の裏にかけていたこのじゃらし棒もそうだ。もともとはワオがくれた伸び縮み棒で、カラクリ羽獣が一つ縛りつけられていた。幼い頃は、ミオがよくこの棒をくわえていくものだから、部屋の中で彼と追いかけっこをした……
    こうした物のほかにあるのは、もはや彼にとって何の意味もないこの宝石の山だけだ。
    ラズバールは、すでに壊れたカラクリ羽獣を懐から取り出した。それはミオが幾度となく枕元で披露して彼を大笑いさせてくれた、「おもちゃに傷一つ付けずに丸呑みしては吐き出す」という芸に使われていた道具だった。しかし今や、ひっかき傷だらけのカラクリ羽獣は、ただ手のひらの上で静かに横たわっている。どうやら、ミオはもうあの芸を見せてくれる気はないようだ。
    ラズバールはダンボールから豪華な宝石を取り出すと、彼だけのわずかな思い出をその中に入れた。ダンボールを引きずる音と、扉が閉まる音が止むと、すべてが再び静寂に包まれる。
    「いつまで見てるつもり?行くよ。」
    足音が遠ざかったあと、そんな声が暗い部屋の隅で響いた。

基地スキル

  • 注文分配α
    貿易所配置時、受注効率+20%
    大バザール管理学
    貿易所配置時、受注効率+30%、注文上限+1