• Skyfire
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スカイフレア

術師タイプ — 拡散術師
敵に範囲術ダメージを与える
  • SK01
  • 遠距離
  • 範囲攻撃
  • 牽制
/ 80
【コードネーム】スカイフレア
【性別】女
【戦闘経験】一年
【出身地】ヴィクトリア
【誕生日】6月1日
【種族】フェリーン
【身長】162cm
【鉱石病感染状況】
メディカルチェックの結果、非感染者に認定。
【物理強度】普通
【戦場機動】普通
【生理的耐性】普通
【戦術立案】標準
【戦闘技術】普通
【アーツ適性】卓越
スカイフレアは、民間のアーツ研究会「狐尾」の中心グループ「王の杖」に所属している。地質学と源石地質学の二つの学位を所持するヴィクトリア上級職業術師で、アーツ運用及び理論研究方面では特に造詣が深い。
現在王の杖のロドス駐在首席術師の任にあり、ロドスとの協力協議を結んでいる。またロドスの源石理論研究や殲滅作戦等多くの任務へ協力を提供している。
造影検査の結果、臓器の輪郭は明瞭で異常陰影も認められない。循環器系源石顆粒検査においても、同じく鉱石病の兆候は認められない。以上の結果から、現時点では鉱石病未感染と判定。

【源石融合率】0%
鉱石病の兆候は見られない。

【血液中源石密度】0.11u/L
源石の多発地帯での活動することは少ない。

言わせてもらうけど、まるっきり世間知らずのお嬢様だ。ちょっと苦労をしたほうが戦場の過酷さとか、感染者の大変さがわかるだろう。こっそり面倒事を押しつけて、アイツの鼻をへし折ってやるべきだな。
――医療オペレーターガヴィル
ちなみにガヴィル、医療部の健康診断記録は公開設定になっているぞ。
――ケルシー医師
スカイフレアのアーツの運用レベルは同年代を遥かに超えている。彼女は火を操り巨大な炎にすることを得意とし、その炎の塊を目標に向かって落とせば、戦場の敵はことごとく燃え尽きる。
この過程で流れまわる熱がスカイフレアの服飾品を燃やすとともに、彼女の髪の毛先はひらりと舞い上がるが、炎は彼女を傷つけることはおろか触れることすらできない。
かなりの高温といい燃え盛る光といい、スカイフレアが駆使するアーツは太陽を直接大地にたたきつけるようなもので、彼女のコードネームの由来にもなっている。
実際、このような膨大なパワーは、まだ人生経験の浅い術師として、天賦の才に恵まれていても、彼女は未だ完全には操り切れていない。
くれぐれもスカイフレアがいるエリアの火災警報には注意を払うように。
「王の杖」とロドスの協力関係の契機となったのは、ほんの些細な出来事だったが、王の杖のメンバーにとっては、それはどうしても許せないことだった。
過激派感染者による組織、レユニオンは幾度かの暴動のなかで、王の杖で飼っていたペットの「フィル」を誤って殺してしまい、王の杖のメンバーたちは激怒した。現地のレユニオンメンバーが予想できなかったのは、王の杖のメンバーはみな戦闘においては天才的で、強い闘争心と行き場のない若さゆえの力を抱えているということだ。
この一匹のペット、あるいは家族、親友の逝去により、王の杖はレユニオンに対する報復を展開し、現地のレユニオンに深刻な打撃を与えた。
王の杖はたったの五人グループだが、彼女たちは感染者問題解決の専門組織を探し、その組織と協力し、卑劣な仇たるレユニオンを完全に撲滅しようと決めたのだ。
以上が王の杖がロドスと協力関係を結ぶに至ったあらましだろう。
アーツを放つとき、スカイフレアが身に着けている衣服は彼女の体の中から絶えず吹き上がる熱によって燃えてしまう。
その結果、二つの問題が生じる。一つは、スカイフレアの体温が高温になりやすいことだ。本人には問題はないが、周囲の物には影響を与えてしまう。
もう一つの問題は、通常の繊維ではスカイフレアから発生する熱を遮断できないことだ。そのため彼女は、熱に強い衣服、もしくはこの問題を根本的に解決できる方法を探している。
ロドスは彼女の制服を改造しようと試みたが、全て失敗に終わった。
この天才の頭を悩ませるのは、世界でこのスカイフレアの二つの問題だけかもしれない。
スカイフレアは決して横暴で薄情な人間ではない。ただ多くの人間は彼女の速すぎる頭の回転と何手先も読んだ行動についてこれず、それゆえに彼女とコミュニケーションをとる際に行き違いが起こってしまうのだ。そしてこれこそが彼女を悩ませている。
おそらく、スカイフレアは他人を叱責したり非難したいと思っているわけではない。自分の考えを適切に伝えられないことがもどかしく、その結果、大半の時間を彼女自身を落ち着かせるために充てている以外に考えられない。
安心できるのは、彼女には志を同じくする友がおり、ロドスにも多種多様なオペレーターがいる点だ。もしスカイフレアが本当に寂しさを感じているのなら、彼女たちが不自由さや喪失感を少しでも和らげてくれるはずだ。
一部のオペレーターによれば、少なくとも自分の不注意でドクターの任務報告書を燃やしてしまった時、彼女は顔を赤くして謝るということだ。
王の杖の力を使いこなしたいなら、まずは自分の指揮力を知るべきだ。事実として水が集まり一つとなって大きな流れを生み出している川のように、チームがまとまっていなければ、個性派な天才の寄せ集め集団よりも熟練したチームの方が遥かに優れているということだ。
当然、もしも一人の指揮官として合理的に戦術を運用でき、個々のオペレーターの力を引き出してさえできれば、彼女らはどんな戦場でも戦局を左右する大きな存在になる。
まずはスカイフレアの能力を活かすことから始めよう。
HP
1620
攻撃力
874
防御力
122
術耐性
20
配置コスト
33
攻撃間隔
2.9 秒
ブロック数
1
再配置時間
70 秒

素質

  • アーツバースト
    配置中、ブロック中の敵が受ける術ダメージ+15%

スキル

設定で詳細一覧を有効にして、詳細データが表示されます。
  • 攻撃力強化γ
    自動回復手動発動
    初期SP
    15
    必要SP
    30
    継続時間
    30 秒
    攻撃力+100%
    atk
    1
  • メテオフレイム
    自動回復手動発動
    必要SP
    25
    継続時間
    40 秒
    通常攻撃の間隔を延長し、隕石を召喚する
    隕石は衝突まで時間がかかるが、衝突後一定範囲内の敵全員に攻撃力240%分の術ダメージを与え、1秒間スタンさせる
    base_attack_time
    0.7
    attack@atk_scale
    2.4
    attack@stun
    1

モジュール

  • ORIGINAL
    スカイフレアの記章
    スカイフレアは複数の敵に対するアーツ攻撃に秀でている。
    外勤部門の決定に基づき
    外勤任務においては術師オペレーターとして区分し、拡散術師の責務を担う。
    特別に本記章を授与し、
    その証明とする。
  • SPC-Y
    防炎処理案
    STAGEステータス強化説明
    1
    • 配置コスト -8
    • 攻撃力 +40
    • 攻撃速度 +4
    拡散術師の特性
    敵に範囲術ダメージを与える
    配置コスト減少
    2
    • 配置コスト -8
    • 攻撃力 +58
    • 攻撃速度 +5
    アーツバースト
    配置中、ブロック中の敵が受ける術ダメージ+20%
    3
    • 配置コスト -8
    • 攻撃力 +70
    • 攻撃速度 +5
    アーツバースト
    配置中、ブロック中の敵が受ける術ダメージ+23%
    「『レユニオン』を名乗る感染者集団が……感染者集落付近の三つの学校で破壊活動を行い……それによって……あっ。」
    「また紙を燃やしてしまったのかい? ならば、書き直してみなさい。」
    年老いたサヴラは落ち着いた様子でデスクの向かいに座り、モンベラン家の令嬢が焼け焦げた紙を丸めてゴミ箱へ捨てる様子を眺めていた。
    「『レユニオン』を名乗る感染者集団が……それによって……」
    「五名の学生が襲撃を受け重傷を負い、さらに……ああもう、忌々しい!」
    「『レユニオン』だかなんだか知りませんけれど、ただいたずらに社会に復讐して、感染者の立場を余計に悪くしているだけじゃない!」
    「先生、わたくしこの人たちが許せませんわ!」
    先生と呼ばれたサヴラは何も言わなかった。
    しばしの沈黙を置いてから、放り投げられて目の前まで転がってきたペンを再びエセルフレイに握らせた。
    「もう一度。」

    「『感染者管理条例』第五条……感染者の活動範囲は以下に限る……?」
    「これが会議の結論ですの? 『レユニオン』の一件があったのに全然懲りていませんわね!」
    「――あっ……申し訳ございません、先生。ちゃんとコントロールできていたはずなのに、また……」
    エセルフレイは慌てて手を引いたが、議会の書類には焦げ跡が残ってしまった。
    「……ですが、これもこんな間の抜けた結論を記した書類が悪いのです!」
    「すでに感染者は立ち上がりつつあるというのに、脳天気な貴族たちはなおも上辺だけの言葉を並べるばかりなんですもの。」
    「先生、わたくし、要望書を提出しますわ。」
    「わたくしは、『レユニオン』が現れるに至った原因から目を背けず、最も有効的な対応策をとるべきと考えます。つきましては直ちに――」
    「……あら、いけない。また燃やしてしまいましたわ。」
    「ふむ。では、もう一度書き直しなさい。」

    「最後に――都市から追放された感染者は復讐心を抱く可能性が極めて高く、機会さえあれば都市への報復を行うことでしょう……」
    「ふぅ。先生、書き終わりましたわ。」
    「こんな言い回しは好きではありませんが、浅学で短絡的な人々にも理解できるようにするには、仕方のないことですわよね。」
    エセルフレイが綴った「要望書」は十五枚にも及ぶものだった。
    整った字が並ぶ紙には、どこにも焦げ跡など見当たらない。
    彼女は期待の眼差しで先生を見やった。
    「よかろう。」
    アンストはうなずき、一通の手紙を取り出した。
    それはもう書き上げられているようで、「ロドス・アイランド」という見慣れない宛名が書かれていた。
    「君はすでに理論を知り、手段を得た。しかし、学びはここから始まるのだ。」
    「君が解決したいと願う感染者の問題、そして『レユニオン』の問題……」
    「それらと向き合い、戦い続けている者たちに会いに行くがよい。」

基地スキル

  • 術師エキスパートα
    訓練室で協力者として配置時、術師の訓練速度+30%
    術師エキスパートβ
    訓練室で協力者として配置時、術師の訓練速度+50%