• Vulpisfoglia
  • 忍冬
  • 불피스폴리아

ウルピスフォリア

先鋒タイプ — 先駆兵
敵を2体までブロック
  • SR40
  • 近距離
  • COST回復
  • 火力
/ 90
【コードネーム】ウルピスフォリア
【性別】女
【戦闘経験】二十五年
【出身地】シラクーザ
【誕生日】9月8日
【種族】ヴァルポ
【身長】161cm
【鉱石病感染状況】
メディカルチェックの結果、非感染者に認定。
【物理強度】優秀
【戦場機動】優秀
【生理的耐性】標準
【戦術立案】標準
【戦闘技術】卓越
【アーツ適性】標準
イングリッド。スズランの母親であり、かつてはシラクーザのグレイホール十二家のひとつ――ヴェネツィアファミリーの中心メンバーであった。暗殺任務を数多く遂行しており、殲滅戦と奇襲戦を得意としていたが、ある事情により後にファミリーを抜ける。現在はウルピスフォリアというコードネームで、ロドスの駐留オペレーターとして活動している。
造影検査の結果、臓器の輪郭は明瞭で異常陰影も認められない。循環器系源石顆粒検査においても、同じく鉱石病の兆候は認められない。以上の結果から、現時点では鉱石病未感染と判定。

【源石融合率】0%
鉱石病の兆候は見られない。

【血液中源石密度】0.13u/L
源石との接触は極めて少ない。だが、鉱石病の防護と応急処置について熟知しており、鉱石病患者への日常的な看護も少し経験がある。
スズランがロドスで治療を受けていたこの数年、イングリッド女史と例の極東の宮司は娘に会いに本艦へ何度か訪れたことがある。毎回、宮司のほうがしつこく娘の学業や生活について尋ね、イングリッド女史はその隣で時折、ロドス本艦の防衛や外勤任務のリスクなどについて、質問を挟む程度であった。そのため、彼女は我々に深い印象を残したものの、人事部が知り得た情報はほとんどなく、既存の記録にも「シラクーザ人、ファミリーの殺し屋、近寄りがたい雰囲気」としか書かれていなかった。
今回イングリッド女史は単独でロドスへと訪れ、本艦への在留申請を提出した。このため、我々は彼女の資料の補完作業を始めた。作業は非常に順調だったが、同時に我々は「イングリッド」という名前がシラクーザで決して無名ではないことに気づいた。ファミリーが各都市で縄張り争いをしていたあの頃、彼女がヴェネツィアファミリーの中心メンバーとして、各地の裁判所に残した殺人事件への関与の記録は合計二十七件にも上る。最低でも十のファミリーがかつて彼女に懸賞金をかけたことがあり、そのうちの半分は未だに有効である。「狼よりも残忍なヴァルポ」――彼女の恐ろしい名は、シラクーザのファミリーの間で口から口へと語り継がれている。
もちろん、シラクーザの現在の政治状況と、彼女が手にかけた人々の素性を考えれば、イングリッド女史がそのような過去を持つのも理解できないことではない。加えて、ロドスに対し特筆すべき影響を与えることもないと判断し、ケルシー医師に指示を仰いだ後、我々はイングリッド女史の在留申請を受理した。当人への最終確認も非常にスムーズで、イングリッド女史を探しにいったオペレーターたちはすぐに人事部へと戻ってきた。彼らが言うには、整理した分厚い資料を持ってイングリッド女史に話しかけると、彼女は落ち着いた様子で頷き、ただささやかな希望をひとつ――氏名欄から「ヴェネツィア」という姓を削除してほしいと、口にしただけだったという。さらに別れ際、彼女は人事部のオペレーターの一人一人に精巧なプレゼントを手渡し、笑顔で告げた。「これまでリサの面倒を見てくれたことに感謝するよ。それと……これだけの資料を集めるのはさぞかし大変だっただろう、お疲れ様だ。」

「イングリッドさん、付き合いやすい人じゃないか。」
「マジかよ、最後のあれは明らかに脅迫だっただろ?」
「深読みはやめろって。さっき見た笑顔を思い出せよ。」
「お前こそ。あの笑顔、よく思い返してみろって……」
イングリッド女史が本艦で過ごす時間が増えるにつれ、彼女と我々の関係性も徐々に深まっていった。いくつものサークルが彼女を活動に招待し、そして驚くべきことにイングリッド女史はそのすべてを了承した。だが……結局、彼女はほとんど参加することはなかった。なぜなら、イングリッド女史はいつも遅刻するからである。彼女はいくつものお酒の試飲会を続けて逃し、そろそろお開きという頃になってようやくのんびりと姿を現すと、申し訳なさそうに頼み込んで主催者に試飲の時間を一時間も延長してもらった……イングリッド女史がこれほど時間にルーズで、辛抱強さにもやや欠ける人物だったとは、とてもではないが想像できなかった。
イングリッド女史に対する我々のイメージが再び崩れたのは、彼女が「ウルピスフォリア」としてロドスの作戦訓練や外勤任務に参加するようになった頃のことだった。彼女と同行したオペレーターの中で毎回のように、プレッシャーを感じると訴える者が現れたのだ。これは別にシラクーザのファミリーの殺し屋であったイングリッド女史が、チームワークに欠けていたり、残忍な戦い方をしたりするわけではない。ただ彼女の……ありえないほどの実行力が、他の者を途方に暮れさせてしまうだけだ。彼女は計画書に書いてある内容を一字一句、一秒の時間のずれもなく、細部に至るまで完璧に実行してのける。うっかり消し忘れた「標的が新しい一日を迎える直前、もっとも有頂天になっている瞬間に頭上から落ちてきた物にぶつかる」というような下書きですら、完璧に実現してしまうのだ。イングリッド女史のイメージは一瞬にして、細部にこだわる強迫観念の持ち主、もしくは完璧主義者へと変わった。
この強烈なギャップは、我々全員を困惑させた。そして、とある任務の後、ようやく勇気を奮い立たせてイングリッド女史に直接尋ねる者が現れた。彼女は眉間にしわを寄せ、このように言い放った。「仕事に手を抜けと言いたいの?」

【補足説明】
最近、いつものようにオペレーターの資料を整理していたら、偶然シラクーザの裁判所の審問記録が出てきた。その記録には、裁判官からの質問に対する被告人イングリッド女史の回答が記載されていた。もしかしたら、「仕事とプライベートを完璧に分けている」という説に頼らず、イングリッド女史が戦闘中に見せる「強迫観念」を説明できるかもしれない。
「ある人の死は誰かへの警告であり、またある人の死は誰にも記憶されてはならないものだ。死ぬべきでなかった者がどう死ぬのか、死ぬべきだった者がどう死ぬのか……裁判官、その技術に携わる者として、ある程度の流儀が必要なんだよ。」
私は、好奇心からスズランの家族構成について討論する連中を厳しく諫めていたが、それは私自身が、スズランとイングリッドさんが肩を並べ、おしゃべりしながら廊下を通り過ぎていき、一緒に立ち止まって私にあいさつをしてくれた時までだった。二人はあまりにもそっくりだった。似たような背格好に、まるで同じ型で作ったかのような顔立ち。だが、纏う雰囲気は明らかに異なっている――少し不躾だと思いつつ、あの時、私はシラクーザの殺し屋と極東の神職者がどのように出会って結ばれたのか、想像せずにはいられなかった。
一瞬にして、様々なストーリーが脳裏をよぎった。たとえば、シラクーザから遥か遠くの極東までやってきた冷酷な殺し屋が、命令を受けて神社の主を殺そうとするが、長剣が神楽の面を割った瞬間、神職者の清らかな瞳と目が合い、二人はまじないをかけられたかのようにその場で固まってしまう……はたまた、催事のためにたまたま山を下りた宮司が、曲がり角で楓の木に寄りかかって座るシラクーザの殺し屋を発見する。血みどろの戦いから逃れた殺し屋は、すでに虫の息だった。神職者はそっとしゃがみ込み、彼女の容態を確認する……私は、はっと我に返ると同時に、思わず口を開いていた。「その、少しお聞きしたいのですが……」
同僚としても、人事部のオペレーターとしても、私の行動は非常に失礼なものだったはずだ。だが意外なことに、二人が怒る素振りを見せることはなかった。むしろ、スズランは質問に対し、堂々と簡潔に答えてくれた。彼女が言うには、イングリッドさんと父親との出会いは単なる偶然によるものだったらしい。
ある武装勢力がスズランの父親が仕える神社のある地域に逃げ込み、繰り返し悪事を働いていた。罪なき民衆を守るため、彼は単独で相手の縄張りに向かい、最後の交渉を行おうとしていた。山の麓で、彼はコートを着た、右頬に傷跡のある異国の女性とすれ違った。そして、相手の陣地へ到着した時、武装勢力の首領はすでに雪の上に倒れて絶命しており、残りの者も逃げ去った後だった。その一週間後、宮司は普段着に着替えて街へとやって来た。自分が仕える「神」の好物であるちくわを買うためだ。いつもの露店に並んだが、宮司の前にいた女性が最後に残っていた二包みのちくわをまとめて買ってしまった。そこで彼は礼儀正しく、彼女に一包み売ってくれないかと頼んだ。すると、その見るからに厄介そうなシラクーザの女性は振り返り、笑顔でちくわを一包み手渡してくれたのだった。彼はお辞儀をして、ちくわとその二度目のめぐり合わせに感謝した……その後のことは成り行きのまま滞りなく進んだのである。

たしかに、それは何の変哲もない物語だった。異なる国、異なる立場、異なる性格の二人の出会いは、それ自体が貴重な縁と言える。そして、その後の選択とそれに必要な数々の努力――神社の禁忌への挑戦やファミリーの掟への反抗、そして二人からの愛と期待を惜しみなく注がれた子供の存在は、さらに尊敬に値する。二人の出会いが単なる偶然でドラマチックでなかったとしてもそれは変わらない。二人に別れのあいさつを告げると、ずっと黙っていたイングリッドさんが笑顔で私を呼び止めた。
「たしか午後の特別対抗訓練には、貴方も参加するはずだね?」
【特殊書簡03】
差出人:ファブリッツィオ・ヴェネツィア(調査の結果、シラクーザのヴェネツィアファミリー現当主であると判明)
受取人:ロドス購買部
本文詳細:私の孫娘リサは長らく貴社で鉱石病の治療を受けており、最近その母親であるイングリッドも貴社へと赴いた。そのため、貴社の鉱石病治療に関連する研究を、ヴェネツィア自工名義で援助させていただきたい。
担当者コメント:イングリッド女史の意見と彼女の態度を参考に、以下のように返信する――
「ロドスにご関心をお寄せいただきありがとうございます。ですが、認識されている状況に一部事実との齟齬があり、検討が難しい状況です。」

【特殊書簡07】
差出人:ヌオバ・ウォルシーニ事務所・ペナンス
受取人:ロドス本艦
本文詳細:ぺナンスより定期的な任務報告と公文書の共有があった。中には、ヌオバ・ウォルシーニ警察署と裁判所が発行した指名手配書が含まれていた。対象者はイングリッド、罪状は故意の暴行による傷害罪。
担当者コメント:イングリッド女史に共有済み。意外なことに、シラクーザの一般的なファミリーのメンバーがよく見せる裁判所への態度とは異なり、イングリッド女史はこの指名手配書の効力を認めた。

【権限記録】
私は逃げているわけでも、逃げ場を探しているわけでもないよ、ドクター。もちろん、逃げること以上に、帰ることはあり得ない。この大地に存在する「法律」は多すぎる。そのすべてに注意を払うことができるとでも?
ああ……そうだね。シラクーザで、ファミリーが誰かを始末するのに理由なんて必要ない。もしくは、ほとんどの場合において、「ディチェンテ」とか「大団円」なんて……まったく成立しないんだ。だから、私はあの場所を去った。でも、この服を脱ぎ捨てることは決してない。なぜなら着心地がいいからね。そして、この剣を捨てることもない。なぜなら使いやすいからさ。ただ……リサはもう私が気にかけてやる必要はないし、あの子のお父さんも自分で面倒事を片付けられる力がある。だから、しばらくは私が手を貸す必要もないはずだ。そう考えると、たしかに少しの間はゆっくり過ごせるようだね。貴方の言う通り、殺し屋が休息を取ることは、本人にとっても他の皆にとっても悪いことじゃない。
「オーキッドさん、さっき来てたいたのはもしかしてイングリッドさんですか?」
「そうよ、糸と針を借りにね。ここで、しばらく破れた物を直していたわ。」
「破れた物って?」
「腰につけているお守りよ。ヌオバ・ウォルシーニでうっかり破られてしまったらしいわ……きっと大切なものに違いないわね。」
「中には何が入っていたんですか?その、ちょっと気になって……」
「中身は空だったわ。」
「何もなかったということですか?」
「ええ、もしかしたら、前は何かが入っていたのかもしれないわね。破れた時に失くしたのかも……どうしてそんなに驚いているの?彼女のような人が、自分が本当に大切にすべきものがわからないはずないでしょう?裁縫の手つきは危なっかしかったけど、一気にお守りを縫い上げて、腰に結んでサッと立ち去っていったわ。とても颯爽としていたわね。」
HP
2180
攻撃力
622
防御力
380
術耐性
0
配置コスト
14
攻撃間隔
1.05 秒
ブロック数
2
再配置時間
70 秒

素質

  • 追跡者
    敵にダメージを与えた際、敵ごとに一度だけ、10秒間自身が対象にダメージを与えた際に追加で攻撃力の30%の術ダメージを与える効果を付与
  • 気力温存
    配置中、コストの自然回復速度+10%、4秒間ダメージを受けていない場合、1秒ごとにHPが最大値の4%回復

スキル

設定で詳細一覧を有効にして、詳細データが表示されます。
  • お仕置き
    自動回復自動発動
    初期SP
    8
    必要SP
    4
    次の通常攻撃時、追加で攻撃力の290%の術ダメージを与え、所持コスト+1
    3回チャージ可能
    cost
    1
    extra_damage_ratio
    2.9
    ct
    3
  • 鋭利な尋問
    自動回復手動発動
    初期SP
    20
    必要SP
    20
    所持コスト+7、周囲一定範囲内の敵最大6体に攻撃力の300%の術ダメージを与え、5秒間足止めする。既に足止め状態の対象に対しては、追加で5秒間スタンさせる
    2回チャージ可能
    max_target
    6
    atk_scale
    3
    cost
    7
    sluggish
    5
    stun
    5
    ct
    2
  • 狐隠れの技
    自動回復手動発動
    初期SP
    10
    必要SP
    18
    継続時間
    10 秒
    所持コスト+9、攻撃範囲+1、攻撃力+110%、攻撃速度が+180から+0まで徐々に減衰していき、ブロック中の敵全員を同時に攻撃し、攻撃するたびに0.2秒間スタンさせる。
    スキル発動中に敵を倒した場合、スキル終了時から次のスキル発動時まで迷彩状態になる
    cost
    9
    atk
    1.1
    attack_speed
    180
    attack@stun
    0.2

モジュール

  • ORIGINAL
    ウルピスフォリアの記章
    ウルピスフォリアは率先して戦場に切り込み、攻撃をもって後続の展開に余裕を持たせる戦術に秀でている。
    外勤部門の決定に基づき
    外勤任務においては先鋒オペレーターとして区分し、先駆兵の責務を担う。
    特別に本記章を授与し、
    その証明とする。
  • SOL-X
    殺し屋にも休暇あり
    STAGEステータス強化説明
    1
    • HP +175
    • 攻撃力 +35
    先駆兵の特性
    敵を2体までブロック
    敵をブロックしている時、攻撃力と防御力+8%
    2
    • HP +240
    • 攻撃力 +40
    追跡者
    敵にダメージを与えた際、敵ごとに一度だけ、10秒間自身が対象にダメージを与えた際に追加で攻撃力の35%の術ダメージを与える効果を付与する
    3
    • HP +300
    • 攻撃力 +45
    追跡者
    敵にダメージを与えた際、敵ごとに一度だけ、10秒間自身が対象にダメージを与えた際に追加で攻撃力の40%の術ダメージを与える効果を付与する
    イングリッドはその若者の顔を見つめていた。血が髪の分け目を伝ってうなじへと流れる様は、さながら出来の悪いタトゥーのようだ。
    「助けてくれ。」彼は懇願した。まるで前日、自分が目の前の女性に向けてナイフを投げつけたことなど忘れてしまったかのように。
    イングリッドの視線は彼の肩を通り越し、遠くで煙を上げる車に向けられていた。ああ、彼は結局追いつかれたのか、と彼女は思った。
    彼女の元へ仇討ちに来たその男は失敗し、そのうえ帰り道で今度は己を狙った仇討ちに出くわしたのだ。あまりにありふれた話である。憎しみというのは、己の尾を噛もうとぐるぐる回る狼のようなものなのだから。
    「助けてくれ。」男は繰り返した。
    仇敵に助けを求める者などいるだろうか?その人物が、以前自分を見逃してくれたというだけの理由で、今回も情にほだされるとでも思っているのだろうか?しかしイングリッドは、そうした疑問に長く悩むことはせず、男に告げた。
    「悪いね、もうそういうのはやめたんだ。」
    イングリッドはナイフを一本投げ捨てた。これは昨日、この復讐者の手から奪い取ったものだ。男にまだ己の武器を拾い上げる余力が残されているかどうかも、そしてその武器を誰の喉元、あるいは胸に突きつけるつもりなのかということも――彼女が気にかけるべきことではなかった。
    イングリッドは踵を返すと、その足でロドスの宿舎へと戻った。すると扉の外から、後方支援部のオペレーターが、予約していたセラピーサービスがあと十五分で始まる旨を知らせてきた。イングリッドは、船の窓越しに荒野を見つめた。ナイフを投げ捨ててから六時間が経っている。あの若者は、憎しみの轍が生み出す連環から逃れられただろうか。
    宿舎の机には、プレゼントとしてもらったパズルが、作りかけの状態で置かれている。リサが時々お喋りをしながら、いくつかピースをはめ込んでくれていたのだ。
    イングリッドはすでに出来上がった部分の絵をじっくりと見つめた。そこには何の変哲もない風景が広がっており、凹凸の縁から、建物や、山や、木々の輪郭までを想像できる。彼女は実際には自分の手では一列も揃えていなかったが、頭の中では、このパズルはすでに完成していた。
    彼女は決して根気がないわけではない。だが、最初から全貌が見えている事柄にはどうしても興味が湧かなかった。そこで彼女は、まるで自分を試すように、ピースを一つ摘まみ上げると、大きな空白の真ん中に置いた。
    「これはここだね。」彼女はそう言った。周りのピースを探し出すまでもなく、過去に何度もそのパズルを完成させたことがあるかのように、確信があったのだ。
    彼女は、その孤立したピースを中心として、己の尾を追いかける一匹の狼を見た気がした。ぐるぐると、繰り返し飽きずに回る狼を。
    イングリッドはかぶりを振ると、指を曲げてそのピースを机から弾き飛ばした。
    「休暇中に考えるようなことじゃないね。」
    彼女は宿舎の外へと歩いていく。予約していたセラピーの時間が来たのだろうか?いずれにせよ、些末なことだ。休暇中の殺し屋は、自分の時間を贅沢に使うことができるのだから。

基地スキル

  • 情報収集α
    応接室配置時、手がかり捜索速度+10%
    情報収集β
    応接室配置時、手がかり捜索速度+20%
  • 殺し屋の休暇
    応接室配置時、スズランと同時に応接室に配置された場合、追加で手がかり捜索速度+30%