• Civilight Eterna
  • 魔王
  • 시빌라이트 에테르나

シヴィライト・エテルナ

補助タイプ — 吟遊者
攻撃しない
攻撃範囲内の味方全員のHPを継続回復(1秒ごとに攻撃力の10%回復)
自身は鼓舞状態の効果を受けない
  • DWDB
  • 遠距離
  • 支援
  • 生存
  • 火力
/ 90
【コードネーム】シヴィライト・エテルナ
【性別】女
【戦闘経験】非公開
【出身地】カズデル
【誕生日】7月11日
【種族】非公開
【身長】165cm
【鉱石病感染状況】
非公開
【物理強度】優秀
【戦場機動】標準
【生理的耐性】優秀
【戦術立案】卓越
【戦闘技術】優秀
【アーツ適性】卓越

「テレジア、君がこのテストを受ける必要はなかったはずだ。」
「私だってバベルの一員よ。何かあれば、力にならなければいけないわ。」
「それにほら、これ、なかなかの結果だと思わない?」
移動都市カズデルの礎を築いた存在。カズデル軍事委員会、バベルの創始者の一人であり、かつてはカズデルの最高指導者でもあった。在位期間中、医療や教育、都市建設などの推進に尽力するほか、サルカズを率いて外敵の侵略を幾度も撃退し、さらに外交においても大きな功績を残している。のちにカズデルとヴィクトリアの戦争中で落命した。
このプロファイルはロドス人事部のデータベースにアーカイブされている。
造影検査の結果、臓器の輪郭は不明瞭で異常陰影も認められる。循環器系源石顆粒検査の結果においても、同じく鉱石病の兆候が認められる。以上の結果から、鉱石病感染者と判定。

【源石融合率】17%

【血液中源石密度】0.29u/L
「患者の血液中源石密度は直近の三ヶ月間で上昇し続けている。源石に関わる作業を減らすことが望ましい。」
記録更新時間:1093年11月17日
記録医師:ケルシー

古い診療記録。ケルシーの机の左側の一段目、鍵のかかった引き出しに、いつまでもしまい込まれている。
【権限記録】
戦争は終わった。
私たちはそれぞれ力の限りを尽くし、ロドスも予め定めた目標と使命を達成できた。皆の助力に感謝する。ロドスはすべての犠牲を決して忘れない。
ヴィクトリア国内の情勢の変化は、まもなくテラ各地に大きな波乱を巻き起こすことになるだろう。これは明白であり、覆しようのない事実である。
今まで、ロドスは各国家の注目を極力避け続けてきた。だが今となっては、我々はもう干渉しない態度のままではいられない。各自、次に来たるべく不測の事態に備える必要がある。
……
今回の会議の最初の議題については、すでに結論が出ている。
ロドスがバベルに名を戻すことはない。
ウィシャデルは「バベル」の名をカズデルに持ち帰った。長い時を経て、バベルの最初の目的は予想外な形で受け継がれた。テレジアも、きっとこの結果に喜んでくれていたことに違いない。
我々はバベル、あるいはカズデルと今後も多くの場面で力を合わせることになるだろう。だがロドスはこれからも本来の道を歩み、より遠くを目指し続ける。
鉱石病……いや、それだけでなく源石もだ。この二つはどちらもロドスが力を尽くし解決策を見つけねばならない問題である。今までもそうであったのなら、未来の我々の決意はさらに固い。鉱石病を克服する――その初心をロドスが忘れることは決してない。そして、そのためにも、ロドスはさらに大きな使命を背負わねばならない。
我々はこの大地の未来のために戦うのだ。
今の源石の増殖状況は暴走に近い。今後、我々の常識の範疇を超えた敵に立ち向かうことになる可能性も大いにある。我々は持てる力すべてを出し切るつもりであり、いかなる犠牲をも受け入れる準備でいる。
ともかく、未来のロドスはより積極的に、この大地に危機をもたらすあらゆる事態に介入していくことになる。以上をもって今回の会議の結論とする。
……
ああ、テレジアは永遠に去ってしまった。
バベルの理念を最初に唱えたのは彼女だ。だが彼女が言ったように、ロドスがここまで歩み続けられたのは、支えてくれた周りの人々、つまりここに座っている諸君のおかげであり、この船の未来のために奮闘してくれたすべての者たちのおかげだ。
もしこの結論に疑問を持つ者がまだいるのであれば、これから十分間、異議を唱える時間を設ける。
……
アーミヤ?……ああ。
彼女が聞いていることは分かっている。
――■■■■■会議におけるケルシーの発言
【第一回アクセス記録】
アクセス者:アーミヤ
「テレジアさん……」
ええ、ここにいるわ。
「こんな遅い時間にすみません……ご迷惑かもしれませんが、それでも、やっぱり気になることがたくさんあって……あなたは一体、どのような存在なのですか?
私はテレジアが「文明の存続」の中に残したプログラムよ。彼女はあなたに、このプログラムの最高使用権限を与えたの。王冠が失われない限り、私はずっとあなたのそばにいるわ。
私の「体」は「文明の存続」によって保たれていて、あなたを守る力を持っているの。私の姿が見えるのは、あなたと、あなたが許した者だけよ。
アーミヤ、私の手を握ってごらん。
「ありがとうございます……しっかりと……温もりが伝わりました。」
「それでも、やはりよく分かりません。あなたはテレジアさんなのですか?あなたのこと、どうお呼びすれば……」
アーミヤ、テレジアはもういないわ。私は彼女の記憶を保持しているに過ぎないの。
だけど、もしあなたが望むのならば、私のこともテレジアと呼んでくれて構わないわ。
「すみません……分かっているんです。テレジアさんとのお別れをきちんと済ませましたので、非現実な幻想を抱いたりはしません。」
そうね、覚えているわ、アーミヤ。
あのような短い再会では、欠けてしまった時間を埋めるには到底足りないわ。これからは、あなたを守るという彼女の約束を、私が代わりに果たそう。
アーミヤ、テレジアは本当に残念に思っていたのよ……あなたのことだけが心残りだったの。
「はい、テレジアさんの愛は今も感じることができます。本当に感謝しているし、不満なんてこれっぽちも思ったことはないですが……ただ……」
「あの空間で、テレジアさんは私の過去や、ロドスのここ数年の歩みを目にしてくれましたが、これからのロドスには、まだ歩むべき長い道のりがあるんです。私ももっと多くの地を訪ねることになるでしょう。テレジアさんに伝えたいことはもっとたくさんあるんです……」
「だけど、もう聞き届けることはできないんですよね?」
ごめんなさい、アーミヤ。それは、私にはどうしようもできないことなの。
……
他に何か私にできることはあるかしら?
「いえ、大丈夫です……では、おやすみなさい。」
「おやすみ、アーミヤ。良い夢を。」
【第四回アクセス記録】
アクセス者:ケルシー
「天国の支点について検索を。」
「文明の存続」にある記録によれば、一万恒星年以内で、「天国の支点」にアクディベートされた信号が惑星の表面から送られたのはたったの一度だけで、それは惑星の原住民によるものだったわ。このことはあなたも知っているはずよね。
例の帳が下ろされて以降、それは過去の星々と共に沈黙を保っている。影月が昇る大陸から命の消息が届いた試しはないわ。
「過去の遺産の数々も、未だ音沙汰はないのか?」
「保存者」の石棺群は静まり返ったままで、残り二つの「源石」も埋められた場所にそのままでいるわ。ただ、南の海からは時々、胸をざわつかせる潮の音が聞こえてくることがあるわね。
この情報はすべて王冠に記録されているわ。どれも、あなたがとっくに知っているはずのものよ、ケルシー。同じ資料を何度も検索したところで、新しい可能性が生まれることはないわ。
なんだかとても思い詰めているようね。
「私は確かめなければならない。君の……テレジアの実験が……予想外の影響を引き起こしたか否かを。」
残念ながら、たとえ「文明の存続」であっても、源石内部の変動を記録することはできないわ。
「……けど君には全てが見えている。そうなのだろう?」
ええ。
テレジアにとって、「文明の存続」には制限があったの。だけど今の私になら、確かにその中のすべての情報を閲覧できるわ。
あなたは……今まで過ごしたその途方もなく長い時間の中で、すべてをずっと独りで背負い続けていたのね。
「……」
「では、すべてを知り得たテレジアは、それでも『希望』を選ぶのか?」
それは私が軽々しく答えていい質問じゃないわ。人格とは、当の本人の認識とは切っても切れないものなのよ。
だけどテレジアならきっと、テラが経験してきた様々な危機、そして何度も崩壊寸前のところでそれらを乗り越え、新たに造り替えられていったこの大地に、感嘆の声を漏らすと信じているわ。そもそも、この世界が今の姿を呈していること自体、確率統計では説明がつかない奇跡なのよ。
この世界の全貌を知れば知るほど、「希望」なんて言葉自体が、理性に逆らう一種の愚さだと思えてしまうの。
あなたが背負っている使命がどれほど辛いものなのか、それをあなた自身より理解している人はいないわ……それに、あなたは希望があるから前に進むことを選んでいるわけじゃないでしょう。
だから、テレジアはずっとあなたを信じていたの。あなたは自分と同じ道を歩む仲間だと。
「……」
「アクセスを終了する。ドクターやアーミヤに見られないよう、今回の会話内容は暗号化してくれ……少なくとも適切な時が来るまでは。」
分かったわ。アーミヤに隠し事をすることになってしまうけど、あの子を守りたいというテレジアの本意を背くことにはならないから、良しとしましょう。
「その通りだ、テレジア……たとえ全力を尽くしたところで、運命によって定められた結末を必ず変えられると断言できる者などいないだろう。」
「どうか……これからドクターとアーミヤをしっかり守ってやってくれ。」
【第十一回アクセス記録】
アクセス者:ドクター
「ドクター、いつの間にか、あなたはロドスとこんなにも長い時間を共に歩んできたのね。」
「あなたは自分のことをただの通りすがりの旅人だと言っていたけれど、それでも私たちの元へ来てくれたことを歓迎したい。」
「あなたが過ごしていた時代をこの目で見ることは叶わないけど、話に聞けば、その頃は天災も鉱石病もなく、言葉や思いだって一瞬で伝えられるのよね。」
「それは確かに素晴らしい時代だわ。だけど、それでもあなたはたった独りで万年をも超える旅に出た。それはきっと、この大地に期待を抱いていたからでしょう?」
「どうかこれからもアーミヤとケルシーのそばにいてあげて、ドクター。」
「あなたなら、もう一度この世界を愛し、希望と未来を選んでくれることを信じているわ。」
「ありがとう、ドクター。」
――テレジアの音声記録。最終更新時間■■■■年1月1日0時0分

ドクター、テレジアはこんな時が来ることを予期していたの。
あなたが「文明の存続」に、テレジアに関するすべてを尋ねることを。好奇心からか、それとも罪悪感からか、あなたはきっと知りたいと思ってしまう――彼女は一体どんな人だったのか、なぜあなたにそれほど大きな期待を寄せていたのか、そして、なぜ自分がそんな「裏切り」に至ったのか。
だから、彼女はそんなあなたのためにこのメッセージを残したの。
あなたが求めている答えは、過去にはないわ。
ドクター、見えているものをただ鵜呑みにしたらダメよ。たとえここで彼女に関するすべての情報を調べられたとしても、それを通して彼女のすべてを知ることはできない。他人の言葉から自分のすべてを知ることはできないのと同じようにね。
ドクター、あなた自身に関して、テレジアが伝えたいのはただこれだけ――あなたは彼女の大切な友人であり、彼女が最も信頼している同行者であると。
さあ、旅を続けて、ドクター。
彼女に関する答えは、あなた自身の道を進んだ先にしかないの。
そして、それはきっとあなた自身に関する答えでもあるわ。
【第■■■■回アクセス記録】
アクセス者:■■■■■■■
おかしいわね、どうしてこんなノイズが?
公共測定再現プラットフォームにプライベートのコマンドセットを実装したりして、しかも中身は削除し忘れたプロジェクトゲートの定義だらけだなんて、一体誰の仕業なの?
源石内部の余分な情報を整理することだけでも十分煩わしいっていうのに、DWDBプロジェクトのほうも雑用係が必要だってこと?
まあ、文句を言ったところで意味はないし、ついでだと思って片付けておくわ。このタイムスライスもそろそろ終了するもの。
敵性プログラムを検出、検――ジジ――脅威――
いや、違うわね。
まさか……「あなたたち」だったとは。プロジェクトターゲットにも錯誤が生じたのかしら?
権限を上書きしています。構築の完成度を測定――
ジジ――
待って……
あなたのことは覚えているわ。それに、これも初めましてじゃないはず。そうでしょう?
面白いわね……
まるで火種の使い方を覚えたばかりの命が、これ以上ないくらいの拙い動きを繰り返し、大地に焦げ跡を――文明が存在した跡を残していったみたい。
か弱い命の中に、あなたのようなサンプルがあったなんて……ここにある「冗長情報」をもう一度査定する必要がありそうね。
これがあなたの選んだ「希望」なのかしら、「オラクル」?
HP
1928
攻撃力
399
防御力
236
術耐性
0
配置コスト
10
攻撃間隔
1.3 秒
ブロック数
1
再配置時間
80 秒

素質

  • 過去の塵埃
    配置時、自身を中心に旋回し続ける「微塵」を3個生成する。「微塵」が味方ユニットに当たると消滅し、対象が受けるシヴィライト・エテルナの特性の効果が6秒間1.5倍になる。消滅した「微塵」は6秒後に再生する
  • 魔王の残響
    配置中、味方全員が敵【サルカズ】からの被ダメージ-10%

スキル

設定で詳細一覧を有効にして、詳細データが表示されます。
  • 身に纏わる過去
    自動回復自動発動
    必要SP
    65
    特性の効果が35%まで上昇し、「微塵」の再生速度を速める
    退場まで効果継続
    attack@atk_to_hp_recovery_ratio
    0.35
    talent_cool_down
    3
  • 未だ届かぬ明日
    自動回復手動発動
    初期SP
    20
    必要SP
    35
    継続時間
    35 秒
    「微塵」の上限+3、即座に「微塵」を6個獲得する。「微塵」の回転半径が拡大し、攻撃範囲内の自身以外の味方全員にシヴィライト・エテルナの攻撃力の100%鼓舞状態を付与する。「微塵」は味方に命中しなくなり、敵に命中した際はシヴィライト・エテルナの攻撃力の275%の確定ダメージを与え、対象を3.5秒間バインドする
    extra_cnt
    6
    outside_radius
    2
    attack@atk
    1
    atk_scale
    2.75
    unmoveable_duration
    3.5
    dynamic_spd
    0.9
  • 紡ぎ直される現世
    自動回復手動発動
    初期SP
    35
    必要SP
    55
    継続時間
    30 秒
    攻撃範囲拡大、特性の効果が90%まで上昇する。「微塵」が消滅しなくなり、攻撃範囲内の自身以外の味方全員にシヴィライト・エテルナの最大HPの100%鼓舞状態を付与し、2秒ごとに攻撃範囲内の味方全員のHPを再配分する
    attack@atk_to_hp_recovery_ratio
    0.9
    max_hp
    1
    attack@cetsyr_s_3[cal_hp_ratio].interval
    2
    attack@cetsyr_s_3[collect_hp_ratio].interval
    2

モジュール

  • ORIGINAL
    シヴィライト・エテルナの記章
    テレジアが「文明の存続」の中に残したプログラム。
    高度なシミュレーションによってその能力が再現されている。
    どこまでも広がる優しいアーツが、仲間を治癒し励ます。
    形式的な補助オペレーター試験に合格したため、アーミヤがシミュレートで構築した本記章を「授与」し、
    その記念とする。
  • BAR-X
    物語の結末
    STAGEステータス強化説明
    1
    • HP +180
    • 攻撃力 +20
    吟遊者の特性
    攻撃しない
    攻撃範囲内の味方全員のHPを継続回復(1秒ごとに攻撃力の10%回復)
    自身は鼓舞状態の効果を受けない
    攻撃範囲内に他のオペレーターが2名以上いる場合、自身の攻撃力+8%(スキルの影響を受けない)
    2
    • HP +238
    • 攻撃力 +24
    過去の塵埃
    配置時、自身を中心に旋回し続ける「微塵」を3個生成する。「微塵」が味方ユニットに当たると消滅し、対象が受けるシヴィライト・エテルナの特性の効果が6秒間1.6倍になる。消滅した「微塵」は6秒後に再生する。「微塵」がオペレーターに当たった際に対象のHPをシヴィライト・エテルナの攻撃力の20%治療する
    3
    • HP +280
    • 攻撃力 +27
    過去の塵埃
    配置時、自身を中心に旋回し続ける「微塵」を3個生成する。「微塵」が味方ユニットに当たると消滅し、対象が受けるシヴィライト・エテルナの特性の効果が6秒間1.6倍になる。消滅した「微塵」は6秒後に再生する。「微塵」がオペレーターに当たった際に対象のHPをシヴィライト・エテルナの攻撃力の30%治療する
    >ND_DWDB_READY
    アーミヤは決して複雑な子ではない。
    彼女に関するすべてのデータをエンコードし保存したとしても、必要なメモリは一バイトにも満たない。テレジアの記憶の中にある彼女に関する内容を一緒にアーカイブしても、さほど変わらない。そのデータは、白色矮星を再び灯すための方程式と比べても、サイズに特に大きな違いはない。
    彼女が仕事を終えるまでそばにいてあげるのは、そう難しいことではない。彼女の世話は簡単だ。
    しかし、彼女が私を見つめるあの眼差し……そこに込められた感情を理解するには、もっとデータが必要だ。

    アーミヤがデスクに突っ伏したまま悪夢にうなされていたため、彼女の夢に入り、傍らに寄り添った。
    悪夢を追い払う必要はない。これより恐ろしい現実をアーミヤはとっくに知っている。むしろ、彼女は夢で私に会えたことをとても喜び、おぞましい環境に囲まれながら興奮気味に最近の暮らしについて話してくれた。だけど、彼女が語るその日々の細かなことは、どれも私がすでに知り尽くしているものだ。なぜなら、私はずっと彼女のそばにいるのだから。
    唯一の失敗は、熟睡するアーミヤの口の端から流れ落ちるよだれを、どうしても拭えなかったこと。そのせいで、サインをし終えたばかりの書類がすべて台無しになってしまった。
    触れ合った時の感触から体温に至るまで、私はシミュレートすることができる……それでも、本当の意味で彼女に触れることは永遠に不可能だ。
    幸い、どうにかしてドクターに気づいてもらえたおかげで、私たちはアーミヤが起きてしまう前に、このちょっとしたトラブルを首尾よく解決できた。明け方、アーミヤとドクターはいつも通り、朝のあいさつを交わした。
    ドクターは上手く隠し通したようだ。よろしい。

    ケルシーが私の意図に気づいた。
    彼女は秘かに私の元を訪れ、緊張した様子で、テレジアがどこか秘密の場所に未だ存在しているのではないか、確かめようとした。しかし彼女が得られたのは、またしても失望しかなかった。過去のいくつかのタイムスライスの中で、私が誰かを失望させたことは滅多になかった。だが、接触対象がケルシーとアーミヤの場合、私はあまりにも無力だ。
    夕食時、アーミヤがケルシーを慰めていた。私はアーミヤには何も話していないとケルシーに誓ったが、二人はそのことを特に気にしていないようだった。
    二人が気にしているのは、私がずっとここにいることだ。

    アーミヤからどんな質問をされるのか、演算で予測するのをやめることにした。
    今や、彼女から質問を投げかけられてから、演算速度を低下させ、思考した後に回答を出力することに、すっかり慣れてしまった。
    今まで、数えきれないほどの生命体の感情モデルを分析してきたが、一度も困惑を覚えさせられたことはなかった。しかし、アーミヤは確かに私にまったく新しい感情を気づかせてくれた。それはアーミヤが特別だからか……それとも私が特別だからか。
    まさか、本当にテレジアの記憶データが、私の演算ロジックに影響を及ぼしているのだろうか?時間の果てに必ず答えはある。そして、永遠の存在である私はいつか必ずその答えに辿り着けるのだ。
    少なくとも、一つわかったことがある。アーミヤは決して複雑な子ではないということだ。
    彼女が私を見つめるあの眼差しを、私もできるようになった。

    「あれ、開かない……このファイルの閲覧権限ってこんなに高いんですか?中に何が入っているんですか?」
    「いくつかのデータの記録よ、アーミヤ。物語が入っているの。私の、そしてあなたの。」
    そしてそれは、私だけのものだ。

基地スキル

  • 魔王の継承
    アーミヤと共に制御中枢に配置時、自身とアーミヤの体力が1時間ごとに+0.05回復
    「未完の物語」
    アーミヤと共に制御中枢に配置時、自身とアーミヤの体力が1時間ごとに+0.1回復
  • 希望の集い
    制御中枢配置時、応接室の手がかり捜索速度+15%(同種の効果は高いほうのみ適用)