• Ethan
  • 伊桑
  • 에단

イーサン

特殊タイプ — 潜伏者
攻撃範囲内の敵全員を同時に攻撃
物理回避、術回避が50%上昇
敵に狙われにくい
  • R130
  • 近距離
  • 火力
  • 牽制
/ 70
【コードネーム】イーサン
【性別】男
【戦闘経験】二年
【出身地】非公開
【誕生日】1月29日
【種族】サヴラ
【身長】163cm
【鉱石病感染状況】
体内に源石結晶の分布を確認。メディカルチェックの結果、感染者に認定。
【物理強度】普通
【戦場機動】標準
【生理的耐性】普通
【戦術立案】標準
【戦闘技術】標準
【アーツ適性】優秀
出身地不明。多くの地下感染者組織を転々としており、最後にレユニオンから脱退した。審査の結果、脅威はなく雇用の価値があると判断。戦術偵察や戦場潜入等の単独行動作戦で優れた能力を発揮する。
現在はロドスの特殊チームに配属され、特殊戦術支援を行っている。
造影検査の結果、臓器の輪郭は不明瞭で異常陰影も認められる。循環器系源石顆粒検査の結果においても、同じく鉱石病の兆候が認められる。以上の結果から、鉱石病感染者と判定。

【源石融合率】2%
体表に源石結晶の分布を確認。

【血液中源石密度】0.26u/L
病状は安定している。
我々はイーサンのランチタイムに彼を——正確に言えば宙に浮くトレーを——見つけた。周囲には目を見張る者、恐怖におののく者、見て見ぬふりする者がおり、そんな中で我々はこの特殊オペレーターを探し出すことに成功したのである。我々の取材依頼に対して、イーサンは二つ返事で引き受けた。地下で身を潜める多くの感染者が皆空腹を抱えていた経験があることからして、彼のこの美食に対する執着は、苦しかった時代があった証拠なのかもしれない……。
イーサンが一番好きな料理は、ハダカウロコトカゲの後ろ足をキノコと香辛料で味付けして焼いたもの。更にループス人が愛する青ぶどうのワインを合わせれば……この後、イーサンはすぐに彼が知る全てを話してくれた。
当然、過去の隊員の話題があがったとき、彼は冗談を言ってかわした。彼の言葉を借りると、これも「つまんねぇ奴にも譲れねぇものがある」と言える。
とにかく、イーサンは感情豊かで、他人との交流が好きな人だ。友人としても仕事のパートナーとしても、彼は最適な人選に違いない――彼が無意識のうちに犯すであろう過ちを見逃し、専門員の調査でいずれ彼の潔白が証明されればという条件付きで。
イーサンのアーツは資料編纂担当者が特に力を入れる価値が確実にある。サヴラ人の中には先天的に異なる環境によって体表の色を変える能力を持つ者がいるが、イーサンはその中でもやり手で、アーツを使うことで肌が触れている物を同じように変色させることさえできる。
術師オペレーターたちはこのアーツについて詳しく知りたがっていたが、イーサンに断られた。
「ノーだよノー!あんたら俺の能力をプロフィールに書きたいんだろ?それじゃみーんなタネをわかっちまうじゃねぇか。もし敵に知られたらどうすんだ!」
しかし、とあるサヴラの女性術師オペレーターが誠意を込めて依頼すると、イーサンは数日考えて、アーツを展開する過程を我々に見せることを決心した。
——その過程は割愛しておく。
実際、それはイーサンの杞憂だった。というのも、彼のアーツを展開する条件はかなり厳しく、学ぶには難しいからだ。
術師たちの推測では、イーサンのアーツは金属や石、草木や土の材質を受動的に識別する能力を持っており、そこから全身の色素を擬態対象の自然色に素早く転換させるというものだ。この点で見れば、短時間でコピーできるような能力ではない。更に言ってしまえば、こういったアーツをコピーできる能力を持つ人は、変色などを必要としないだろう。
当然、短時間のうちに頻繁に変色を行うと、イーサンの全身の色に色差が生じ、自然色への擬態もだんだんとぼんやりしていった。実験はイーサンが倒れ昏睡に陥ることで終わりを告げた。
オペレーターとして職歴上では先輩とも、教える立場とも言えないイーサンだが、ロドス加入後は好き勝手に多くの若いオペレーターたちへ助言やサポートをした。
とはいえ、少なくとも戦場では、彼は指揮官が指示した戦術に全力で応える。そしてこうした行為が彼の人事考課の点数をやや上げている。イーサンは決して勇敢な人というわけではなく、戦場での彼に至っては、少々弱いとさえ言える。もし勝利を手にしても、彼のひょうきんさとうろたえようは目を引くままだ。言うまでもなく、彼は決して戦場を好むようなタイプではないのだ。
とにかく、いくら軽そうに見えても、彼はここぞという時にはきっと彼なりの選択をするだろう。彼が選択に駆られるのは査定制度が引き起こす責任感だけでなく、彼のドラマチックとは決して言えない感染者の経験があるからだ。
街の影に身を隠している感染者たちは皆同じような境遇にある。幾度も排斥に遭い、居場所を失ってさすらい、空腹を抱え、いつ汚い感染者スラムで野垂れ死んでもおかしくない。
このような情勢下で、若い感染者たちは黙っていられない。彼らは秘密のルートを通って街に出入りし、守衛や密偵の目をかいくぐり、スプレー塗料で狭いビルの間に不満を吐き出す。人に見つかると、汗みどろになりながら息も絶え絶えに逃げ出す。
イーサンもその中のひとりだった。彼は暴力に走らず無駄話もせず、ただスプレーで声を上げ、目立つ色彩と巨大な文字で感染者の存在を知らしめた。彼は姿を消すことに長けており、追手から逃げ切るのはいかにも簡単だ。
真夜中の街はこれにより喧騒と混乱に包まれるようになった。
しかし当時のイーサンにとって大したことではなかった——逃げさえすればよかったのだ。彼はサヴラの同族たちと共に逃げることさえできた。彼らは逃げることに関しては一流で、その足跡は誰も辿れなかった。
「逃げさえすりゃいいんだ。」イーサンはずっとそう固く信じてきた。
だが人が逃げ始めると、捕まる運命が待つのみなのだ。
「どうして彼は使えると判断したんですか?」
「簡単だよ。彼には信念があったが、現実に打ち砕かれた。今我々はそれを彼にもう一度与えているのさ。」
HP
1980
攻撃力
742
防御力
337
術耐性
30
配置コスト
19
攻撃間隔
3.5 秒
ブロック数
0
再配置時間
70 秒

素質

  • 絡みつく
    攻撃時、25%の確率で攻撃対象を3秒間バインドさせる

スキル

設定で詳細一覧を有効にして、詳細データが表示されます。
  • ループザループ
    パッシブ
    通常攻撃時、追加で1秒ごとに100の術ダメージを与える、継続4
    attack@poison_damage
    100
    attack@duration
    4
  • グラインドツイスター
    自動回復手動発動
    必要SP
    25
    継続時間
    30 秒
    攻撃力+70%、素質の発動率が3.0倍まで上昇
    atk
    0.7
    talent_scale
    3

モジュール

  • ORIGINAL
    イーサンの記章
    イーサンは身を潜め、敵を待ち伏せし奇襲する戦術に秀でている。
    外勤部門の決定に基づき
    外勤任務においては特殊オペレーターとして区分し、潜伏者の責務を担う。
    特別に本記章を授与し、
    その証明とする。
  • AMB-X
    スーパースプレーセット
    STAGEステータス強化説明
    1
    • HP +160
    • 攻撃力 +35
    潜伏者の特性
    攻撃範囲内の敵全員を同時に攻撃
    物理回避、術回避が50%上昇
    敵に狙われにくい
    攻撃範囲内の敵全員の移動速度-20%
    2
    • HP +250
    • 攻撃力 +50
    絡みつく
    攻撃時、25%の確率で攻撃した敵を3.5秒間バインドさせる
    3
    • HP +300
    • 攻撃力 +60
    絡みつく
    攻撃時、28%の確率で攻撃した敵を3.5秒間バインドさせる
    「まずはキャンバスにする壁選びだが、目立たなすぎたり綺麗すぎたりするやつや、ボロっちいやつなんかは全部アウトだ。」
    「それと、ここは街中じゃなくてロドスだってことを忘れんなよ。ブリッジや通路沿いでやると、クロージャにどやされちまうぜ。」
    「さて、次は塗料選びだな。彩度の高さはどうかとか、変なにおいがしないかとかの基準もあるが、何より大事なのは塗料の密着力とカバー力――要は色の乗りやすさだ。」
    「塗ってるそばから液だれしちまうような塗料だと、どんな超絶テクで塗っても台無しになっちまうからな。」
    「んで、三つ目は文字をどうやってド派手にアレンジするかって話だが……」
    ……
    「そいで、最後は何を描くかだ。言っとくが、何をするにもただフラストレーションをぶちまけるだけじゃあダメだぜ。」
    「ペンキをやたらめったらにぶっかけるのも、暴力を他人にぶつけるのも、無意味なストレス発散でしかねぇからな。」
    「感情任せにモノを滅茶苦茶に汚してちゃ、芸術とは言えねぇ。グラフィティってのはそういうもんじゃねぇんだ。」
    「てめぇの思想や伝えたい情報を込めてこそのグラフィティだと思え……クールに、んでもってビビらずにやるのさ。」
    ――ロドスで実施されたグラフィティアート講座におけるイーサンの発言より

    「あいつだよ、あの身体の色を変えられるサヴラが、俺たちの計画をぶち壊しやがったんだ。」
    「っていうのも、スラムはそこら中落書きだらけだろ? 下水道にこびりついた汚れみてぇに、見慣れすぎて誰もそれを不思議に思わねえのさ。」
    「だから例の暴動を計画した時、落書きを情報伝達に使うことにしたんだ。堂々としてたほうが、逆に目立たねえって考えでな。」
    「で、あのサヴラの趣味がグラフィティアートだって聞いたもんで、伝達チームに抜擢したんだよ。」
    「実際、それ自体はうまくいってた。」
    「十字路にある床屋の外壁を三回塗り替えただけで、時間と場所、それに作戦内容を――この麻痺しきった街を爆破して、報いを受けさせようってのを伝えることさえできたんだ。」
    「何もかも順調だった。だが、あいつは最後の落書きの隅っこに、『危険だからここから離れろ』、なんてメッセージを仕込みやがってよ。」
    「幸いほかの奴がすぐに気付いたから、大急ぎで真っ黒に塗りつぶして、あいつもとっ捕まえてやった。」
    「あんな落書き、俺たち以外じゃ底辺でもがいてる連中くらいしか見ねえことは奴もわかってたはずだ。」
    「つまりは、情報を拡散しようとしたって言うより、良心の呵責に耐えきれなくなって衝動的にやったんだろうな。*龍門スラング*がよ!」
    「あー、そのあとのことは知っての通りだ。あいつは見張りの隙を突き、身体の色を変えてこっそり逃げ出しやがった。」
    「だが、何をするにもビビってたあの腰抜けが、近衛局に自首しに行ったのは予想外だったな。」

    ――龍門近衛局がレユニオン構成員に実施した、ある暴動事件の取り調べ記録より。一部イーサンに関する内容が含まれていたため、のちにロドスへと送付された。

基地スキル

  • WRITER
    事務室配置時、事務連絡速度+40%
  • 見えない美食家
    宿舎休養時、自身の1時間ごとの体力回復量+0.75