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イグゼキュター

狙撃タイプ — 散弾射手
攻撃範囲内の敵全員を同時に攻撃し、自身の正面横3マスにいる敵を攻撃時攻撃力が150%まで上昇
  • LT01
  • 遠距離
  • 範囲攻撃
その他の昇格:
/ 80
【コードネーム】イグゼキュター
【性別】男
【戦闘経験】五年
【出身地】ラテラーノ
【誕生日】7月7日
【種族】サンクタ
【身長】181cm
【鉱石病感染状況】
メディカルチェックの結果、非感染者に認定。
【物理強度】標準
【戦場機動】標準
【生理的耐性】標準
【戦術立案】優秀
【戦闘技術】優秀
【アーツ適性】標準
ラテラーノ公民であり、ラテラーノ公証人役場法定執行人。第一項から第十三項までの公民権が適応されており、多種類の言語と法律に精通している。
現在はロドスとの契約により、ラテラーノ公民権に関連する任務を執行している。
造影検査の結果、臓器の輪郭は明瞭で異常陰影も認められない。循環器系源石顆粒検査においても、同じく鉱石病の兆候は認められない。以上の結果から、現時点では鉱石病未感染と判定。

【源石融合率】0%
鉱石病の兆候は見られない。

【血液中源石密度】0.13u/L
対人交際頻度と血液中源石密度が正の相関関係にあるか考察した方はいらっしゃいませんか?次の課題はこれにしませんか?
——医療オペレーターT.O
公証人役場はラテラーノの行政機関のひとつだ。一方では、各地のラテラーノ公民から費用を徴収し、公民が法律上定められた義務――遺産相続、養育や後見、公証済契約の執行などを含むが、それらに限定されない義務――を履行するよう督促する。もう一方では、ラテラーノ公民のための様々な権利保護を提供している。
よって、ラテラーノ公証人役場には特殊な従業員が必要だ。彼らを各都市に派遣し、各種事務の解決及び実行の推進と監督を任せている。
イグゼキュターはその一員である。これらの業務に従事する彼らは「執行人」と呼ばれ、ラテラーノ公証人役場の意志を代弁している。
公証人役場の情報は、オープンで、公正で、透明性が高い。実を言えば、初めてイグゼキュターの履歴書と遂行した業務委託を見た時、人事部各員は皆普通と変わらないと思った。
「10月12日、指定規則に準じた遺品を最後順位の相続人に渡す。
3月5日、公証契約に違反した企業を閉鎖する。
6月2日、契約対象者より費用を回収する。
7月9日、公民の遺言を実行……」
イグゼキュターが執行してきた任務は大方がこの通りだ。平静かつ無味乾燥で、下級政府職員が街で日々奔走している姿を連想させる。
しかし実際に、上記第一項の任務で死亡した非ラテラーノ公民(全員が死刑あるいは200年以上の終身刑を受けた犯罪者と証明された)は41名、第二項で損壊した民間建築は6棟2室1階層、第三項では都市防衛隊長官の座に就いていたラテラーノ公民が命を落とし、第四項ではあと少しのところで町に混戦を……

イグゼキュターが執行してきた任務は大方がこの通りだ。
つまり、公証人役場は最も手を焼く問題に執行人を派遣しているということだ。
イグゼキュターは少しも笑わない。これは早い段階で各オペレーターの共通認識になった。
イグゼキュターには常識がない。多くのオペレーターがこの観点を支持しているが、科学的に証明されるまでは、類似の評価は意味を持たない。人事部もこういった偏見に満ちた評価を受け入れずにいる。
イグゼキュターは、事実を理解できないわけではなく、他人がそれらに意義を押し付けることが理解できないだけだと主張している。一部の研究によると、イグゼキュターの共感力の欠如は彼がホルモン過剰な独我論者だと示すものではない。逆に、彼はプラスアルファの情報を過剰に受信している機械のようだ。末梢神経への刺激がほぼ同じような状況では、多くの情報が彼の頭の中では優先順位という概念はない。
当然、イグゼキュターの脳内活動の具体的なプロセスは、診察と研究を担当する医療オペレーターたちでも未だにまとまった結論を出せていない。
ごく少ない一部のオペレーターでは、実はイグゼキュターは人間でなく、クロージャが遣わした監視用人型ロボットスパイなのではないかと疑う者もいた。類似の指摘は全てクロージャに否定されたが、彼女もイグゼキュターは人間ではないと思っているという。まったくだ。
ただ、イグゼキュターはこういった噂に全く反応しない。彼は黙々と任務を受け、そつなく遂行するだけだ。「ここに任務の優先順位の割り振りがある」と彼に教えてあげれば。
勿論、彼は常に公証人役場と契約人関連の任務を第一に考えている。
これも彼が全ての困難を排除し、ラテラーノ公民の遺言を固く執行し、そしてついに「イグゼキュター」という名を冠する理由だろう。
【権限記録】
イグゼキュターは私に一種の錯覚を感じさせた。ラテラーノの法律はただ法として存在しているだけではないと。確かに、公証人役場もラテラーノの法律の一部だが、執行人の存在は更にある事実を示している:ラテラーノは公民に対し十分な責任を負っている、あるいは強大な拘束力を備えているのだ。
しかしラテラーノ人の法律への厳守、もっと言えば畏怖の念が、執行人の力の及ぶ範囲を優に超えている。
私は宗教の力について話しているのではない。この大地には信仰に篤い団体が星の数ほどあるが、ラテラーノ公民が独自の境地を築き上げているのは決してただ敬虔さや自律心からくるものではない。
イグゼキュターのような執行人がそんな実力を備えていないわけではない。先週彼は指だけで害獣の大動脈を引き裂き、噴き出した血は彼の相棒の全身に飛び散った。オペレーターたちが私に「イグゼキュターが怖すぎる」と泣きついてくることは何度もあったのだ。
ただ、法律家や執行人、流浪の裁判官あるいは教皇の手に頼るだけでは、ラテラーノの法令は守れない。
実際の条例の他に、ラテラーノには更に高級な法律が設けられているはずだが、私たちはそれについて何も知らない。執行人がラテラーノ法律の具現化だというより、むしろラテラーノが法律に名実相伴っているように見せるために送り出されたイメージといった方が良い。少なくとも私はそう認識している。

私が知りたいのは、イグゼキュターが言っている「一度同族を射撃すると効力を発する法令」とは一体どういう仕組みなのか。彼の話す通りならば、この「法令」はアーツの一種とも言えるではないのか。
これは私が初めてケルシー先生の言いよどむ様子を見た瞬間でもある。普段の彼女は言いたいことをすぐ口にするか、冷笑を浴びせてすぐに離れていくかだが、ラテラーノの法律について討論している時、彼女はずっと手で口を覆い、眉をひそめており、あの様子は実に面白かった。
私の好奇心が悪い結果をもたらさないことを祈る。

――術師オペレーターL.A.O
「あんた本当に彼と付き合いたいの?ちゃんと考えてよ。宿舎の全員に言われたでしょ、あれはやばいって!」
「どうしてあなたたちは私と彼との幸せな未来を邪魔しようとするの!彼は今はあんなだけど、私は愛の力を信じてるから!」
「彼が男女関係への考え方はあんたみたいにポジティブじゃないんだよ。むしろすぐやめさせられるほど絶望的というか……」
「あなたたちはビビリばっかりだから。だったら私が先に試してみればいいじゃない!どうして彼がそんな人だとわかるの?」
「もちろんわかるよ、ていうかここのみんな知ってるじゃない!」
「ええ?」
「あっ。」
「白状して。抜け駆けした人がいるね?誰だよ!」
「えっと、あの子とあの子、そしてあの子、あとあの子も。」
「あなたは?」
「私は……ただ酒飲みに誘っただけ、あとは何もない。本当に何も。」
「……。」
「……。」
「つまりこの宿舎にいる全員が抜け駆けしたってこと!?私一人だけ何も知らなかったってこと!?」
「だってこの間彼がサポートシステムの修復を手伝ってくれたのは本当にかっこよかったんだから……」
「それで今、やめたの?」
「みんなやめたよ。」

——某エンジニアオペレーター宿舎内での会話
HP
2330
攻撃力
785
防御力
185
術耐性
0
配置コスト
31
攻撃間隔
2.3 秒
ブロック数
1
再配置時間
70 秒

素質

  • アサルトカスタム
    敵の防御力を160無視して攻撃

スキル

設定で詳細一覧を有効にして、詳細データが表示されます。
  • フルチョーク
    自動回復手動発動
    初期SP
    25
    必要SP
    45
    継続時間
    35 秒
    攻撃力+70%、特性効果の対象が攻撃範囲内の敵全員になる
    atk
    0.7
  • 終焉の旅路
    自動回復手動発動
    初期SP
    35
    必要SP
    70
    継続時間
    20 秒
    通常攻撃が2回攻撃になり、攻撃間隔をかなり短縮
    base_attack_time
    -0.9

基地スキル

  • 狙撃エキスパートα
    訓練室で協力者として配置時、狙撃の訓練速度+30%
  • 執行協定
    制御中枢配置時、制御中枢内全員の体力が1時間ごとに+0.05回復