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グレインバッズ

補助タイプ — 緩速師
敵に術ダメージを与える
攻撃時、敵を一瞬足止め
  • YD14
  • 遠距離
  • 減速
  • 牽制
/ 80
【コードネーム】グレインバッズ
【性別】女
【戦闘経験】なし
【出身地】炎国
【誕生日】5月21日
【種族】リーベリ
【身長】153cm
【鉱石病感染状況】
メディカルチェックの結果、非感染者に認定。
【物理強度】普通
【戦場機動】標準
【生理的耐性】普通
【戦術立案】普通
【戦闘技術】普通
【アーツ適性】優秀
本名は小満(シャオマン)。炎国北部の農業都市大荒城出身のごく普通の少女。牧獣の飼育及び管理にかなりの心得がある。シュウと共に訪問客としてロドスに滞在している。
造影検査の結果、臓器の輪郭は明瞭で異常陰影も認められない。循環器系源石顆粒検査においても、同じく鉱石病の兆候は認められない。以上の結果から、現時点では鉱石病未感染と判定。

【源石融合率】0%
鉱石病の兆候は見られない。

【血液中源石密度】0.12u/L
源石との接触は極めて少ない。
大荒城優秀農業従事者、牧獣飼育専門家、田植え功労者、牧獣飼料研究優秀賞……
繰り返し確認した結果、以上の表彰はすべて本物だった。
グレインバッズは自分にできることを、常に全力で打ち込んでいる。
大荒城で生まれ育った彼女は、小さい頃から周りの人々が生き生きと労働に取り組む雰囲気に感化され、「ご飯を食べたいなら、その分働くべき」を信条としてきた。鍬よりも背丈が低かった頃から、グレインバッズは農民たちの後をついて、見よう見まねで種まきや田植えを始めていた。幼い子供に重労働をさせることを忍びなく思った年配の農民は、彼女に牧獣の餌やりを任せることにした。すると、グレインバッズはまるで生まれつき牧獣と不思議な縁で繋がっているかのように、牧獣たちは彼女の前ではいつも以上に従順だった。広大な牧場ではグレインバッズの管理のもと、すべてがうまく回っていた。
訪問者としてロドスに来てからも、グレインバッズは相変わらず忙しい日々を過ごしていた。食堂で後方支援オペレーターと新メニューを開発したり、療養庭園で植物の世話をしたり、ロドスで仲良くなった人全員に覚えやすく響きのいいあだ名をつけたり……グレインバッズが幼い患者のお世話を手伝い、注射を打つ際や薬を飲む時になだめてくれるおかげで、仕事の負担がかなり減ったと、多くの医療オペレーターが口にしている。
「やっぱり子供同士のほうが、歳が近くて打ち解けやすいのかしら……」
「それともまさかあの子、まだ牧獣の世話をしているつもりだったりして……?」
ロドスにはすでに多くの「動物専門家」がおり、様々な動物を訓練して、仕事の手伝いをさせる例も少なくない。だが、すべての動物と会話ができると宣言できるほどの度胸がある者は、今までひとりも現れたことがなかった。しかしグレインバッズは、どんな動物相手だろうと、交流ができるのだときっぱり言い切った。
グレインバッズはその特技を我々に披露すると言って聞かなかった。まず、ある烏雲獣と「会話」をして、デッキで迷子になっていたもう一羽の烏雲獣を見つけ出した。続いて彼女は笛の音でハガネガニに指示を出し、食堂に散らばっていた生ごみを拾わせた(なおビーンストークは、それは自分のハガネガニたちが元々習得している芸だと主張している)。そして最後に、グレインバッズは眠獣に不眠症の患者の添い寝をさせようとしたが、結局自分の方が廊下で眠りこけてしまった。これらの出来事を見る限り、グレインバッズが何らかの特殊な能力を持っている可能性を完全に否定することはできないように思える。
グレインバッズによれば、彼女は五歳の頃、道に迷って大荒城の外まで行ってしまったそうだ。いくら都市内を探し回っても見つけられず、農民たちが頭を抱えていた時に、一頭の年老いた牧獣が彼女を背中に乗せて、川を渡って家まで送り届けてくれた。グレインバッズが牧獣と親しくなったのは、その時からである。時間が経つにつれ、彼女は自分が色んな動物の「言葉」を理解できることに気づいた。牧獣は大荒城の果樹園で一番甘い実がなっている木を教えてくれるし、飛んできた羽獣は南では花がちょうど見頃であることを伝えてくれる……グレインバッズが天真爛漫な口ぶりで、この大地のあちこちについて生き生きと語ると、彼女のお話はいつも人々を惹きつけた。
「牧獣はどうして行き先までの道が分かるの?」
「その川ってどれくらい幅があるんだ?」
「田んぼと水田しかない都市ってどんな感じなの?」
聴衆の口からは、質問が次々に飛び出してくる。牧獣同士の「派閥争い」や、牧獣と羽獣が一頭一羽で遠出した話、そして一匹の鱗獣による炎国横断の大冒険談など……グレインバッズの頭には、どれだけ語っても尽きないほどの不思議な物語が詰まっているようだ。そんな少女の口から語られる自然の風景を頭に思い浮かべるだけで十分に心が安らぐのに、物語の真偽など一体誰が気にするというのだろうか。
様々な動物と話せる能力だけでなく、笛の腕前もまたグレインバッズがとても誇りに思っていることだ。
笛の話になると、グレインバッズは必ず、大荒城で毎年行われる村芝居の伴奏には、自分の笛が欠かせないのだと得意気に語る。村芝居の波乱万丈な物語に合わせるのであれば気迫にみなぎる音色、牧獣を寝かしつける時なら悠長で穏やかな音色と、彼女はたった一本の小さく精巧な竹の笛で、異なる風格の様々な曲を奏でることができる。グレンバッズの笛の音を聞いた者は皆、この小さな体のどこからこれほどのエネルギーが発せられるのかと感嘆するものだ。彼女は笛の音を使って周囲の人々の気持ちを落ち着かせるだけでなく、その時の気分次第で自由に「作曲」をすることも好きである。その旋律はどの音楽の型にも当てはまらないが、聴く者の耳を楽しませ、元気を与えてくれる。時々、幼馴染の禾生(ホーシェン)――つまりワンチィンが、その旋律に歌詞をつけてくれることもある。そして、作業中にそれを聞いた農民たちも、次々に二人に合わせて歌を口ずさみ、こうして、二人は大荒城に数多くの素朴な歌を残してきた。
グレインバッズはぼんやりとした記憶の中で、母が葦の葉笛を吹いてくれたことを覚えている。しかし、幼い彼女に葉笛の編み方を教える前に、母は「天師の職務」のために大荒城から慌ただしく旅立ってしまった。後に、グレインバッズは自分で葉笛の編み方を覚え、竹笛の吹き方も学んだ。彼女が奏でられる曲はどんどん増えていったが、いつまで経っても両親が帰って来ることはなかった。今でも、遠出した旅人の帰りを待ちわびる美しい笛の音が、大荒城の川岸から時折響いてくる。

【権限記録】
「……かくして、大荒城より供給せられたる糧秣と源石を以て、城外北百里に天機閣を設け、悪魔の脅威に備えんとする。」
「……兵部、各天師府よりアーツの才を持つ者を広く選り抜き、その中でも、常に戦いの準備を怠らず、長き年月を鍛錬に費やし、技に秀で意志堅固なる者を天機閣へ入らしむ。一年経つ頃には、半数が去り、その翌年には、十人に一人すらも残らず。毎年そのような繰り返しである。」
「悪魔の害、まずは人の正気を奪うことにあり。僅かでも惹き込まれれば、救済の術は在らず。北境に埋められし数多の骨、その多くは同胞に討たれた者なり。稀に天寿を全うせし者がいたとて、その意識と知覚の多くは穢れに染まり、終生言葉を発することもままならず。容姿は崩れ骨は浮き出で、故旧が訪ねても誰か分からず……」
――炎国史書より大荒城関連記載を抜粋(内容の閲覧には高い権限が必要)
この大地に生きる者たちにとって、「郷土」とはかなり曖昧な概念である。
天災がいつ今暮らしている場所をめちゃくちゃにしてしまうのか、誰にも予測できない。移動都市は四方八方を動き回り、村や集落は絶えず場所を移している。なら一体何を「郷土」と呼べばいいのだろうか?それは、目まぐるしく建て替えられていく移動都市の高層ビルなのか。それとも天災が通り過ぎた後に広がる廃墟か。
そのような中で、千年の長きに渡って労力や代価を支払うことも厭わずに、大切な土地を守り続けている者たちがいる。これほど固い信念は、この大地においてはとても珍しい例である。
グレインバッズが生まれ育ったのはまさにこうした土地である。彼女は幼い頃からどこまでも広がる田水田と、終わることのない作業に勤しむ人々を見てきた。少女はこの地に生えている草木の一本一本を知り尽くしており、どの水田に何が植えられているのか、どの牧獣がどの飼料を好んで食べるのかも、全て記憶している。そしてある日、木から落ちて足を怪我してしまった自分をワンチィンが背負って、大荒城を横断しそうなほど長い距離を歩き、夕陽に照らされながら家まで届けてくれたことも覚えている……土地は人々の過去や記憶と混ざり合い、やがては人々の一部となる。そうやって土地と人は家族のように繋がっていくのだ。
だから彼女もこの地にずっと留まり、青々とした稲が黄色に変わり、刈り取られていく様を見守ってきた。田んぼが少しずつ広がり、そばにいる牧獣たちが少しずつ大きくなるのを見守ってきた。彼女は今日も牧獣の背中に乗って、笛を吹きながら通りかかった商隊に道を教え、旅立つ旅人を見送っている。
「シャーオーマーン。」
牧獣を放牧している少女は積まれた藁の上に座って、一文字ずつゆっくりと自分の名前を口に出した。「この名前はお父さんとお母さんが付けてくれたんだって、郷長おばあちゃんが言ってたんだ。小満(シャオマン)は夏に実る作物の種が登熟し始める頃だけど、まだ完全に熟してはいない時期なの――この名前には、私が健やかで希望で胸をいっぱいにしながら育つようにって思いが込められているんだよ!」
やや虚ろな目をした木こりも、不自然な体勢で藁の上に座っていた。ピンと張り詰めた背中に、居心地悪そうに投げ出されている足、そして手には決して放さないと言わんばかりに天師尺が握りしめられている。少女に無理やりそこに座らされたことは明らかだ。
「手を貸して。私の名前を書いてあげるから、あとに続いて読んでみて!」
ゴツゴツした指が小さな手によって開かれ、手のひらが露わになる。少女は人差し指で、そこに文字を書き始めた。くすぐったい感触が手を通して伝わってきたが、木こりは少女に言われた通り口を開き、懸命に声を出そうとする。
「しゃお……」
「シャーオーマーン。」
「しゃ、しゃ……しゃお……まん。」
「そう!そのまま繋げて読むの!シャオマン、これが私の名前よ!」
「シャ……シャオマン。」
木こりはうつむき、微かに口角を上げた。
「小満(シャオマン)。」
少女は嬉しそうに飛び上がった。そして頭いっぱいに藁のくずを引っ付けたまま歓声を上げる。「やったね、おじちゃん!やっと私の名前が言えたね!」
HP
1260
攻撃力
590
防御力
100
術耐性
20
配置コスト
15
攻撃間隔
1.9 秒
ブロック数
1
再配置時間
70 秒

素質

  • 「いい子にしてて」
    攻撃速度+10。攻撃対象が【野生動物】である場合、特性による足止めの効果時間を延長

スキル

設定で詳細一覧を有効にして、詳細データが表示されます。
  • 吹笛遠鳴
    自動回復自動発動
    必要SP
    5
    次の通常攻撃時、敵に攻撃力の210%の術ダメージを与え、攻撃対象数+1
    3回チャージ可能
    atk_scale
    2.1
    ct
    3
  • 郷愁を誘う子守歌
    自動回復手動発動
    初期SP
    15
    必要SP
    25
    継続時間
    15 秒
    攻撃しなくなり、攻撃範囲内にいる3体の敵に5秒の睡眠状態を付与する。その後、通常攻撃が同時に最大3体の敵を攻撃するようになり、攻撃速度+130
    max_target
    3
    sleep
    5
    attack_speed
    130

モジュール

  • ORIGINAL
    グレインバッズの記章
    グレインバッズは敵の牽制に秀でている
    外勤部門の決定に基づき
    外勤任務においては補助オペレーターとして区分し、緩速師の責務を担う。
    特別に本記章を授与し、
    その証明とする。
  • DEC-X
    田野にて
    STAGEステータス強化説明
    1
    • HP +90
    • 攻撃力 +33
    緩速師の特性
    敵に術ダメージを与える
    攻撃時、敵を一瞬足止め
    攻撃範囲内に敵がいるとき、SPの自然回復速度+0.2sp/秒
    2
    • HP +110
    • 攻撃力 +38
    「いい子にしてて」
    攻撃速度+12。攻撃対象が【野生動物】である場合、特性による足止めの効果時間をさらに延長
    3
    • HP +120
    • 攻撃力 +41
    「いい子にしてて」
    攻撃速度+14。攻撃対象が【野生動物】である場合、特性による足止めの効果時間を大幅に延長
    5月10日
    巡り巡って、この社会体験研修というものは、やはり僕を大荒城へと連れてきた。気候や訛りになじめないのはもちろん、ここの酸菜(さんさい)はしょっぱいと聞いた!これから一年、一体どうなってしまうんだろう。
    ここに来てからというもの、うまくいかないことばかりだ。人と話したくても、口を開けば焦って早口になってしまうし、言葉はうまく伝わらないし、牧獣にさえ逃げられてる!

    5月21日
    不思議な女の子に出会った。彼女はつま先立ちで牧獣の背中に立って、そこかしこを飛び回っていた。最初に見かけた時は牧獣の群れに羽獣でも舞い降りたのかと思ったほどだ。ぬかるみを慎重に一歩ずつ踏みしめて歩く僕を見て、彼女はくつくつと笑った。
    「おまぬけさん!」と彼女は言った。
    僕は思わず戸惑った。
    「靴を脱ぎなよ!」
    そう言われて、僕はさらに困惑した。
    「牧獣の背中を飛び移っていけば、泥の中を歩かなくてもいいでしょ。あたしが教えてあげる!」
    その日、僕は八回も牧獣の背中から落ちた。そのせいで口に入った泥は、一日分の食事よりも多かった。彼女は僕の背中を叩きながら、耳羽を震わせて笑っていた。災難といえば災難だけど、彼女の笑顔を見てると、なんだか悪くない気がした。

    7月8日
    今日、あの女の子は牧獣の囲いの近くにしゃがみ込み、頭を揺らしてオカリナを吹いていた。
    「泥壺くん!早く早く!」
    誰のことだろう、とその時は思った。
    「あなた、ここへ来たばかりでしょ?この間言いそびれちゃったね。あたしはシャオマンって言うの!」
    そこで、もしかすると、泥壺くんというのは僕のことだろうか、と察した。
    「ねぇ、牧獣と話してみたくない?あたしの特技なんだよ!他では教えてもらえないんだからね!」
    彼女は片手を僕の顔に、もう片方の手を牧獣の顔に添えて、目を合わさせた。牧獣の潤んだ瞳を間近で見た僕は牧獣にも人間と同じように喜怒哀楽があることを初めて知った。それ以降、僕の声を聞いても牧獣は逃げなくなった。道端を歩くだけでも牙獣に追いかけられる僕に、動物の友達ができるなんて想像したこともなかった。

    10月4日
    僕がシャオマンを探していると、彼女は学生らしき男の子と一緒に小さな骨を投げ上げては受け止めてを繰り返していた。何やら変わった遊びをしているようだ。
    「泥壺くん!一緒に遊ぼう!」
    うん、と僕は答えた。
    「この子は『でか角くん』だよ。あなたたち、まだ会ったことなかったっけ?」
    ううん、と僕は答えた。
    「シュウ姉ちゃんがスープを作ってたから、出汁を取るのに使った骨をもらってきたんだ。何の骨かは知らないけど……でか角くんはどう思う?そうだ、泥壺くんにはあなたが教えてあげてよ!」
    牧獣の足の骨が遊び道具になるなんて、知らなかった。でも僕は下手くそで、何度やってもうまく受け止められないばかりか、二人の頭にぶつけまくってしまった。
    とはいえ、でか角くんもとてもいい人で、僕と同じく口数が多いわけではないけど、仕事の時は毎回僕を連れていってくれる。シャオマンのほうは、牧獣の背中に寝そべっていたり、木にぶら下がっていたりで、手を貸してくれることもあるけど、無理やり遊びに連れていかれることもある。
    そんな毎日を送るうちに、この果てしなく広がる田野が最近は少し馴染みのある景色に思えてきた。

    5月20日
    車に乗って大荒城を出る時、田水田を歩く牧獣の群れが目の前を通り過ぎた。あのまるまるとした生き物の姿が徐々に小さくなっていくにつれて、ちょうど一年前、初めて大荒城に来た時のような不安が再び襲ってきた。大荒城の田野や牧獣をもう見られないのはもちろん、シャオマンやでか角くんのような優しい友達は学校にはいないだろうと思った。この先の二年間、どうやって過ごせばいいんだろう。

基地スキル

  • 思いやり
    配置宿舎内、自身以外のオペレーター1人の1時間ごとの体力回復量+0.55(同種の効果は高いほうのみ適用)
  • 悠々たる牧歌
    配置宿舎内、全員の1時間ごとの体力回復量+0.15(同種の効果は高いほうのみ適用)