• Grani
  • 格拉尼
  • 그라니

グラニ

先鋒タイプ — 突撃兵
敵を倒す度所持コスト+1
撤退時に初期配置時のコストを返却
  • VC05
  • 近距離
  • COST回復
  • 防御
/ 80
【コードネーム】グラニ
【性別】女
【戦闘経験】二年
【出身地】ヴィクトリア
【誕生日】12月1日
【種族】クランタ
【身長】154cm
【鉱石病感染状況】
メディカルチェックの結果、非感染者に認定。
【物理強度】標準
【戦場機動】優秀
【生理的耐性】標準
【戦術立案】標準
【戦闘技術】優秀
【アーツ適性】普通
グラニはヴィクトリアの騎馬警官。奇襲や機動戦、縦深攻撃といった展開が速い戦術で頭角を現す。
現在はロドスの各隊の支援援助をするオペレーターとしての契約に合意しており、自発的にロドス及び周辺地域のパトロールや防衛協力等の仕事をしている。
造影検査の結果、臓器の輪郭は明瞭で異常陰影も認められない。循環器系源石顆粒検査においても、同じく鉱石病の兆候は認められない。以上の結果から、現時点では鉱石病未感染と判定。

【源石融合率】0%
鉱石病の兆候は見られない。

【血液中源石密度】0.1u/L
源石との接触は極めて少ない。

ふむ……グラニさんはとても健康です。思うに、鉱石病がグラニさんに襲い掛かろうとしても、返り討ちにあっているものかと……
――医療オペレーター
騎馬警官のグラニは、ヴィクトリア公民。彼女の祖先は初期ヴィクトリア移民で、騎士競技の風潮がカジミエーシュを席巻する以前の彼らは、素朴だった。騎馬警察はグラニの故郷の警察組織のひとつである。王国警察、地方警察、都市警察が一つとなったもので、統一された戦闘能力と管轄範囲の広さで知られている。
他の騎馬警官の同僚に比べると、グラニは若く、力も弱く、そして体も小さい。努力して選抜試験を通過し騎馬警察に採用されても、同僚たちのからかいや嘲笑の的になることは少なくなかった。彼らはグラニに雑用をさせ、警察権を行使するような公務に彼女が関わるのを拒否した。彼女が着任後の初仕事として派遣されたのは、市民が無くした財布の捜索だった。
彼女は町中を見落としてしまいそうな場所までくまなく見て回り、市民ひとりひとりに尋ねていった。最終的には手掛かりを頼りにギャングの手から財布を取り返し、市民を助けることに成功した。
グラニは自分の仕事の大小は気にしておらず、昇進の為に他人と争うということは考えたこともなかった。
彼女は市民との交流や市街のパトロールという面倒な仕事を自ら進んでこなし、彼女に助けを求める人々や困難な状況に直面している場所があればなんとか出来ないかと考えた。
その後、市民から最初の感謝状が騎馬警察に届くと、グラニは立て続けに表彰状を受け取った。
しかし、しばらくして感謝状は徐々に少なくなっていった。
人々に浸透していったのだ。この町には、毎日自身の両手でこの町や町の人々をより良くしている、若い騎馬警官がいると……。
戦闘経験は乏しいが、グラニはきっと目標に向かって突き進むだろう。
ほとんどの状況下で彼女は冷静に状況判断をし、戦局を見極め、敵の人数と戦闘力を判断し、最善の戦術を考え、勝機をじっと待つ。
グラニは機動性に優れており、縦深作戦遂行能力、及び襲撃戦展開時の迅速で猛烈な突破力は、ロドスが機動作戦を実施する際にうってつけの人材となる。
統合作戦中、グラニの協調性の高さは誰の目にも明らかで、彼女自身もまたロドスが彼女に与えた命令を喜んで引き受けている。
この他にも、グラニは士気を高めたり、団体の協調性を促すことが得意である。彼女はいつも積極的な姿勢で応じ、身分や陣営が違うロドスのメンバーとも一致団結を推し進める。これも多くのオペレーターが進んで彼女に協力する一因だ。この一点において、グラニはロドスにプラスの影響をもたらした。
グラニはロドスとの度重なる共同作戦で、何度も良い評価を獲得した。
某平原地帯で逃亡兵を追撃している最中、第二梯団所属のグラニによって縦深作戦が執行された。この作戦で、グラニは優れた機動力を十分に発揮した。続けざまに目標の退路に突撃し、目標のキーパーソンを足止めしたことで、ロドスの主力部隊の為に時間を稼ぐことができ、最終的には目標の包囲計画を見事完遂した。
幾度目かの某所の源石運輸ルートの護衛中に、ロドスのセキュリティ部隊が鉱物を強奪しようとする強盗の攻撃に抵抗していた時、騎兵のポジションを担当していたグラニは自身の強みを生かし、敵への攻撃の手を緩めず、ロドスと協力して陣地反撃作戦を大成功に収めた。
しかしグラニの行動が問題となった時もあった。
山岳地区の強盗一掃作戦で、その地区の複雑な地形により、計画に従って事前に出発していたグラニと作戦小隊との連絡がつかなくなってしまった。
しかし、作戦小隊が任務地点に駆けつけた時、強盗達は既にグラニに撃退された後だった。
作戦小隊がまだ到着せずに、強盗が村への略奪をはじめた時、グラニは自発的に出撃することを選んだ。彼女はこの作戦環境下での臨時作戦計画を想定していたのだった。村の街道や家を利用して絶えず敵の背後を取り、突撃の機会を窺い、最終的に強盗に略奪をやめるよう迫った。
しかし、強盗から子供を救い出した時、敵がグラニを狙撃し、彼女は左肩を負傷した。
この一件はロドスに戻った後、オペレーター達の間で「グラニが勝手に戦闘をした一件は、作戦規定に違反しているか否か。」と討論となった。
確かにグラニの行為は規定に違反する部分もあったが、もし彼女が臨機応変に対応していなければ、今回の作戦は失敗していただろう。
つまり結果として、グラニは正しい選択を自分で作りだしたのだ。
グラニ、彼女には成長と戦闘経験を数多く積むことが必要だ。そうすれば彼女は経験不足を補うことができ、戦局時のコントロール能力も上昇する。当然、自身の身体能力の強化も必須だ。
同年代と比べ、確実にグラニは強いが、まだ十分とは言えない。
グラニは今後も更に多く挑戦をするべきだ。現在の能力のままだと、彼女の夢を実現させるのは難しい。
彼女がこれから多くの困難に立ち向かうことを止めてはいけない。これは彼女が通るべき道なのだから。
無論、何があったとしても彼女は諦めないだろう。
これだけは、何よりもはっきりと言える。

――オペレーターニアール
グラニのランス
産地:ヴィクトリア王国ロンディニウム市ハイベリー地区ロイヤルデール工廠
品番:L-886
サイズ:158cm/303cm
オペレーターグラニが使用するランスは折り畳み式になっており、普段は短槍として使うことができ、展開させると長槍として攻撃することができる。
これは警官用として作られた長槍で、重装甲を突き通す威力はないものの、この槍を軽視した者は酷い目に遭うことになるだろう。
グラニのやや小柄な体と比べれば、この長槍は明らかに大きすぎるが、
本人はこの長槍にかなり愛着を持っており、使いこなす為に相当な努力をしている。
HP
2235
攻撃力
552
防御力
437
術耐性
0
配置コスト
14
攻撃間隔
1 秒
ブロック数
1
再配置時間
80 秒

素質

  • 騎馬警察
    配置中、味方【先鋒】の物理回避+20%

スキル

設定で詳細一覧を有効にして、詳細データが表示されます。
  • 防御力強化γ
    自動回復手動発動
    初期SP
    15
    必要SP
    30
    継続時間
    40 秒
    防御力+100%
    def
    1
  • 引かない!
    自動回復手動発動
    初期SP
    50
    必要SP
    70
    継続時間
    30 秒
    攻撃範囲縮小、攻撃力と防御力+80%、ブロック数+1、ブロック中の敵全員を同時に攻撃
    atk
    0.8
    def
    0.8
    block_cnt
    1

モジュール

  • ORIGINAL
    グラニの記章
    グラニは率先して戦場に切り込み、後続の展開に余裕を持たせる戦術に秀でている。
    外勤部門の決定に基づき
    外勤任務においては先鋒オペレーターとして区分し、突撃兵の責務を担う。
    特別に本記章を授与し、
    その証明とする。
  • CHG-X
    騎馬警察装備セット
    STAGEステータス強化説明
    1
    • HP +150
    • 防御力 +45
    突撃兵の特性
    敵を倒す度所持コスト+200%
    撤退時に今回の配置時のコストを返却
    2
    • HP +175
    • 防御力 +60
    騎馬警察
    配置中、味方【先鋒】の物理回避+25%
    3
    • HP +200
    • 防御力 +67
    騎馬警察
    配置中、味方【先鋒】の物理回避+30%
    騎馬警官の警察章を手に入れてから、グラニはこの日の到来を待ち望んでいた。財布捜しや鍵開けといった些細な任務ではなく、ようやく正式な騎馬警官らしい任務が下されたのだ。任務の内容は、「犯人の護送」であった。
    「あっ、別に鍵開けは騎馬警官の仕事じゃないって言いたいわけじゃなくて……ただ……」
    ――ただ昔から憧れてた仕事にようやくちゃんと携われるから嬉しいんだ。

    「武装集団の襲撃を受けました! 人手が足りません、第三小隊に支援求む!」
    「第二小隊はどうだ!? 緊急支援に2名回せ! 本部の者が到着するまで持ちこたえろ!」
    「第二小隊はグラニの隊です……あいつじゃ……やはりこの手の任務にあいつを参加させるべきではなかったのでは……」
    突然の襲撃により、護送車の隊列は緊急停止に追い込まれた。元より備えはあったものの、相手の人数は騎馬警官たちの予想を上回っていたのだ。
    グラニは護送車の後方で防衛態勢をとり続けていた。護送していた犯人は社内の同僚に押さえ込まれている。規則に則るなら、同僚が再び車両のドアを開くことはないだろうから、犯人が奪還される心配は無用だろう。
    次にやることと言えば、なんとか状況を引き延ばして、支援を待つ。それだけだ。
    ただ、先ほどの上司の言葉にグラニは少し怒りを覚えた。似た言葉は幾度も投げかけられてきたが、初めて正式な任務への参加が許されたこともあって、自分の力をようやく認めてもらえたと思っていたのに。
    ――……そうじゃなかったんだ。

    「お前はそこで車両を守っていろ。あとは俺たちがなんとかする。」
    グラニは二人の先輩が、向かい側の敵に射撃する様子を眺めていた。ひとり、またひとりと敵を倒していく……その時、大量の敵が遮蔽物の後ろから飛び出し、「相手は二人だけだ!」と叫びながら、二人に突撃した。その攻撃に、二人の先輩も無傷ではいられなかった。グラニは彼らが傷口を押さえた手のひらが、真っ赤になっているのを目の当たりにした。
    幸い、停止した車両がちょうど良い遮蔽物となった。グラニはそこに身を隠しながら、隙を突いて何度か敵陣に切り込んだ。同僚たちはろくに期待していなかったが、グラニはなんと敵陣を切り崩し、さらには二名の負傷者をその小さな体で一人ずつ安全地帯まで引きずって避難させたのだ。敵はというと、どうやら一時後退を選んだようだ。

    ……
    増援としてやってきた後続の小隊が、犯人護送の任務を引き継ぐこととなった。一方グラニは、負傷した先輩と同僚を近くの病院まで送り届ける役割を任された。
    彼女は徐々に他人からの評価を覆し始めている。彼女自身、自分を肯定し続けてはいたものの、それでも他人から認められるとなんとも喜ばしかった。
    グラニは肩の警察章をぬぐった。戦闘によりホコリまみれになったそれは、再びキラキラとした輝きを取り戻した。

基地スキル

  • 先鋒エキスパートα
    訓練室で協力者として配置時、先鋒の訓練速度+30%
    先鋒エキスパートβ
    訓練室で協力者として配置時、先鋒の訓練速度+50%