
- Heidi
- 海蒂
- 하이디
ハイディ
補助タイプ — 吟遊者
攻撃しない
攻撃範囲内の味方全員のHPを継続回復(1秒ごとに攻撃力の10%回復)
自身は鼓舞状態の効果を受けない
攻撃範囲内の味方全員のHPを継続回復(1秒ごとに攻撃力の10%回復)
自身は鼓舞状態の効果を受けない
- VC19
- 遠距離
- 支援
- 治療
ボーナスを含む
【コードネーム】ハイディ
【性別】女
【戦闘経験】なし
【出身地】ヴィクトリア
【誕生日】3月26日
【種族】フェリーン
【身長】165cm
【鉱石病感染状況】
メディカルチェックの結果、非感染者に認定。
【性別】女
【戦闘経験】なし
【出身地】ヴィクトリア
【誕生日】3月26日
【種族】フェリーン
【身長】165cm
【鉱石病感染状況】
メディカルチェックの結果、非感染者に認定。
【物理強度】普通
【戦場機動】普通
【生理的耐性】普通
【戦術立案】優秀
【戦闘技術】普通
【アーツ適性】普通
【戦場機動】普通
【生理的耐性】普通
【戦術立案】優秀
【戦闘技術】普通
【アーツ適性】普通
ハイディは小説家としてヴィクトリアで活動すると同時に、長年ケルシーの専属トランスポーターを担当している。市民自救軍の行動に参加したためサルカズ軍に逮捕され、ロドスがロンディニウム入りした際に救出された。その後正式にオペレーターとしてロドスに加入した。
造影検査の結果、臓器の輪郭は明瞭で異常陰影も認められない。循環器系源石顆粒検査においても、同じく鉱石病の兆候は認められない。以上の結果から、現時点では鉱石病未感染と判定。
【源石融合率】0%
鉱石病の兆候は見られない。
【血液中源石密度】0.12u/L
源石との接触は極めて少ない。
【源石融合率】0%
鉱石病の兆候は見られない。
【血液中源石密度】0.12u/L
源石との接触は極めて少ない。
ロンディニウム市民自救軍メンバーのほとんどは元々非戦闘員であるが、ハイディも同様である。クロヴィシアの演説に鼓舞されて集った人々が有するのは、反抗する意志と故郷を守る信念だけである。ハイディはそれらに加えて、多少の処世術と、彼女の師から教わった戦術立案のイロハが備わっている。
そうした事前情報はあったものの、彼女の入職試験の結果はやはり人事オペレーターを驚かせた。自救軍の重要人物であり、ケルシー医師の専属トランスポーターであるハイディの戦闘能力は一般市民のそれと全く変わらなかったためである。
「自分の身を守る手段くらいはあるだろう?」という質問に対して、ハイディはこともなげに、人目を引かないことこそが自分にとって最高の自己防衛手段だと言い放った。彼女はいつも華やかな衣装に似合った小ぶりの杖を手に、有名人が主催するパーティーを渡り歩いていた。その上品な仕上げの杖の中にアーツユニットが隠れていることも、度々自救軍を導いたアーツがそこから放たれていたことも、パーティーの参加者はきっと思いもよらないだろう。
実のところ、ロンディニウムにいるレジスタンスたちにとって、このように水面下で根回しを重ねることが長い間唯一の活動方法であった。
「自救軍の立ち上げ当初から彼女はいたはずです。確か指揮官のクロヴィシア様が演説をしていた時に、彼女がやってきたんです。着飾っていたので、最初はみんな嫌がらせをしに来た貴族ではないかと思っていましたが、彼女は人ごみの一番外側で静かに演説を聞いてただけでした。演説が終わって、指揮官と二人で何やら長い時間話し込んで、それからハイディさんはうちの仲間になりました。」
「一体どうやってあんなことやってのけてんのか分かんないね。サディアン区以外はサルカズの軍隊にキツく見張られているはずなのに、監視網の隙を突いて情報を外に伝えることができる人なんだ。ロンディニウムで俺たちが活動できるのも、彼女が色々と引き合わせてくれたおかげと言っても過言ではないくらいだよ。」
「ハイディお姉ちゃんがおやすみ前にしてくれるお話、大好き。」
――市民自救軍メンバー
そうした事前情報はあったものの、彼女の入職試験の結果はやはり人事オペレーターを驚かせた。自救軍の重要人物であり、ケルシー医師の専属トランスポーターであるハイディの戦闘能力は一般市民のそれと全く変わらなかったためである。
「自分の身を守る手段くらいはあるだろう?」という質問に対して、ハイディはこともなげに、人目を引かないことこそが自分にとって最高の自己防衛手段だと言い放った。彼女はいつも華やかな衣装に似合った小ぶりの杖を手に、有名人が主催するパーティーを渡り歩いていた。その上品な仕上げの杖の中にアーツユニットが隠れていることも、度々自救軍を導いたアーツがそこから放たれていたことも、パーティーの参加者はきっと思いもよらないだろう。
実のところ、ロンディニウムにいるレジスタンスたちにとって、このように水面下で根回しを重ねることが長い間唯一の活動方法であった。
「自救軍の立ち上げ当初から彼女はいたはずです。確か指揮官のクロヴィシア様が演説をしていた時に、彼女がやってきたんです。着飾っていたので、最初はみんな嫌がらせをしに来た貴族ではないかと思っていましたが、彼女は人ごみの一番外側で静かに演説を聞いてただけでした。演説が終わって、指揮官と二人で何やら長い時間話し込んで、それからハイディさんはうちの仲間になりました。」
「一体どうやってあんなことやってのけてんのか分かんないね。サディアン区以外はサルカズの軍隊にキツく見張られているはずなのに、監視網の隙を突いて情報を外に伝えることができる人なんだ。ロンディニウムで俺たちが活動できるのも、彼女が色々と引き合わせてくれたおかげと言っても過言ではないくらいだよ。」
「ハイディお姉ちゃんがおやすみ前にしてくれるお話、大好き。」
――市民自救軍メンバー
ケルシー医師との親交もあってか、ハイディはロドスに入職した後、本名をそのままコードネームにしている。少し注意深く観察すると、ヴィクトリアにおいてハイディ・トムソンという名前が時折新聞紙の文学芸術コラムや、ロマンス小説の本棚に並ぶのを見かけることがあるだろう。だが、本屋の店主に尋ねると、彼女の小説はどれも売れ筋とは言い難く、在庫がなかなか減らないと嘆かれるだろう。貴族の邸宅を訪ねる時と同様に自分の作品をロドスへの土産として持参しなかったのも、彼女なりの誠意の表しなのかもしれない。
有名作家にこそなれなかったが、それでもハイディはデビュー作を通して上流社会への仲間入りを果たし、貴族たちが集うパーティーに出入りするようになった。その主な理由は、ヴィクトリアの文学界ですでに輝かしい存在として認知されていた彼女の名字にあるだろう。多くの有名人は彼女の父親の古くからの知人であるため、父の跡を継いだ若き小説家にも礼儀をもって接しおり、彼女に作品の鑑賞と批評を依頼し、自分たちの体裁を飾った。ほとんどの者はハイディが父親の文学才能を受け継いだと褒め称え、作品が売れていないのはまだチャンスに恵まれてないだけだと言う。一方で、「父の七光りから脱せていない」と指摘する者もいた。
だが、ハイディとよく文通しているゴールディングはそれらの評価をいずれも鼻で笑った。
「他の奴がハイディをどう評価してるかって?そんなのどうでもいいさ。彼女だって気にしてないだろう。三流小説家という立場は自分で選んだものだし、虚飾の文字もわざと書き立てたものだよ。彼女の才能はあんなものじゃないさ。彼女の本当の作品と思想がどこに注がれているかを、私は知っているんだ。残念ながら、プライベートの手紙というのは、往々にして本人の死後にようやく公開できるものなんだけどね。」
「どうして彼女がそんなことするのかって?今のヴィクトリアの情勢は原因の一つだよ、もう一つは……自分たちの胸に聞いてみなよ、ロドス。」
有名作家にこそなれなかったが、それでもハイディはデビュー作を通して上流社会への仲間入りを果たし、貴族たちが集うパーティーに出入りするようになった。その主な理由は、ヴィクトリアの文学界ですでに輝かしい存在として認知されていた彼女の名字にあるだろう。多くの有名人は彼女の父親の古くからの知人であるため、父の跡を継いだ若き小説家にも礼儀をもって接しおり、彼女に作品の鑑賞と批評を依頼し、自分たちの体裁を飾った。ほとんどの者はハイディが父親の文学才能を受け継いだと褒め称え、作品が売れていないのはまだチャンスに恵まれてないだけだと言う。一方で、「父の七光りから脱せていない」と指摘する者もいた。
だが、ハイディとよく文通しているゴールディングはそれらの評価をいずれも鼻で笑った。
「他の奴がハイディをどう評価してるかって?そんなのどうでもいいさ。彼女だって気にしてないだろう。三流小説家という立場は自分で選んだものだし、虚飾の文字もわざと書き立てたものだよ。彼女の才能はあんなものじゃないさ。彼女の本当の作品と思想がどこに注がれているかを、私は知っているんだ。残念ながら、プライベートの手紙というのは、往々にして本人の死後にようやく公開できるものなんだけどね。」
「どうして彼女がそんなことするのかって?今のヴィクトリアの情勢は原因の一つだよ、もう一つは……自分たちの胸に聞いてみなよ、ロドス。」
街を走り回る新聞売りの子供も、重い荷物を引きずる運び屋も、ハイディのことを知らないし、「採掘場廃工業装備回収」がどういう技術なのかも知らない。手紙は彼らの手から手に渡り、最後にはヴィクトリアの貴族、または各ゲートの責任者の手に届いた。数ヶ月にわたるハイディの根回しのおかげで、ロドス本艦は「廃品回収機関」という名目で各ゲートの検査を無事通過し、テレシスの監視を潜り抜けてヴィクトリアに入り、ロンディニウムに近づくことができた。
ハイディ及びその父親がヴィクトリアで築き上げた情報網は、長年こうして密かに機能してきた。トランスポーターは情報をデータ保存設備に取り込み、ロドスにいるケルシーに渡し、その返事を頼りに次の活動に移す。
――トランスポーターである彼女の活躍を多少でも耳にしたことがある者ならば、機敏で八方美人な人物像を想像する。だが、実際にロドスへやってきたハイディはかなり気さくな人物に見えた。彼女に時間がある時であれば、諜報活動の詳細を聞かれても、隠し立てせずに教えてくれる。生き生きとした語り口で紡がれる活躍劇には、たとえばブローチに対する批評を通じて某伯爵と知り合えたことや、ロンディニウムの街中で監視者を華麗にまいたことなどがある。しかも、少なくともロンディニウムに入ってからの話は全て実話であると、ロドスと協力している自救軍メンバーが証明してくれた。
「アイラちゃんの話はしてくれたか?すまん、本当は聞かない方がいいかもしれないが……アイラが亡くなったのは彼女のせいじゃないし、大局のために仕方のない選択だったこともみんな理解してる。だがな、彼女自身が……はぁ。ロドスの人たちと一緒にいる時はだいぶ気が楽なように見えたからな、できれば誰かに吐き出せていたらと思ったんだ。」
――名を告げなかったとある市民自救軍メンバー
ハイディ及びその父親がヴィクトリアで築き上げた情報網は、長年こうして密かに機能してきた。トランスポーターは情報をデータ保存設備に取り込み、ロドスにいるケルシーに渡し、その返事を頼りに次の活動に移す。
――トランスポーターである彼女の活躍を多少でも耳にしたことがある者ならば、機敏で八方美人な人物像を想像する。だが、実際にロドスへやってきたハイディはかなり気さくな人物に見えた。彼女に時間がある時であれば、諜報活動の詳細を聞かれても、隠し立てせずに教えてくれる。生き生きとした語り口で紡がれる活躍劇には、たとえばブローチに対する批評を通じて某伯爵と知り合えたことや、ロンディニウムの街中で監視者を華麗にまいたことなどがある。しかも、少なくともロンディニウムに入ってからの話は全て実話であると、ロドスと協力している自救軍メンバーが証明してくれた。
「アイラちゃんの話はしてくれたか?すまん、本当は聞かない方がいいかもしれないが……アイラが亡くなったのは彼女のせいじゃないし、大局のために仕方のない選択だったこともみんな理解してる。だがな、彼女自身が……はぁ。ロドスの人たちと一緒にいる時はだいぶ気が楽なように見えたからな、できれば誰かに吐き出せていたらと思ったんだ。」
――名を告げなかったとある市民自救軍メンバー
【あるプライベートの手紙】
……今日から、あの子がトムソン家の新しいトランスポーターだ。数年前に貴女に会ってから、ずっと自分で貴女と交信したがっていた。若者にありがちな想像力に満ちた困惑について、貴女に教えを乞いたがっていた。あの子を貴女の教え子にする方が、貴女をキャラクターの原型として幼稚な物語に書き込ませるよりはずっといいと思ってな。
丁度難しい年頃なんだ。プライドが高く、私の忠告など耳にも入らない。あの子が書いた手紙が届けば貴女もわかるだろう。何に対しても完全に理解しきれてない小さい頭で、貴女の手紙で知らされた大地のほんの片隅に対して、過剰な妄想と推測を募らせている。おまけに野心だけは人並み以上に満ちている。
我々は皆、若い頃には野心を抱いたものだ。そろそろあの子自身の目ですべてを見る時が来た。
あの子は確かに多少のスキルを身に付けている。公爵に招かれた時もうまく振る舞えていた。歳に合ったあどけなさを盾に、かなりの情報をうまく聞き出せた。
他にも、相手に好かれるような才覚を適切に披露してた。だが考えた上でそうしたわけではない。私が経営の道に目を向け始めてから、あの子はずっと私のやり方に不満を抱いていたので、他人が文学界の過去話で私に世間話を振ると、あの子も何かと自分の見解を口にしたがっただけだ。
私の意見は貴女も知っているだろう。「文学」を貴族の邸宅への入場券替わりとするのなら、あの子にはいっそ一文字も書かないでいてほしいくらいだ。
あの子は私に自分が書いた絵空事を見せてくれるようになった。大方私への挑発だろう。あの子はまだ真の意味でこの大地に立てていない。だから書くものも宙に浮いているようで中身がなく、デタラメ以外の何物でもない。
だが、褒められるところがないわけでもない。唯一見れるべきは……雪が止んだ後に樫の林に向かう足跡や、都の街に敷かれたレンガの継ぎ目に沿って流れるオイル、そして薄い霧の中で港に入る貨物船の汽笛の声だろう。だが、そう綴られた文字が、いつか未来の彼女の、あるいはすべてのヴィクトリア人の懐郷の念を掻き立てるだけのものになってほしくはない。
あるいはもっと現実を見よう。その日が訪れた時、我々はまだ文字を読むことができるのだろうか?たとえドルン郡のような辺地にいても、暗雲が王座へと集っていることを人々は気付いている。大地が震えているのだ。「大物」たちがとうの昔に埋めた種が、すでに地を突き破り芽吹こうとしている。
ケルシー、我々に残された準備の時間はあとどれほどあるのだろうか?あの子は貴女が話す一字一句をすべて信じている。私もまた、貴女があの子を進むべき場所へと導くだろうと信じているよ。
……今日から、あの子がトムソン家の新しいトランスポーターだ。数年前に貴女に会ってから、ずっと自分で貴女と交信したがっていた。若者にありがちな想像力に満ちた困惑について、貴女に教えを乞いたがっていた。あの子を貴女の教え子にする方が、貴女をキャラクターの原型として幼稚な物語に書き込ませるよりはずっといいと思ってな。
丁度難しい年頃なんだ。プライドが高く、私の忠告など耳にも入らない。あの子が書いた手紙が届けば貴女もわかるだろう。何に対しても完全に理解しきれてない小さい頭で、貴女の手紙で知らされた大地のほんの片隅に対して、過剰な妄想と推測を募らせている。おまけに野心だけは人並み以上に満ちている。
我々は皆、若い頃には野心を抱いたものだ。そろそろあの子自身の目ですべてを見る時が来た。
あの子は確かに多少のスキルを身に付けている。公爵に招かれた時もうまく振る舞えていた。歳に合ったあどけなさを盾に、かなりの情報をうまく聞き出せた。
他にも、相手に好かれるような才覚を適切に披露してた。だが考えた上でそうしたわけではない。私が経営の道に目を向け始めてから、あの子はずっと私のやり方に不満を抱いていたので、他人が文学界の過去話で私に世間話を振ると、あの子も何かと自分の見解を口にしたがっただけだ。
私の意見は貴女も知っているだろう。「文学」を貴族の邸宅への入場券替わりとするのなら、あの子にはいっそ一文字も書かないでいてほしいくらいだ。
あの子は私に自分が書いた絵空事を見せてくれるようになった。大方私への挑発だろう。あの子はまだ真の意味でこの大地に立てていない。だから書くものも宙に浮いているようで中身がなく、デタラメ以外の何物でもない。
だが、褒められるところがないわけでもない。唯一見れるべきは……雪が止んだ後に樫の林に向かう足跡や、都の街に敷かれたレンガの継ぎ目に沿って流れるオイル、そして薄い霧の中で港に入る貨物船の汽笛の声だろう。だが、そう綴られた文字が、いつか未来の彼女の、あるいはすべてのヴィクトリア人の懐郷の念を掻き立てるだけのものになってほしくはない。
あるいはもっと現実を見よう。その日が訪れた時、我々はまだ文字を読むことができるのだろうか?たとえドルン郡のような辺地にいても、暗雲が王座へと集っていることを人々は気付いている。大地が震えているのだ。「大物」たちがとうの昔に埋めた種が、すでに地を突き破り芽吹こうとしている。
ケルシー、我々に残された準備の時間はあとどれほどあるのだろうか?あの子は貴女が話す一字一句をすべて信じている。私もまた、貴女があの子を進むべき場所へと導くだろうと信じているよ。
長年ケルシーの専属トランスポーターを担当していたハイディは、ロドス本艦にこそ搭乗したことはなかったが、ここにいるほとんどの者よりもロドスの過去を知っている。例えば、ロドスの責任者であるアーミヤを初めて見た時、大抵の人は真っ先に驚きをあらわにする。しかしハイディがその時に表したのは柔らかな心遣いと好意だった。もちろん、彼女はドクターについても知っており、ケルシーが語るドクターについて微かな好奇心を抱いている。
だがいかにロドスの過去に対して好奇心を抱こうと、ハイディは決して度が過ぎた追及を行わないだろう。最も関心を持つケルシーにさえ、何一つ本人に追及しなかったのだから。
ただ一度だけ、情報伝達のためにロドス本艦に戻ってきた時、ハイディはケルシーに自身の要望を伝えた。
「ヴィクトリアの状況が落ち着いたら、私もこの大地を巡り歩いてみたいと思うのです。お許しいただけますか?あなたがかつて何を目にしたのかを、教えてくださるでしょうか?」
だがいかにロドスの過去に対して好奇心を抱こうと、ハイディは決して度が過ぎた追及を行わないだろう。最も関心を持つケルシーにさえ、何一つ本人に追及しなかったのだから。
ただ一度だけ、情報伝達のためにロドス本艦に戻ってきた時、ハイディはケルシーに自身の要望を伝えた。
「ヴィクトリアの状況が落ち着いたら、私もこの大地を巡り歩いてみたいと思うのです。お許しいただけますか?あなたがかつて何を目にしたのかを、教えてくださるでしょうか?」
HP
1510
攻撃力
360
防御力
268
術耐性
0
配置コスト
9
攻撃間隔
1.3 秒
ブロック数
1
再配置時間
80 秒
素質
- 機敏な反抗者スキル1装着時、攻撃範囲内の味方全員の攻撃力+5%。スキル2装着時、攻撃範囲内の味方全員の防御力+5%
- 専属トランスポーター【光冠残蝕】において、攻撃範囲内の味方全員のSP自然回復速度+0.5sp/秒
スキル
設定で詳細一覧を有効にして、詳細データが表示されます。
架空の物語・怒れる者自動回復手動発動初期SP12必要SP20継続時間10 秒攻撃範囲内の味方全員のブロック数-3、ハイディの攻撃力の110%の鼓舞状態を付与するatk1.1block_cnt-3attack@atk_to_hp_recovery_ratio0.1
架空の物語・錆びた城自動回復手動発動初期SP20必要SP30継続時間20 秒攻撃範囲内の味方全員のブロック数+1、ハイディの防御力の70%と最大HPの30%の鼓舞状態を付与して、特性の効果が30%まで上昇するblock_cnt1def0.7max_hp0.3attack@atk_to_hp_recovery_ratio0.3
モジュール
ORIGINALハイディの記章
ハイディは付近の味方を支援しつつ徐々に回復させることに秀でている。
外勤部門の決定に基づき
外勤任務においては補助オペレーターとして区分し、吟遊者の責務を担う。
特別に本記章を授与し、
その証明とする。
BAR-X絢爛豪華なる死闘STAGE ステータス 強化説明 1 - HP +70
- 攻撃力 +13
- 防御力 +12
吟遊者の特性 攻撃しない
攻撃範囲内の味方全員のHPを継続回復(1秒ごとに攻撃力の10%回復)
自身は鼓舞状態の効果を受けない攻撃範囲内に他のオペレーターが2名以上いる場合、自身の攻撃力+8%(スキルの影響を受けない)2 - HP +85
- 攻撃力 +17
- 防御力 +16
機敏な反抗者 スキル1装着時、攻撃範囲内の味方全員の攻撃力+7%。スキル2装着時、攻撃範囲内の味方全員の防御力+7%3 - HP +100
- 攻撃力 +21
- 防御力 +19
機敏な反抗者 スキル1装着時、攻撃範囲内の味方全員の攻撃力+8%。スキル2装着時、攻撃範囲内の味方全員の防御力+8%
「全員、動くんじゃねぇ。」
扉がサルカズの集団に蹴り開けられた。急な出来事に、ゲストたちは互いに顔を見合わせる。先頭に立つサルカズは何か探している様子で、伯爵が体面を保つために精一杯飾り付けたパーティー会場をぐるりと見渡した。
「さっき書店から何かを持ち出した女がここに――動くな!死にてぇのか!」
サルカズは、杖を取ろうとした白いひげの伯爵に向かって怒鳴る。
「全員とぼける気か?なら、レディーども、ちょいと帽子を見せておくれ。赤い帽子を被ってるのはどいつかな?」
ハイディは勢いよく立ち上がったが、すぐにまずいと気づき再び座ろうとした。しかし、サルカズはすでに大股で自分のほうへと近づいてきていた。
「ちょいと来てもらおうか。」
ハイディは助けを求めるように伯爵に視線を向けた。しかし、伯爵はただ強張った表情で固まっているだけだ。仕方なく彼女はサルカズに向き直った。
「こんな真似が許されるとでもお思いで?」
「てめぇ、何様のつもりだ?」
「私は小説家です。」ハイディは精一杯胸を張ろうとするものの、体の震えをごまかすことはできなかった。「さっきはただ、シャイな読者からのファンレターを受け取っていただけです!」
サルカズは彼女の弁明には耳を貸さず、隅々まで何かを隠せるようなところを徹底的に調べた。そして彼女の話した通り、一通の手紙を見つけた。中身を確認すると、そこには雨水に滲んだ賛美の言葉が並んでいた。
「なかなか協力的じゃないか。さて、このまま俺たちについてきてもらおうか。」サルカズは扉の外を指差した。「心配するな。おとなしくしてれば、悪いようにはしないさ。」
「本当ですか?」
サルカズは一瞬驚いた後、すぐに声を出して笑った。
「そんな間抜けぶりでよく小説なんか書けるな?さっさと来い!」
ハイディは再び視線で伯爵に助けを乞う。その曇りなき眼差しにいたたまれなくなったのか、伯爵は仕方なく口を開いた。
「ハイディさんは無実だったじゃありませんか。許してやってもらえませんか?」
「お前が保証してくれるんだな?」
「ええ、私が保証いたしましょう。」
サルカズは床にツバを吐き捨てた。
「お前が招いた客人全員が、この女みたいに間抜けだといいんだがな。」
危機は去った――ゲストたちがそう胸を撫で下ろした瞬間、サルカズは突然ハイディの帽子に火を点けた。パニックに陥ったハイディは、悲鳴を上げながら杖で帽子を取ろうとするも、耳が引っかかってしまっていることにまったく気付かなかった。火が髪まで燃え移ってしまい、彼女はなりふり構わず外へ飛び出した。
サルカズたちは瞬時に警戒態勢を取ったが、ハイディはただ庭に立ち尽くし、頭の火が消えるまで大雨に打たれていた。
その光景に、サルカズたちは一斉に笑い声を上げる。「間抜けに、腰抜けか。」それだけ言い残すと、彼らはようやく立ち去った。怯えきったゲストたちも我先にと会場から次々と出ていった。
全員いなくなると、伯爵はハイディの元へ駆け寄り、すでに半分丸焦げになってしまった帽子を取ってやった。
「レディーの尊厳をこうも踏みにじるとは……先ほどの件のお詫びをさせてください。」
「謝る必要はありません。今日のロンディニウムで帽子を被っていたところで、どれだけの尊厳を雨水から守れるというのでしょう?」
伯爵は驚いた顔で、雨で濡れそぼった小説家を見つめた。彼はてっきり、彼女が泣きながら今しがた、どれほどの屈辱を受けたのか訴えてくるだろうと思っていたのだ。
「私は間抜けではありませんし、あなたも腰抜けなどではありません。あなたが彼らの注意を逸らしてくださったおかげで、あの赤い帽子を被った女性が証拠を隠す時間を稼げたのです。そして、彼女のフォローをするのに、あの場で私以上に相応しい人はいないでしょう?」
その言葉に、彼女に向けられていた伯爵の驚愕の眼差しが、敬意へと変わった。
「重ねてお詫び申し上げます。他でもなく、先ほどあなたを軽んじていた愚かな自分自身の態度についてです。」
「是非、お話を。きっと有意義なものになるでしょう。」
基地スキル
注文分配α貿易所配置時、受注効率+20%
セレブパーティー
貿易所配置時、受注効率+35%
「千の便り」
制御中枢配置時、応接室でグラスゴーの手がかりを入手しやすくなる(勤務時間が確率に影響する)