• Kestrel
  • 红隼
  • 케스트럴

ケストレル

先鋒タイプ — 先駆兵
敵を2体までブロック
  • SG12
  • 近距離
  • COST回復
  • 火力
/ 80
【コードネーム】ケストレル
【性別】女
【戦闘経験】二十年
【出身地】サルゴン
【誕生日】本人は忘れたと主張
【種族】リーベリ
【身長】170cm
【鉱石病感染状況】
メディカルチェックの結果、感染者に認定。
【物理強度】標準
【戦場機動】普通
【生理的耐性】優秀
【戦術立案】普通
【戦闘技術】標準
【アーツ適性】標準
サルゴン出身のケストレルはシュバト=アルサラン地区の元部族戦士であり、同族の者たちと共に現地の首長軍に捕らわれ、奴隷として虐げられていた。そこから逃走した先でロドスの小隊と出会い、助力を得て鉱山に戻り、同じく苦難を強いられてきた労働仲間を助け出した。その後ロドスへ加入し、現在はサルゴン事務所のオペレーターとして治療を受ける傍ら、各種外勤任務に参加している。
造影検査の結果、臓器の輪郭は不明瞭で異常陰影も認められる。循環器系源石顆粒検査の結果においても、同じく鉱石病の兆候が認められる。以上の結果から、鉱石病感染者と判定。

【源石融合率】3.7%
体内に軽度な感染兆候が認められるが、日常生活においては非感染者と何ら変わらないように見える。

【血液中源石密度】0.26u/L
ケストレルが過去に経験した極めて危険な源石鉱採掘は、彼女の健康に無視できないほどの悪影響を与えた。防護が不十分だったことにより、彼女の血液中源石密度は明らかに通常レベルを超えている。我々は彼女の病状を引き続き観察していく予定だ。これ以上の悪化を避けるためにも、本来であれば彼女には穏やかな過ごし方を勧めるべきだが、本人が戦闘に参加したいという強い意志を抱いているため、安静するよう言い聞かせたところで受け入れてくれるとは考え難い——そのため、我々は可能な限りリスクの高い外勤任務を避けるように勧めるくらいしかできない。

こやつがかつて属していたサルゴンの部族には、鉱石顔料を「歯形」に塗るという古い伝統があるらしい。それが病状の悪化を速める可能性があるかどうかについては、更なる研究が必要だ。
――医療オペレーター・ワルファリン
ケストレルはざっくばらんなサルゴン戦士だ。
ロドス本艦にやってきた最初の数日間、ケストレルが最も頻繁に足を運んでいた場所は訓練室だった。彼女は最初からただ無言で入室し、まるでそこの「常連」であるかのように振舞っていた。ロドスの戦闘好きなメンバーたちとの友情は、互いの武器がぶつかり合った瞬間から始まった。そして訓練室にいた他のオペレーターたちも、初めて見るサルゴン部族流の刀さばきに興味を覚え、機会があればぜひまた足を運んでくれと彼女を歓迎した。
ケストレルがロドスで一番気に入っている場所はバーである。過度な飲酒は避けるようにと、何度も注意されてきたにも関わらず、彼女がバーで夜から朝まで飲み明かす姿は度々目撃された。そのような状態が何週間も続き、皆彼女の健康を本気で心配していた。そしてついにある日、医療部のオペレーターたちは彼女を医療部まで「連行」し、酔いを醒ましてやることにしたのである。当然のことながら、楽しく飲んでいた真っ最中のケストレルは刀を振り回して「治療」を断固拒否。刀さばきもいつも以上に鋭さを増したため、訓練室で知り合った友人たちが現場に駆けつけてようやく、「治療」を開始することができた。しかしすぐに、皆は彼女に「治療」が必要ではないことに気付く。なぜなら、普通の酔っ払いとは異なり、ケストレルの言う「酔っていない」は本当のことだったのである。しかも、アルコールが入ることで、彼女の刀さばきはより一層研ぎ澄まされるのであった。

【医療部音声記録】
「サルゴンから来たケストレルさん、あの人の測定結果には本当にビックリしたわ。」
「どうして?」
「だって、毎日あんなにお酒を飲んでるのに、どの項目の数値もほとんど変動がなくて安定してるんだよ?」
「いいなあ、僕もそんな体に生まれてきたかったよ。」
ロドスに所属している大半のオペレーターはそれぞれ災難を経験しており、ゆえに体に様々な傷跡が残っていることが多い。そして、そういった傷跡は彼らの自己紹介の一部として語られることも珍しくはない。
「俺のこの傷は、サルカズ内戦の時に残ったもんだ。あの時は……」
「私のこれは、クルビア大開拓時代にできたものよ。あの頃は……」
「僕のこの傷跡はね、三歳の時家のテーブルにぶつけてできたものなんだ!」
「んだそりゃ、それは無しだろ。」
ロドスに来たばかりの頃、ケストレルはそういった話題が始まるといつも黙りこくっていた。なぜなら、彼女が経験したあらゆる苦しみも痛みも、彼女の肌に痕跡を残すことはできなかったからだ。戦いを乗り越えた証として傷跡を重要視していた彼女にとっては、このことは正しく一種の心残りだ。
だが、徐々に皆と打ち解けていくと、ケストレルは自分の「歯形」も傷跡と同じように話題性があることに気付いた。「守護歯形」の意味についてよく尋ねられるため、ケストレルはとっさの思いつきで、異なる「歯形」がそれぞれ持つ意味を皆に説明してやることにした。
「もしロドスにも『歯形』を作る慣習があるとしたら、どういう意味合いのものを作るんだろうね。」
「そいつはロドスの理念次第だ。」
「理念ね。だったら……未来、になるのかな。」
「そんな意味を持つ『歯形』は、俺の部族にはなかったな。だけど……なけりゃ新しく作ればいい。」
オペレーターたちからの頼みを叶えるために、ケストレルは新しい「歯形」をデザインすることにした。これは彼女にとって初めての挑戦だ。部屋に閉じこもり、丸二日もかけて紋様を描き上げた。そして、歓声に包まれる中、完成品は彼女の手によって食堂の壁に飾られた。
皆に駆け寄られ、囲まれたその瞬間、彼女は自分が本当の意味でここに受け入れられたのだと感じた。
今でも時折、彼女は過去の出来事や出会った人々のことを思い出すことがあるが、傷跡が残っていないことに喪失感を抱くことはもうない。むしろ今の彼女は、自身の「歯形」の由来を皆に分かち合うことで、部族が残した素晴らしい伝統を大々的に広めたり、自分が守るべき新しい家に自分なりの彩りを描き加えたりすることに、喜びを見出しているのだ。

医療部は確かにケストレルに追加の検査を依頼した。その結果を見る限り、あやつは定義付けできるような、何らかの特殊な体質を持ち合わせているわけではないようだ。あやつの「歯形」に鉱石顔料を塗る行為と、皮膚に外的損傷を受けても痕が残らないことに関連性があるのではないかと考えたこともあったが、現時点ではまだ明確な答えは見つかっておらん。
――医療オペレーター・ワルファリン
ケストレルには心から尊敬する先輩がいる。それは、彼女を育てあげた部族の首領だ。
ケストレルの部族には古い伝統がある。女性は成人を迎えると、部族を守る護衛隊に入るための試練を受けなければならない。あちこち放浪していたケストレルは部族の首領に拾われ、勇敢で強い戦士に育てられた。美しく優しい首領は部族の人々を率いて、廃墟だった場所を少しずつ、水源と土壌が豊かな住みやすい場所へと造り変えていった。
だが、首長軍の魔の手はどこまでも迫って来る。あちこちで侵略を繰り返す首長軍にどう対抗するか、それはこのか弱く小さな部族にとっては、避けて通れない問題だった。部族間の団結を図るため、首領はケストレルを連れてあちこち駆け回った。そんな忙しない旅路の途中でも、首領は時間を見つけては若いケストレルと色々な話をした。たとえば何色の鉱石顔料を体に塗るのが一番きれいと思うのかを聞いたり、直々でケストレルに「守護」を意味する「歯形」を彫ってあげたりしていた。
首領は「歯形」に白を使うのが一番好きなのだとケストレルが知ったのも、その頃だった。
それ以来、ケストレルは首領が一番好きな色を塗り、彼女に選んでもらった「守護歯形」を使い続けた。自分たちのかつての安住の地を奪い返す望みがないと分かっていたが、それでもケストレルはわずかに残った戦友を率いて、首長軍に復讐の戦いを仕掛けた。彼女自身が最後の生き残りになるまで、何度も何度も。
我々は直近で、ケストレルに対し初歩的な心理状態評価を行った。これは、今後の外勤任務中に発生しうる潜在的な問題を防ぐためである。
本人から聞いた内容を元に作成された彼女の過去に関する資料を読む限り、部族が滅ぼされたあと、ケストレルの生きる原動力はもっぱら復讐だったようだ。だが、ある事件をきっかけに、彼女は復讐をやめた。
ケストレル本人から提供された情報によれば、採掘所での労働を強いられていた間、彼女は自分と同じように無理やり働かされていた子供たちを引き取ったことがある。子供たちは亡くなった家族の仇を取りたいと、ケストレルに刀術を教えてほしいと懇願した。そして、彼女は子供たちの頼みを受け入れた――
だが、ケストレルは復讐の代償を軽く考えすぎていた。子供たちは全員、復讐を果たす途中で命を落とした。その惨劇を目の当たりにした彼女は、長年自分を突き動かし続けた「執着」と、それがもたらす「結果」というものについて振り返った。そして、これ以上復讐に囚われるのではなく、「守護」が持つ真の意味に立ち返ることを決意したのだ。それから彼女は、他者を復讐に駆り立てる行為を悪と見なすようになった。
ケストレルはじっくり考えた末、今の生活こそ自身が気にかけるべきものであり、ロドスを守るべき新しい「故郷」と見なすことにした。そのため彼女は、サルゴン事務所へ赴き、外勤任務に就くことを自ら志願したのだ。
我々はこれらの情報を事前にサルゴン事務所へ共有しなければならない。ケストレルに任務を振り分ける際は慎重に、そして彼女とかつて衝突があった勢力について調査を進めるよう指示する予定だ。また、ケストレル本人にも、心理状態と鉱石病の進行状態を確認するため、定期的に帰艦するよう要求する必要がある。

彼女は依然として多くの謎に包まれている。その経歴に関しても、現時点ではもう詳細の真偽を確認できないものばかりだ。また、本人の説明にも辻褄の合わない部分や、抜け落ちている部分が少しある。だが、それによって我々の彼女へ対する信頼が変わることは決してないと、ここで強調させてもらいたい。
――人事部スタッフ
もうじき日が沈む頃だ。
事務所の屋根に寝転がっていたケストレルは体を起こし、懐から角笛を取り出して、夕陽に向かって吹き鳴らした。
ケストレルは、興味津々な表情をしたオペレーターたちに囲まれながら、部族で角笛を吹く意味について語ったことがある。この音は、勝利を祝うためのものであり、平和な一日を過ごせたことを意味するものでもある、と。
今日の角笛の音がやけに長く続いたのは、彼女がロドスの正式オペレーターとして、事務所での仕事を開始した初日であるからだ。
ケストレルの吹く角笛の音は、彼女が人生の重要な節目を迎える度に、いつもより長く伸びていた。
一回目は、彼女が戦いで初めて勝利を収めた時。あの戦いでは、丘の上から首長軍に向かって進攻を仕掛けた。若かった彼女は自ら作戦への参加を志願し、首領に教わった刀さばきで瀕死の友人を救った。その時、彼女は初めて「戦友」という言葉の意味を理解し、角笛の音をより長く響かせることを決めたのだ。
二回目は、鉱山の労働者たちを連れて坑道から飛び出した時。何重もの包囲網を突破し、皆のしんがりを務め、どこまでも追いかけて来る監督役たちと夜通し戦った。そして、労働者たちが全員無事に目的地にたどり着いたのをその目で確かめてからようやく、ケストレルは角笛をいつもより長く吹き鳴らした。その時の彼女は、守護こそが戦いの先にあるべきものだと理解した。
そして、三回目が、今この瞬間である。
HP
1960
攻撃力
564
防御力
362
術耐性
0
配置コスト
13
攻撃間隔
1.05 秒
ブロック数
2
再配置時間
70 秒

素質

  • 力任せ
    攻撃時、20%の確率で攻撃力が140%まで上昇
  • いつもの癖
    【熱砂秘聞】において、スキル発動時、自身が所持している資源を獲得品バッグに送る

スキル

設定で詳細一覧を有効にして、詳細データが表示されます。
  • 突撃指令γ
    自動回復自動発動
    初期SP
    20
    必要SP
    35
    所持コスト+12
    cost
    12
  • 醉刃乱舞
    自動回復手動発動
    初期SP
    15
    必要SP
    30
    継続時間
    15 秒
    スキル発動中所持コストが徐々に増加(合計12
    攻撃力+40%、攻撃速度+40、第一素質の発動確率が2.5倍まで上昇
    value
    12
    attack_speed
    40
    atk
    0.4
    rfalcn_s_2[cost].interval
    1.25
    rfalcn_s_2[cost].cost
    1
    talent@prob_scaler
    2.5

モジュール

  • ORIGINAL
    ケストレルの記章
    ケストレルは率先して戦場に切り込み、攻撃をもって後続の展開に余裕を持たせる戦術に秀でている。
    外勤部門の決定に基づき、
    外勤任務においては先鋒オペレーターとして区分し、先駆兵の責務を担う。
    特別に本記章を授与し、
    その証明とする。
  • SOL-Y
    威嚇する者
    STAGEステータス強化説明
    1
    • HP +150
    • 攻撃力 +14
    • 防御力 +12
    先駆兵の特性
    敵を2体までブロック
    初回配置時、自身の配置コスト-4
    2
    • HP +170
    • 攻撃力 +24
    • 防御力 +18
    いつもの癖
    【熱砂秘聞】において、自身のSP自然回復速度+0.2sp/秒。スキル発動時、自身が所持している資源をバッグに送る
    3
    • HP +180
    • 攻撃力 +30
    • 防御力 +20
    いつもの癖
    【熱砂秘聞】において、自身のSP自然回復速度+0.3sp/秒。スキル発動時、自身が所持している資源をバッグに送る
    ケストレルは自分たちの手で燃やした廃墟を後にして、最初の集合地点へと戻る道を先導していた。火の勢いは激しく、空から降る雨粒さえも地面に届く前に蒸発してしまうほどだ。大気中に残るのは、ぱちぱちと燃える火の音だけだった。
    「姉御、今日は何人仕留めました?」
    沈黙を破って、誰かがケストレルに尋ねた。
    「ああ?そんなの覚えてないよ。」
    すると、別の疲弊しきった声が響いた。
    「まったく、青いな。殺し合いでいちいち数なんか気にするわけがないだろう。」
    「生き残っただけで十分なんだから。」
    ケストレルはそれ以上何も言わなかったが、一方である人物の顔を思い浮かべていた。
    それは彼女の「古い知り合い」だ。思い浮かべたその顔は、恐怖と焦りで歪んだ表情をしていた。
    火の手が迫り来る中で、ケストレルが一歩ずつ近づいていけば、彼に残された選択はビルの屋上から飛び降りることだけだった。ゆえに、炎に飲まれていく姿を見たのが最後になった。
    彼の顔はよく知っていた。というのも、ケストレルの友人を殺した犯人だからだ。
    「とはいえ、今回の勝利は祝うべきものだ。俺たちは今日、同胞を惨たらしく扱った罪人どもをまた何人か始末したわけだからな。」
    ケストレルは立ち止まると、彼女が連れて来た後輩たちへと顔を向けた。遠くで燃える炎が、ケストレルの瞳の中で光っていた。
    同胞は歓声を上げていたが、ケストレルの表情に笑顔はない。
    「それで、始末する相手はあとどれくらいいるんでしょう?」と、先ほど沈黙を破った声が再び響いた。
    ケストレルが声のほうへ目を向けると、そこにはうら若き少女が立っていた。部族が滅ぼされていなければ、彼女は戦列に加わることなく、青春の日々を謳歌できていたのだろう。
    彼女の身体には、「歯形」すら描かれていなかった。
    「お前も今日はよくやったな。褒美として『歯形』を贈ろう。」
    ケストレルは彼女の質問には答えず、そう言った。
    「どんな模様がいいかを、帰り道で考えておきな。」
    「本当に?」
    ケストレルはふと、この会話に既視感を覚えた。
    かつては彼女のほうが、この少女と同じ立場だった。そして、今のケストレルと同じ立場にいたのは、彼女を育てた首領だった。首領は当時ケストレルにとって一番近しい人で、彼女の左腕に「歯形」の一画目を描いた人物でもあった。
    ケストレルは、思わず自分の左腕を抱きしめるように握った。温かい思い出は、雨降る夜の寒さをしばし忘れさせてくれた。しかし、雨の中で自分を待つ仲間たちを見て、彼女はすぐに我に返った。
    「ああ、本当だ。――まずは集合地点に急ごう。あの箱を出してくるから、後で好きなのを選ぶといい。」
    一行はゆっくりと移動し始め、その姿は、次第に夜の闇に溶けていった。

基地スキル

  • 「歯形」
    制御中枢配置時、全ての宿舎内のオペレーターの1時間ごとの体力回復量+0.05(同種の効果は高いほうのみ適用)
  • 守護の決意
    制御中枢配置時、制御中枢内全員の体力が1時間ごとに+0.05回復