• Matterhorn
  • 角峰
  • 마터호른

マッターホルン

重装タイプ — 重盾衛士
敵を3体までブロック
  • JC03
  • 近距離
  • 防御
/ 70
【コードネーム】マッターホルン
【性別】男
【戦闘経験】六年
【出身地】イェラグ
【誕生日】5月19日
【種族】フォルテ
【身長】182cm
【鉱石病感染状況】
メディカルチェックの結果、非感染者に認定。
【物理強度】優秀
【戦場機動】普通
【生理的耐性】優秀
【戦術立案】標準
【戦闘技術】標準
【アーツ適性】欠落
イェラグ出身でカランド貿易会社の社員。カランド貿易会社とロドスの業務提携の一環として、派遣社員の仕事の他、ロドスの任務にも参加する。
造影検査の結果、臓器の輪郭は明瞭で異常陰影も認められない。循環器系源石顆粒検査においても、同じく鉱石病の兆候は認められない。以上の結果から、現時点では鉱石病未感染と判定。

【源石融合率】0%
鉱石病の兆候は見られない。

【血液中源石密度】0.12u/L
源石との接触は極めて少ない。
マッターホルンは幼い頃からシルバーアッシュ家の護衛としての訓練を受けており、彼の父や祖父も代々シルバーアッシュ家に護衛として仕えていた。彼も自然にそれを目標としていたが、彼の父の頃の、軍事訓練が全てだった時代とは違い、彼には他の事を学ぶ機会が与えられた。そして彼は、直感的に調理を学ぶことにした。
物資が豊富にある外国に比べ、イェラグの食べられる動植物の種類は数えられる程しかない。富裕層のシルバーアッシュ家であっても、普段の食事は粗食であった。しかし、マッターホルンが調理を受け持つようになると、全てが一変した。彼の調理への造詣の深さは目を見張るものがあり、イェラグの質素な食材が、地元の人間でも食べたことが無いような豪華なごちそうへと生まれ変わった。イェラグの政治家達が以前は議事堂でパーティをしていたが、現在はシルバーアッシュ家の客間に行きたいと思うようになったのも頷ける。美食の力は恐ろしいものだ。
ロドスに来てから、マッターホルンの戦闘の頻度と強さはますます上がった。防具は、特に盾が常に修理を必要とするほどだ。マッターホルンは戦っている最中の簡単な補修方法は会得しているが、徹底した修理となると、専門の匠にやってもらう必要がある。人に勧められ、マッターホルンが探し出したのがヴァルカンだ。相手の技術に驚き、2人はすぐさま長期にわたる次のような協力関係を築いた。一方は装備をメンテナンスし、一方は報酬を提供する。暇な時にはレシピを交換し、たまに美食対決をしつつ、満足のいくまで美味しいものを食べる。知己とはこういう者をいうのだろう。
マッターホルンの祖先はイェラグ北部の出身である。イェラグ北部は環境が過酷で、人々はいつも自然を相手に戦っていた。他の人がより良く生きていけるようにと、北イェラグの人々は皆、出撃する以上は自分を死んだものとみなしていた。この信念こそが彼らの本質であり、マッターホルンのような後の世代でも戦場で最も勇猛な戦士を作り上げている。
HP
3620
攻撃力
375
防御力
670
術耐性
5
配置コスト
21
攻撃間隔
1.2 秒
ブロック数
3
再配置時間
70 秒

素質

  • 雪原の衛士
    術耐性+15

スキル

設定で詳細一覧を有効にして、詳細データが表示されます。
  • 肉体強化
    自動回復手動発動
    初期SP
    10
    必要SP
    35
    継続時間
    30 秒
    最大HP+70%、自身のHPが1秒ごとに40回復
    max_hp
    0.7
    hp_recovery_per_sec
    40
  • 寒冷順化
    自動回復手動発動
    初期SP
    10
    必要SP
    32
    継続時間
    30 秒
    最大HP+50%、防御力+30%、術耐性+100%
    max_hp
    0.5
    def
    0.3
    magic_resistance
    1

モジュール

  • ORIGINAL
    マッターホルンの記章
    マッターホルンは戦線を維持しつつ敵を食い止めることに秀でている。
    外勤部門の決定に基づき
    外勤任務においては重装オペレーターとして区分し、重盾衛士の責務を担う。
    特別に本記章を授与し、
    その証明とする。
  • PRO-Y
    父のローブ
    STAGEステータス強化説明
    1
    • HP +200
    • 防御力 +30
    • ブロック数 +1
    重盾衛士の特性
    敵を4体までブロック
    2
    • HP +300
    • 防御力 +40
    • ブロック数 +1
    雪原の衛士
    術耐性+18
    3
    • HP +380
    • 防御力 +50
    • ブロック数 +1
    雪原の衛士
    術耐性+20
    雪境(ヒーラ)の最も寒い季節、お前の母は激しい陣痛のせいで駄獣から落ちてしまった。しかし厚く積もった雪が母とお前を救ったんだ。
    彼女の次第に大きくなっていくうめき声を聞いて、家畜たちは一頭、また一頭と集まってきた。彼らは彼女を囲うように一つの円を作った。家畜たちの毛皮は温かく、分厚く、きめ細やかで、吹雪を円の外にまで追いやった。さらに家畜たちの鼻から吹き出す熱気は壁となって、お前の母が出産できるだけの温度をもたらしてくれた。
    お前はそうして産まれたんだよ。
    お前は顔をしわくちゃにして、ずっと泣いていた。そのぎゅっと閉じられた目を、私はできるだけ優しく撫でたが、私のざらざらした肌に擦れてお前の目じりは赤くなってしまった。私の生まれつき大きな手を、お前の祖父は褒めてくれたものだ。きっと一家を養える男になる、とね。けれどあの日、私はお前を怖がらせるばかりで、泣き止ませることもできなかった。
    そんなことをしているとお前の母に、手をぴしゃりと叩かれてしまってね。苦笑いしながら手を戻そうとした時、お前の指がおくるみの中から伸びてきて、私の指を強く握ったんだ。わかるかい、お前はほんの私の掌ほどの大きさだったのに、私のことを慌てふためかせ、雪の中で呆然と立ち尽くすしかできなくさせたんだ。
    ひゅうひゅうと絶えず吹き荒んでいた吹雪は、家畜たちが作った産室にまで入り込んできた。さらけ出されたお前の肌は健康的な赤色から、不吉な青紫色へと変わっていった。お前の母は私のローブの前襟を開いて、お前を私の胸元に押し込んだんだ。私は慎重に、慎重にローブでくるんで、お前を二つ目の心臓みたいに扱った。寒さでかじかんだ小さな顔が私の体温で温まると、お前はようやく泣き止み、指をくわえながら弱々しく呼吸していた。
    その時、お前の母親は私の背中におぶさりながら、口笛を吹いて家畜たちを彼らの家へと戻そうとしていた。家畜の群れは狭くなだらかな坂道を辿っていった。私はまるで家畜の群れの主だった。背中に細身で軽い彼女を乗せ、懐にか弱いお前を抱えていただけなのに、雪に深く埋まった私の両足は絶え間なく震え、天地全ての重さを背負っているような気持ちだったよ。
    それからずっと後、確かいつかの聖猟の時だったと思うが、あのローブの胸のところには穴が開いてしまった。去年、お前の母がタンスの中から引っ張り出すまで、私たちはそのことをすっかり忘れていた。彼女はそれを丁寧に繕ってから、また着てみる?と私に聞いてきたんだ。私は首を横に振り、お前に送ろうと答えた。私はもう老い先短い身で、お前は今がちょうど働き盛りだ。山のように高くそびえ立ち、北風も吹雪も恐れぬ男になった。もうこのローブに包まれずとも凍えないだろうが、それでも私はお前がこれを着ている姿を見てみたいのだ。今のお前は、昔の私にそっくりだろうか?
    だからこれを送ろう。再びこれに身を包んでみてくれ。
    たとえ私が老いさらばえ、胸が痩せこけ、ローブがボロボロになろうとも、これは心臓を一つ守り通すことができるのだから。
    ――父からの手紙

基地スキル

  • カランド貿易α
    貿易所配置時、受注効率+15%、注文上限+2
  • 重装エキスパートβ
    訓練室で協力者として配置時、重装の訓練速度+50%