• Projekt Red
  • 레드

レッド

特殊タイプ — 執行者
再配置までの時間が極めて短い
  • SW01
  • 近距離
  • 高速再配置
  • 牽制
/ 80
【コードネーム】レッド
【性別】女
【戦闘経験】九年
【出身地】非公開
【誕生日】8月25日
【種族】ループス
【身長】162cm
【鉱石病感染状況】
メディカルチェックの結果、非感染者に認定。
【物理強度】標準
【戦場機動】卓越
【生理的耐性】標準
【戦術立案】普通
【戦闘技術】卓越
【アーツ適性】普通
レッドは経歴が不明なため、出身もわかっていない。ケルシー医師に引き取られ、保護及び担保された。機動作戦や特殊作戦、隠密作戦において極めて高い能力を発揮しており、すばらしい成績を収めている。
現在はケルシー医師の指導の下、特殊オペレーターとしてロドスで働いている。
造影検査の結果、臓器の輪郭は明瞭で異常陰影も認められない。循環器系源石顆粒検査においても、同じく鉱石病の兆候は認められない。以上の結果から、現時点では鉱石病未感染と判定。

【源石融合率】0%
鉱石病の兆候は見られない。

【血液中源石密度】0.13u/L
任務中源石と接触することが多く、数値は上昇し続けている。感染を警戒する必要あり。

レッドの身体検査の各項目は全て正常レベルである。身体検査終了後、当該オペレーターの関連調査と個人資料は私が引き継ぐ。
――ケルシー
一般オペレーターの戦闘スタイルと比べてレッドの戦場での行動は正確であり野蛮でもあるように見え、理解することは不可能だ。
日常生活では姿をくらますことが多く、一般オペレーターの視界に入ることは稀である。また、レッドの教養レベルと社交性は、多くのオペレーターが彼女の育ちがそのようなものなのかと疑問を抱かれる原因となっている。
また、レッドが加わる任務は極めて困難なものが多く、損失や死傷者を出す可能性すらある。こういった点から、レッドは一部のオペレーターに「赤いフードの死神」とも呼ばれている。
しかし時間が経つにつれて、レッドが幼く無邪気な一面を見せ始めると、何人かのオペレーターとの関係も改善し、友好な方向になっていく。
いつかみんなが彼女のことを十分に理解し、受け入れる日が来るかもしれない。その時にはレッド自身も、さらにロドスに溶け込むことができるだろう。
レッドにとって、自分も他のループス族も決してことわざやスラングで「オオカミ」と言われるものではない。
医療オペレーターたちは数回の実験でレッドが解釈できない判別能力を見せるまで、レッドの高い認知力は学習によるものと考えていた。しかしどれほど判別能力の実験の対照群を難しいものにしても、彼女は自分のやり方で実験項目の分類に成功した。
一部の医療オペレーターは、これは典型的な色覚異常に類似した認知障害と考えている。何故なら、神経系統の欠陥あるいは異変の影響で、レッドは通常のループス族が気づきにくい細部まで観察できるからだ。
一方で、レッドは独特なアーツの才能を持っており、それによって彼女の認知方法は通常の人間とかけ離れているのだと考える者もいる。
関連研究が医療部門によって止められてから、レッドの認知方法は、一種の個性として次第にロドスの大半のオペレーターに受け入れられるようになった。
【権限修正記録】
1.レッドがループス族のオペレーターに与える刺激性反応を言及することを禁止し、あわせて公開している個人情報中の関連資料を削除する。
2.関連する医療検査及び実験記録は医療部門権限記録に移入する。
3.あらゆる関連記録の閲覧および再整理を禁止する。
4.実験データを破棄する。

以上の任務はファイル署名後、一両日中に完遂するべし。

担当者:■■・■■■ ■■■■
監査者:ケルシー ■■■■ アーミヤ
【権限記録】
「オバアサン」と深く関わらせるべきか否か。
相当危険な行為であるということは認識している。
深く関われば、レッドにどのような影響をもたらすのか?既に彼女は「オバアサン」にどれほどの影響を受けているのか?「オバアサン」はどのような個体、あるいは群体で、またどのような方法で、レッドに影響を及ぼすのか?
非常に明確なのは、「オバアサン」は既にレッドを現在の姿に作り上げたという点だ。レッドの「オオカミ」に関しての知識、ならびにループス族がレッドに対する独特な反応、または多くの無視できない秘密等……「オバアサン」が何を企んでいようと、それはレッドのこれから先の未来に深く根を張っている。
私はかつて出来得る限りの対応措置を列挙しようと試みたが、最後にはやはり関連研究資料とデータを消してしまった。
絶対に軽率な行動は出来ない。
リスクアセスメントや理論研究は関係ない。
命は軽々しいものではない。そのため、私は自分が窮地に陥ることは避けるべきだと考えている。
有限の時間の中で、私は一分一秒でもレッドが自分の生き方を理解しようとするのを支えなければならない。

彼女には自身で選ぶ権利がある。

――ケルシー
我々は秘匿性の高い精鋭チームが必要だ。アーミヤも同意している。
このチームの筆頭となるオペレーターとして、レッドの価値は言うまでもないだろう。
私と無関係だが、レッドにはある問題がある。しかしこれはケルシーが処理するだろう。
私は彼女の牙と刃を鋭くするだけだ。
このような手段をとって、ロドスは例の問題の再発を防げなければならない。我々もドクターに事実を受け入れさせるべきだ。

――■■■■
HP
1505
攻撃力
605
防御力
302
術耐性
0
配置コスト
9
攻撃間隔
0.93 秒
ブロック数
1
再配置時間
18 秒

素質

  • 貫通
    攻撃時、与ダメージの下限値が攻撃力の30%になる

スキル

設定で詳細一覧を有効にして、詳細データが表示されます。
  • 処刑の構え
    パッシブ
    継続時間
    10 秒
    配置後攻撃力+80%、物理回避と術回避+50%
    atk
    0.8
    prob
    0.5
  • 群狼
    パッシブ
    配置後周囲一定範囲内の敵全員に攻撃力の250%の物理ダメージを与え、3秒間スタンさせる
    atk_scale
    2.5
    stun
    3

モジュール

  • ORIGINAL
    レッドの記章
    レッドは繰り返し戦場に切り込む戦術に秀でている。
    外勤部門の決定に基づき
    外勤任務においては特殊オペレーターとして区分し、執行者の責務を担う。
    特別に本記章を授与し、
    その証明とする。
  • EXE-Y
    謎多き戦術バッグ
    STAGEステータス強化説明
    1
    • 攻撃力 +50
    • 攻撃速度 +4
    執行者の特性
    再配置までの時間が極めて短い
    隣接4マス内に味方がいない場合、攻撃力+10%
    2
    • 攻撃力 +65
    • 攻撃速度 +4
    貫通
    攻撃時、必ず攻撃力の37%以上のダメージを与える
    3
    • 攻撃力 +74
    • 攻撃速度 +4
    貫通
    攻撃時、必ず攻撃力の40%以上のダメージを与える
    足音がする。
    靴が落ち葉を踏む音だ。
    一匹狼は、獲物が視界の一方から一方へと移動するのを待ち、頃合いを見計らうと、幽霊のように獲物の背後を掠めた。その手元で、金属質の何かがきらめいた。
    次の瞬間、一匹狼は再び夜に溶け込んだ。

    獲物も何かを感じたのか、警戒しながら周囲を見渡し、ポケットに手を入れた。そしてそこにあるべき触感に安堵すると、そのまま歩みを進める。ポケットに入れていたはずのチップが、すでに別のものとすり替えられていることも知らずに。
    そして、先ほど触れた偽物のチップでさえ、あと数分もすればポケットに開けられた穴から滑り落ちて、林の落ち葉に紛れて消えてしまうのだ。

    人の気配が完全に消えた後、一匹狼は枯れ葉の山から姿を現した。
    今回の真の獲物――例のチップは、すでにバッグの中にしまわれている。
    任務を終えた一匹狼は帰路につく。しかしその心が鎮まることはなかった。
    任務のせいではない。人気のない荒涼とした気配に包まれていると、シラクーザの荒野を思い出すからだ。

    一匹狼は歩きながら、過去を想う。
    血が荒野に染みついていたのを覚えている。オバアサンは彼女に荒野を出る方法を教えると、そのまま彼女を荒野のど真ん中に放り込んだのだ。
    それから、一生分の可能性を前借りして、全身に血を浴びながら、なんとか荒野を飛び出した。
    オバアサンは満足げだった。しかし、オバアサンが彼女に期待していたことは、そこまでだった。

    荒野を出た彼女は、そのまま荒野よりもずっと広い、「生活」という名の迷宮に迷い込んでしまった。
    この迷宮には無数の解き方がある。しかし、オバアサンはいずれの解法も教えてはくれなかった。
    そのため、彼女は「生活」とは何かを知らないし、知りたいとも思わない。なにより、もう学ぶにしても、試すにしても限界だった。一番手っ取り早い方法で、この迷宮から解き放たれてしまいたい。その考えのみが残った。
    もしケルシーがいなかったら、彼女はとうにその方法によって、この迷宮を抜けていただろう。

    「どこへ行けばいいのかわからないなら、立ち止まって眼前の道に思いを馳せてみてもいい。その間、君は守られる。」ケルシーはそう教えてくれた。
    だから彼女はケルシーの言う通りにしているのだ。
    ロドスという交差点に立ち止まっている間、彼女は食べ物も、住処も、使い道が分からない給料も得られた。さらには、ループスの尻尾に触れることのできない時に握りしめられる、ふわふわしたボールまで与えられた。彼女はそれを、大切にバッグにしまっている。
    だが、彼女はいつまでここに立ち止まるのだろうか?
    ケルシーは何も教えてくれなかった。
    彼女がこの果てしなく広い迷宮に順応することはほぼ不可能だろう。荒野も、とうに彼女を必要としていない。
    ならば、迷宮から去るべきなのだろうか?
    彼女にはわからない。

    使い慣れたナイフがバッグの奥にしまわれている。バッグの中身がこすれて出るか細い音は、まるで嗚咽のようだった。

基地スキル

  • S.W.E.E.P.
    制御中枢配置時、制御中枢内全員の体力が1時間ごとに+0.05回復
  • 追跡者
    応接室配置時、手がかり捜索速度+25%