• Bubble
  • 泡泡
  • 버블

バブル

重装タイプ — 重盾衛士
敵を3体までブロック
  • R146
  • 近距離
  • 防御
/ 70
【コードネーム】バブル
【性別】女
【戦闘経験】なし
【出身地】サルゴン
【誕生日】3月19日
【種族】セラト
【身長】135cm
【鉱石病感染状況】
メディカルチェックの結果、感染者に認定。
【物理強度】優秀
【戦場機動】普通
【生理的耐性】優秀
【戦術立案】普通
【戦闘技術】欠落
【アーツ適性】標準
サルゴンに住まう某セラト部族勇士の末の娘。世間知らずで、物事に関わったり、他人に接する際の基本的な常識や暗黙のマナーを全く理解していない。父親から「訓練を受けるため」という名目でロドスに託されたが、その本当の目的は彼女の鉱石病の治療である。
身の丈ほどの巨大な盾を武器とする。だが、今のところはそれを持って走り回ることしか知らない。実戦中に問題を起こさないためにも、ロドスの教官による早急に指導を要している。
造影検査の結果、臓器の輪郭は不明瞭で異常陰影も認められる。循環器系源石顆粒検査の結果においても、同じく鉱石病の兆候が認められる。以上の結果から、鉱石病感染者と判定。

【源石融合率】2%
左足に明らかな感染症状が見られる。

【血液中源石密度】0.24u/L
重症ではないが、本人が治療に協力的ではないため、病状進行の恐れがある。

「彼女のような元気すぎる子が、これ以上増えなければいいが……」
バブルはサルゴン某部族勇士の娘である。彼女がロドスにやって来る前に、担当オペレーターは既に彼女の父親とコンタクトを済ませていた。父親の話によると、バブルは野外で遊んでいた際、直に源石に触れて怪我をしてしまい、更に長期間傷口を清めなかったために手の施しようがないほど感染してしまったのだという。父親はロドスに彼女を託して治療を行ってもらうよう申し出たのだが、娘が気まずくならないように、「特訓のため」という名目で彼女を連れてきた。その際、娘の予備オペレーター登録も済ませていた。試験の結果、バブルはロドスの予備オペレーターとなった。
バブルはいつも大人たちの頭痛の種となっているが、子供たちの間では意外にも人気がある。彼女は目立ちたがり屋で、仁義を重んじ、遊ぶことが大好きである。さらに自分の「武勇伝」を盛って伝えることが大の得意で、子供たちも彼女の話を聞くのを楽しんでいる。バブルの虚言癖に気がつく頭の回る子供も時折いたが、それでも好んで彼女とつるんでいたのは、やはり彼女の話が実に面白いからである。
バブルには多くの友人がいるが、その中でも最も仲が良いのはケオベである。初対面の時から気が合ったらしく、その後、話せば話すほどにさらに意気投合し、今では時間があれば一緒になっておしゃべりをするような間柄になった。話の内容はといえば、当然子供が一番好きな話題である。
「ボクのヒーローと君のヒーロー、どっちの方が強い?」
バブルは勉強が嫌いなのだが、それでもある程度の描写を行うための修辞が頭に入ってはいる。ケオベとおしゃべりする時は知る限りの褒め言葉を自身のヒーローである父親に対しありったけ注いだりもした。面白いことに、二人が元々どれほど語彙力を持っていようと、最終的には大げさなボディーランゲージを伴った「ボクの方が大きい!」「おいらの方がもっと大きいもん!」「ボクのがちょー大きいぞ!」という低レベルの口喧嘩に発展する。こうなると二人は丸々半日もこの対立に費やしてしまうのが常だった。
あるいはこれこそ子供の戦争というものなのかもしれない。
なかなか面白いものではある。
バブルは未だにロドスの狭い生活環境に馴染めていない。サルゴンの広大な土地で生きてきた子供は、荒野に直面することにも、果てしない草原を走り回ることにも慣れているため、ロドスに連れてこられた当初、バブルは本能的にこの場所を拒んでいた。拒絶を表す手段の一つが、見境なく突進することだった。
バブルがまだ幼いからといっても油断してはならない。彼女は既に突進の末にロボットを転倒させ、安全扉をぶち抜き、仕切り壁を突き崩しておきながらも、全くの無傷という実績を残している。もしバブルに少しでも走り出しそうな兆候が見られたら、速やかに諌めて、彼女を最も近いランニングマシンに連れて行くか、訓練室に放り込むかの措置を取る必要がある。今のところ、この二つの方法が最も安全な「バブル危機」の対応手段である。
戦場においても、バブルはよくあちこち走り回る。一面刺だらけの盾を持っているため、正面からぶち抜けるものであれば彼女の脅威になることはない。しかし問題は、彼女が両側面と背後から攻撃を受ける可能性を全く考慮していないことである。そのため、時には彼女を守るためのオペレーターを同時に配置しなければならない。バブルが忠実に指揮に従うことを覚えるか、重装オペレーター試験を合格するまでは、彼女の派遣が許可されるのは脅威レベルが低いと判断された任務のみである。
部族勇士の子としてバブルは常に周りから、末は父のような勇士であれと、多大な期待を寄せられていた。バブル本人も非常に父親を敬愛しているため、幼い頃から父を目指して努力を続けてきた。しかし、バブルは本当にそのような生活が性に合っていたのだろうか?
同じ部族の子供たちが戦闘技術の重要さを知り始めた頃も、バブルはあの猪突猛進な性格のままだった。確かに彼女のタフネスとパワーは同年代の子供たちを遥かに上回っているのだが、戦いはそういった要素だけで決まるものではない。つまり、彼女の父親の言葉を借りれば、「このガキは戦士には向いてない」ということだ。
そのことをはっきり認識していたからか、バブルの父親は彼女に傷を隠した生活を続けさせるのではなく、部族やサルゴンを離れて全く新しい地に連れてきた。そこで彼女に好きなものを見つけさせ、自分の未来を選ばせるために。
「少なくともここにいれば、もっと楽しく生きていけるだろうさ」、そう告げた彼女の父親が、身長2メートルを超えた、ガチムチで全身が部族のトーテムの入れ墨に覆われた、恐ろしいセラトの部族勇士であることを、一体誰が想像できるだろうか。しかしこの会話が終わって間もなく、ロドスに来たばかりのバブルは応接室のドアをぶち抜いてしまい、父親に耳を引っ張られて泣きながら当直のオペレーターたちに謝っていた。さらにその一時間後、応対したオペレーターが彼女の父親を見送ってすぐ、バブルは鉢に入った観葉植物の葉っぱをおやつだと思ってむしゃむしゃ食べてしまった。
バブルが大人になる道のりはまだまだ遠いようだ。
知っての通り、一般の医療オペレーターでは癇癪を起こしたバブルの相手にならない。走り回るセラトを引き止めるのは、アクセルを踏み抜いた農業用機械を素手で止めること並に難しいのである。
しかし、ガヴィルはやり遂げた。
ガヴィルは逃げ出そうとするバブルを押さえつけることができるだけでなく、なんとついでに注射まで済ますことができる。それゆえに、度重なるバブルの抵抗はことごとく失敗に終わり、遂には諦めた。
その後、バブルはガヴィルの「偉業」の数々を聞き、いっそう彼女のことを崇拝するようになった。
そしてなんと、最近は言いつけを守るようになったのだ。
ガヴィルを讃えよ!!
また、ここのところバブルは接近戦のための格闘技術を積極的に学び始めた。理由を問うとバブルは、
「ケーちゃんを倒すんだ!」
と答えた。
聞いた話によると、バブルとケオベがいつもの「パパとヴァルカンお姉ちゃん、どっちが強いか」論争をするとき、二人ともヒートアップしすぎて物理的な衝突をしてしまうことがあるらしい。武器は使わず、ただその場で押し押されたりするだけのものだ。
パワーで言えばバブルの方がケオベより一枚上手なのだが、ケオベの反射能力と経験の豊富さにいつもバブルは苦汁を舐めていた。そして戯れ半分の喧嘩は、いつもバブルの負けで終わっていた。
そのため、バブルは特訓を始め、彼女による経済的損害は大幅に減少した。
もしかしたら、あとしばらくすれば「バブル危機」は正式に解除されるのかもしれない。
HP
3416
攻撃力
370
防御力
720
術耐性
0
配置コスト
21
攻撃間隔
1.2 秒
ブロック数
3
再配置時間
70 秒

素質

  • トゲトゲシールド
    バブルを攻撃した敵の攻撃力が5秒間-8%

スキル

設定で詳細一覧を有効にして、詳細データが表示されます。
  • 防御力強化β
    自動回復手動発動
    初期SP
    10
    必要SP
    35
    継続時間
    35 秒
    防御力+80%
    def
    0.8
  • 「かかってこい!」
    自動回復手動発動
    必要SP
    45
    継続時間
    25 秒
    攻撃しなくなり、防御力+120%、敵に攻撃されやすくなる。攻撃される度自身の防御力の50%の物理ダメージで敵に反撃する
    def
    1.2
    taunt_level
    1
    atk_scale
    0.5

モジュール

  • ORIGINAL
    バブルの記章
    バブルは戦線を維持しつつ敵を食い止めることに秀でている。
    外勤部門の決定に基づき
    外勤任務においては重装オペレーターとして区分し、重盾衛士の責務を担う。
    特別に本記章を授与し、
    その証明とする。
  • PRO-X
    バブルのブレイジングソード
    STAGEステータス強化説明
    1
    • HP +180
    • 防御力 +50
    重盾衛士の特性
    敵を3体までブロック
    敵をブロック中、防御力+20%
    2
    • HP +220
    • 防御力 +60
    トゲトゲシールド
    バブルを攻撃した敵の攻撃力が5秒間-10%
    3
    • HP +250
    • 防御力 +65
    トゲトゲシールド
    バブルを攻撃した敵の攻撃力が5秒間-12%
    バブルは最悪な気分だった。
    最近、彼女は同年代の友人たちと一緒に『三人の小さな剣士』という新アニメを見たのだ。その中では彼女達と同じくらいの年頃の小さな英雄たちが、光り輝く源石の剣を手にし、すごくカッコいい必殺技を放っては画面全体をキラキラのエフェクトで埋め尽くしていた。その雄姿は子供たちを熱狂させた。ただ一人、クールぶっているシャマレだけは「おもちゃみたいに安っぽい剣ね」なんてうそぶいていたけれど。
    バブルは元々、武器にこれといった思い入れはなかった。特に剣は軽くて脆そうで、大きなハンマーや斧のような頑丈な武器にはきっと敵わないと思っていた。
    しかしある日、一緒にアニメを見た友達がみんなの前で剣を取り出した時、彼女はいても立ってもいられなくなった。
    その剣はアニメに出てきたものとそっくりだった!あのエフェクト、あのボタン。剣を高く掲げ必殺技をカッコよく叫ぶ友達の姿が目に焼き付いた。
    バブルの心には独占欲がふつふつと湧き上がっていた。
    他人から物を奪ってはいけない。バブルはその決まりをよく理解していたが、ではどうすればあの剣を手に入れられるのかはわからなかった。
    買えばいいのかな?どうやって?誰から?いくらで?彼女はこの鉄の船の中にいくつ部屋があるのかすら知らない。これはカジミエーシュから運ばれてきたものだから今はもう買えないと、友達からそう言われてしまってはもう彼女にできることはなかった。
    このバブルが欲しがっている物が手に入らないなんて!バブルの心でそんな考えが膨れ上がっていったが、現実は変わらなかった。彼女にできることはなく、おもちゃの剣を手に入れたいならば、他人から奪うしかない。しかし最近学んだ決まりと育まれた道徳が、おもちゃを奪ってしまいたいという彼女の衝動を抑え込んだ。
    だからバブルにできたのは我慢することと、大声を出したり八つ当たりをしたりして不満を発散することだけだった。時には暴れ疲れた末に宿舎に引きこもり、部族のトーテムを抱きしめて一人泣いたりもした。
    無力感がバブルの体に重くのしかかっていった。

    モルテはその感情を味わい、シャマレにも分け与えた。
    事のあらましを理解したシャマレは、医療部の心理カウンセラーを訪れた。ほどなくして、人事部から一通の手紙がサルゴンへと送られることになった。

    今日は年に一度の、バブルの「パパに会える日」である。彼女の父は毎年一度、彼女に会いに来ると約束をしていた。この日は誕生日を除けば一年の中で最も重要な日だった。バブルは空元気を振り絞って笑顔を作り、父に会った。しかし父の顔を見た瞬間に苦しさがすべて涙となって溢れ出し、彼女は何も言えないまま、ただ父の懐に飛び込んで泣き続けた。
    やがて彼女は泣き止み、父の懐から跳び下りてソファーに座った。すると父はリュックから一振りのおもちゃの剣を取り出した。
    その瞬間、バブルは両目を星のようにキラキラと輝かせたのだった。

基地スキル

  • 収集癖
    製造所配置時、保管上限+10、1時間ごとの体力消費量-0.25
  • 大きい方がいい!
    製造所配置時、配属オペレーター各自の保管上限増加値が16以下の場合、増加値が1につき、製造効率+1%。保管上限増加値が16を超える場合、増加値1につき、製造効率+3%「再利用」の効果より優先適応、重複不可)