• Hung

ウン

重装タイプ — 庇護衛士
HP回復スキルを所持
  • LM19
  • 近距離
  • 防御
  • 治療
/ 80
【コードネーム】ウン
【性別】男
【戦闘経験】三年
【出身地】龍門
【誕生日】7月1日
【種族】ペッロー
【身長】183cm
【鉱石病感染状況】
メディカルチェックの結果、非感染者に認定。
【物理強度】標準
【戦場機動】標準
【生理的耐性】優秀
【戦術立案】普通
【戦闘技術】標準
【アーツ適性】普通
龍門リー探偵事務所所長リーの推薦によりロドスに加入した重装オペレーター。
体格が大きく、体力にも優れており、前線では頼もしい防御支援を提供する。
造影検査の結果、臓器の輪郭は明瞭で異常陰影も認められない。循環器系源石顆粒検査においても、同じく鉱石病の兆候は認められない。以上の結果から、現時点では鉱石病未感染と判定。

【源石融合率】0%
鉱石病の兆候は見られない。

【血液中源石密度】0.10u/L
これまで定期的にアの検査と治療を受けているためか(手段はやや乱暴的かもしれないが)、ウンはかなり健康体である。
愛想が良く、身体の大きいペッロー族男性。
温厚な性格のため、大きな体格をしていても、雰囲気から人柄の良さが伝わる。他人思いで、親しみやすい。
本人はかなり謙虚だが、ウンの料理の腕前は実に見事である。
彼の料理を体験したことのある人なら誰もが絶賛するほどだ。
生粋の龍門人として、彼は特に龍門料理が得意だ。ごく普通の家庭料理を格段に美味しく仕上げるだけでなく、5つ星レストランでしか見られない高級料理まで作れるらしい。
驚くことに、本人曰く、料理に関する全てはリーから教わったという。もしそれが事実であれば、リー本人の料理技術はどれほどのものなのか、実に興味深い。
ウンによると、彼は最初警備員としてある会社に勤めていたが、温厚な性格を理由にさんざんいじめられ、ついに会社から追い出された。身の拠り所がない彼を引き取ったのはリーだったという。それからは「ロクでなし」の仲間入りである(注:本人はそう自嘲している)。
リーという人物及び探偵事務所の業務範囲に関する詳細な記述はここで割愛するが、簡単にまとめると、表では探偵業務だけを引き受けるというスタンスだが、実際ではどんな依頼が来ても拒まず、龍門のグレーゾーンにおけるいわゆる「万事屋」である。
リーの行いに関するウンの説明から、明らかにリーは彼に一部の闇仕事を隠してあると推測できる。しかし、ウンは善良な人間ではあるが、融通の利かない単純なお人好しではない。彼にはよく分かっている――全ての人に話が通じるとは限らない、そして全てのことが必ずしも良い結果に繋がるわけではないということを。
アはマフィアの内部争いに巻き込まれた際、ウンに引き取られたそうだ。リー曰く、二人のコードネームも、当時彼の気まぐれによって付けたものだという。
ウンはアとワイフーに対して、弟妹のように接している。実際、彼はリー探偵事務所とロドスの協定において名義上の責任者であり、つまりオペレーターとしてのアとワイフーの後見人である。
勿論、アとワイフーはそれぞれ十分な判断能力を既に持っているため、あくまでも「名義上」である。この場合、本人による申請がない限り、ロドスは彼らの共同の生活もしくは任務執行を意図的に手配することはない。
ドクターとの会話から明らかに感じ取れるのは、彼がアという「弟」への心配だ。アには善良になってほしいと願う彼だが、自分自身がどうすればいいのか分からないため、アのそばにいてあげることを選んだ。
ウンはまだ気づいていないが、今のアは相変わらず性格こそ悪いが、時々わきまえのある行動をとっているのは、紛れもなくウンの影響によるものだ。
HP
3023
攻撃力
442
防御力
645
術耐性
10
配置コスト
21
攻撃間隔
1.2 秒
ブロック数
3
再配置時間
70 秒

素質

  • 仁王立ち
    防御力+6%、自身が後ろ1マスの高台に配置されている味方を治療時、治療効果+75%

スキル

設定で詳細一覧を有効にして、詳細データが表示されます。
  • 応急処置・受動
    被撃回復自動発動
    初期SP
    4
    必要SP
    4
    次の通常攻撃が周囲一定範囲内にいる味方1人に対する治療行動になり、対象のHPをウンの攻撃力の170%回復
    heal_scale
    1.7
  • 医療態勢・受動
    被撃回復手動発動
    初期SP
    18
    必要SP
    20
    継続時間
    30 秒
    攻撃力、防御力+80%、攻撃しなくなり治療行動のみ行い、治療時、対象のSPを1回復
    atk
    0.8
    def
    0.8
    base_attack_time
    1.3
    sp
    1

モジュール

  • ORIGINAL
    ウンの記章
    ウンは戦線を維持すると同時に、友軍への医療支援も行う。
    外勤部門の決定に基づき
    外勤任務においては重装オペレーターとして区分し、庇護衛士の責務を担う。
    特別に本記章を授与し、
    その証明とする。
  • GUA-Y
    八時台メロドラマのDVD
    STAGEステータス強化説明
    1
    • HP +180
    • 防御力 +30
    庇護衛士の特性
    HP回復スキルを所持
    被ダメージ-15%
    2
    • HP +260
    • 防御力 +38
    仁王立ち
    防御力+10%、自身が後ろ1マスの高台に配置されている味方を治療時、治療効果+75%
    3
    • HP +330
    • 防御力 +45
    仁王立ち
    防御力+13%、自身が後ろ1マスの高台に配置されている味方を治療時、治療効果+75%
    毎日夕方六時半きっかりにテレビの電源を入れ、武侠ドラマの殺伐とした叫び声を背に浴びながら夕飯の仕込みをする……というのが、ウンのルーティーンだ。
    しかし、今日は市場が混み合っていたせいで、家に着く頃にはもう七時過ぎになっていた。
    ドラマはすでに終盤に差し掛かっていたが、ウンはいつもの癖でテレビを付け、キッチンへと向かう。
    肉が鮮やかな紅色をしているのを見て、彼はそれを挽き肉にしてネギを混ぜ、肉まんの餡にすることに決めた。
    まな板の中心に肉を乗せ、両手に包丁を持って準備に取りかかったところで、リビングのテレビから悲哀に満ちた叫び声が聞こえてくる。
    『随分と手間を掛けさせてくれたな、鐘大発(ジョン・ダーファ)。ようやくこの恨みを晴らす時が来たようだ!』
    包丁がガツンと勢いよく振り下ろされる。
    しかしそれは肉ではなくまな板に叩きつけられていた。
    ウンは耳をぴくつかせて、聞こえてくる音に注意を向けたが、途切れ途切れの溜息とすすり泣きが聞こえるばかりだ。
    『大財(ダーツァイ)、やめて!その人を殺めてはダメよ!彼は……あなたのお兄さんなの!』
    「おっ?」
    信じられない展開に、ウンは顔を上げた。聞き間違いかと思ったが、セリフは続いていく。
    『母さん……急にそんなこと言われたって、信じられるかよ……!』
    『だけど、本当なの……!お父さんと別れた時、一人ずつ子供を連れて離れて……それがこんなことになるなんて……』
    ……手元が狂って、香味油を入れすぎてしまった。ウンはしかめっ面で油の蓋を閉める。
    お椀に入れた肉の餡からは、なんとも濃厚な香りが立ちのぼっていた。
    ウンはため息をつくと、伸ばしてあった肉まんの皮を手に乗せて餡を包みながら、両耳をピンと立て、テレビの音を聞き逃すまいと集中する。
    『ふん、今さら何を躊躇うことがある。やりたければやれ、周大財(ジョウ・ダーツァイ)。』
    『……母さん……俺はどうすればいいんだ……』
    ……気付けば、テレビに気を取られすぎて肉まんのヒダが不均一になってしまっていた。
    もはやこれでは仕事にならないと悟ったウンは、ついに完全に手を止めて耳をそばだてる。
    だが、ほどなくして、テレビのチャンネルは誰かに変えられてしまった。
    さらに続けて、ワイフーとアの騒ぐ声や、リーがドアを開けてぼやく声も聞こえてくる。
    ウンは首を横に振って笑うと、いびつな形の肉まんを蒸気の立ち始めているセイロに入れた。
    その頃には、時計の針が八時を指してからそれなりの時間が経っていた。
    蒸気が漏れるセイロの蓋を優しく取れば、視界が蒸気で真っ白に曇り……その奥には、丸々とした肉まんが鎮座している。
    肉とネギで作った餡の香りが瞬く間にキッチンからリビングに届き、それを嗅いだ人々はつられて食卓に向かうことだろう。
    龍門の夜八時はメロドラマ一色だとよく言われるが、実のところ、家族で囲む丸い食卓こそがその時間帯の象徴であることを、ウンは知っている。

基地スキル

  • 能工巧匠
    加工所で任意の素材を加工時、副産物の入手確率+50%
  • 温厚篤実
    制御中枢配置時、制御中枢内のリー探偵事務所所属オペレーター1人につき、中枢内全員の体力が1時間ごとに+0.2回復。所属オペレーターは体力回復量が更に増加