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リェータ

前衛タイプ — 領主
80%の攻撃力で遠距離攻撃も行える
  • USS5
  • 近距離
  • 火力
  • 支援
/ 80
【コードネーム】リェータ
【性別】女
【戦闘経験】半年
【出身地】ウルサス
【誕生日】3月30日
【種族】ウルサス
【身長】167cm
【鉱石病感染状況】
メディカルチェックの結果、非感染者に認定。
【物理強度】優秀
【戦場機動】普通
【生理的耐性】優秀
【戦術立案】標準
【戦闘技術】標準
【アーツ適性】普通
本名ロザリン・タチアノヴナ・ラリーナ。チェルノボーグ事変前は、市内某高校に在籍しており、ズィマーと同じく学生たちのリーダー格だった。現在は外勤チームの一員として、主に中長期の外勤任務を担当している。
造影検査の結果、臓器の輪郭は明瞭で異常陰影も認められない。循環器系源石顆粒検査においても、同じく鉱石病の兆候は認められない。以上の結果から、現時点では鉱石病未感染と判定。

【源石融合率】0%
鉱石病の兆候は見られない。

【血液中源石密度】0.13u/L
あの時チェルノボーグにいて感染しなかったのは、学生自治団の運がよかったからですよ。だけど、今後も一日中外にいる生活を続けるつもりなら、少なくとも艦から離れている間は厳重に防護するようにしてください。
――医療オペレーター
ウルサス学生自治団のメンバーたちがチェルノボーグで経験したことについて、彼女たちがある程度語ってくれたおかげで、事件の全貌は大方推測ができた。その出来事のせいで、程度はそれぞれ異なれど、ロドスに乗艦した学生たちが漏れなく心的外傷後ストレス障害を発症しているのは明らかだ。ただひとり――リェータを除いて。
彼女は、自分が経験したあの惨劇の話題を避けはしない。どうやら、あの辛かった日々を特に引きずってはいないようだ。学校に閉じ込められ、生徒同士で争い、壊滅した都市を生き残るために駆け回る……その一連の経験を、彼女はまるで学生自治団を主役とした冒険小説のように語る。そんなリェータが、最も耐え難いであろう部分について話さなかったのは、すでに乗り越えた困難についてわざわざ口にする必要はない、と本気で思っているからなのかもしれない。彼女にとって記憶に刻むに値するのは、自分と仲間たちが無事に生き残れたことと、みんなで一緒にすべての困難を乗り越えられたことの二つだけなのだろう。
だから、その結果だけを記憶しておけば十分なのだ。
ロドスは未成年者へのサポートにあたって、比較的整った独自の対応手順を確立している。
まず、最優先で検討されるのは、各地の――ロドスがその時いる場所によって決まる――学校への入学を勧め、子供たちが学業を全うできるようにすることだ。ロドスとしては、子供たちが将来の可能性を早々に断たれることを望んでいない。無論、ロドスにはオペレーターのために用意されたあらゆる分野のカリキュラムがあり、学校に戻りたくないという子供たちもそれを受けることはできる。だが、それでは公的機関の認可を受けた卒業証書を手にすることはできない。率直に言えば、ロドスに雇用されることは、未成年者にとって最良の選択とは言えないのだ。
他の学生自治団のメンバーと同じく、リェータもウルサスの他の高校への編入を拒み、ロドスに残ってオペレーターとして任務をこなしながら、艦内で勉強することを選んだ。ロドス内で実施されている公開授業以外にも、リェータは同じ境遇のズィマーやグムと一緒に、イースチナとロサによる厳しい特化型少人数クラスに「無理やり」参加させられた。だが、それも二人の少女からの気遣いなのだ。今後役立つかどうかはともかく、イースチナとロサは自治団のメンバー全員が最低でも学士号を取得することを望んでいた。そうすれば、将来選択の幅が広がるからだ。もちろん、リェータも仲間の優しさを理解しており、それゆえ文句を言いつつも、本気で拒絶することなく、頭を抱えながら勉強を続けている。
ズィマーやイースチナたちとは違い、リェータがロドスに留まることを選んだ背景には、より重い理由が存在した――彼女の母タチアナ・エフゲニエヴナ・ラリーナは、ロドスで鉱石病の治療を受ける必要があったのだ。そのため、リェータが母の治療費を賄うべくオペレーターとしてロドスに残る選択をしたのは、我々からしてもさほど意外なことではなかった。
リェータの出自については、これ以上深く追究必要はない。彼女の父はイェラグ人であり、彼女もイェラグに生まれてから二歳まではそこで暮らしていたと、タチアナ女史が証言している。だが、リェータ本人の記憶では、物心ついた頃から彼女はウルサスの雪原で、母に女手一つで育てられていた。ゆえにウルサスは彼女の身体の至るところにその痕跡を残しており、この先出自への好奇心からイェラグへ戻ることがあったとしても、彼女にとっての故郷を問うたなら、返る答えは「ウルサス」であり続けるだろう。
幼い頃は、リェータにも父親という存在に憧れと期待を抱いていた時期があった。だが彼女は大きくなるにつれて、現れることのない父親を待つよりも、自分の力で尊敬を勝ち取ることを学んでいった。母親の大らかな性格も、彼女に大きな影響を与えている。リェータと母タチアナは二人でポジティブに生活と向き合い、父親という存在が欠けていることを特に残念がりはしなかった。だがそれでも、イェラグへ旅立つ直前のリェータの言葉からは、父親への淡い好奇心と期待が感じ取れた。そして、その期待はイェラグの旅の終わりと共に打ち砕かれた。両親の過去を知ったリェータは、この件に対する心残りが完全に消えたのだ。
確かに彼女はまったく気にしなくなった。これは喜ばしいことである。

【鉱石病患者資料】
タチアナ・エフゲニエヴナ・ラリーナ、女性、ウルサスの探検家。遺跡の発掘と未開の地の探索において、界隈で一定の知名度がある。
二十年前、とある探検の最中に消息を絶っていたが、後に娘を連れてウルサスに帰還し、女手一つで娘を育て上げる。チェルノボーグ事変の際、鉱石病に感染し、病気の身体を引きずってロドスにやって来たところで、救助された娘ロザリン――つまりはリェータと再会した。その後、ロドスに残り治療を受けることにした。
現在、病状は比較的安定している。このまま引き続き治療を受けて、適切に管理し、過度に危険な区域への立ち入りを控えれば、差し当たって症状が悪化することはないだろう。
P.S.
ここにきっちり書いておくが、タチアナ女史はもう「離婚している」!
理解してもらえたかな?つまり、食事にお誘いしたって何の問題もないんだ!
P.P.S.
それに、俺はリェータともうまくやっている。ちょっと歳は近いけど。
とにかく、ワンチャンあるんじゃないかと思うんだ……

【リェータの旅行日記】
ラーダへの土産は買えたし、地元のお菓子も用意した。
アンナには、本を買っといてやればいいよな?この二冊なら、どっちも読んだことねぇはずだし。
ナターリアの分は……母ちゃんが選んでくれたから、今度はあのお嬢様もセンスがイマイチとか言ってこないだろ。
ソニアにはこのカセットテープだな。中身入れ替えて聞くこともできるし、良いチョイスだろ!
それとこの花柄のシャツはドクターに。うん、悪くねえ。
あとはアーミヤたちへの土産も。完璧だ!
いや待てよ、あいつもいたか。
ったく、忘れてたぜ。
駅で適当に買ってくか。
時が経つのは早いもので、ウルサス学生自治団のメンバーたちがロドスへやってきてから数年が経過した。当時は未成年で幼さが残っていた彼女たちも、今や成人し、それぞれ進路が固まった。ロドスにいる時間は、彼女たちが将来に備えて力を蓄えるための準備期間だ。それはリェータも例外ではない。
リェータはその語学の才能と、言語学習への情熱のおかげで、いつの間にやら外勤任務でもてはやされるオペレーターの一人へと成長していた。そして、母から受け継いだ冒険愛と、未知なる事柄へのチャレンジ精神の影響もあって、リェータは外勤任務で様々な国へ派遣されることをとても楽しんでいる。彼女はそうしてこの数年で、ロドスという組織の下で、大地の様々な場所にその足跡を残してきた。任務を完了すれば、生活費と母親の治療費が手に入り、同時に好奇心と探求欲も満たすことができる。まさしく一石二鳥なのだ。

【就職指導音声記録】
「アンナは大学に入る準備をしてるし、ラーダは自分の店を開きたいと思ってるんだってさ。」
「ソニアとナターリアは最近何か計画してるみたいだけど、私には教えてくれねぇんだ。アンナは知ってるみたいだけどよ……まあいっか。その時がくれば、あいつらのほうから相談したいって呼び出してくるさ。」
「へへっ、どうせ最後にはこのロザリン様に助けを求めにくるはずだ。なんせ、あいつらは私がいなきゃダメだからな!」
「まあ今は、特別考えがあるわけじゃねぇけど、あちこち見て回りてぇと思ってるんだ。」
「別にいいだろ?アンナに言われた勉強も、ちゃんと欠かさずやってるしよ。」
「それに……私は、母ちゃんのそばにいてやらねぇと。まだ治療が必要だからさ。」
「母ちゃんは私を探すために鉱石病に感染しちまったわけだし、やっと症状が安定してきたとこなんだから、勝手に危ないところへ行っちまわねぇように見張ってなきゃだろ?」
「え、ウルサスに帰らないのかって?」
「さあな。いつかは帰るかもしんねぇけど、未来のことなんざ誰にもわかんねぇだろ。」
「たぶん……アンナと、ソニアたちはみんな戻るつもりなんだろうな。あいつらが言ってるなんとか運動とか……今後の計画とか、正直聞いてるだけで頭が痛くなっちまうよ!」
「そういう難しいことは、私にはよくわかんねぇ。」
「ああでも、慌てる必要なんざねぇだろ。時間はまだまだたっぷりあるんだからさ。」
しばらく躊躇したあと、リェータはようやく勇気を出して、今回のテスト結果を確認した。
文学は……前回より少しは良くなった。ナターリアがくれた本は全巻読んだはずだが、どうやら登場人物の気持ちを完全に理解することはできなかったようだ。いくら耳を傾けてみても、ナターリアが語る登場人物同士の入り組んだ関係性はよく分からなかった。
数学や物理、それと化学に生物学は……まあ、見なくても結果は分かっている。よくて及第点だろう。
理系科目に関しては、本当に何も理解できないのだから仕方ない。ソニアの言葉を借りれば、頭が悪いわけではなく、興味のないことに労力を費やしたくないだけ、なのだが……ええと、これは一応誉め言葉だと思っていいのだろうか?
社会科学は……「良」だ。これには少し驚いた。復習は一切せず、ただ自分の経験から答えを編み出しただけなのに。どうやら、日頃積み重ねてきた経験がしっかり役に立ったらしい!
ふぅ、とリェータは小さく息を吐いた。口角がつり上がるのを抑えられない。
一番厳しい部分はこれで乗り越えた。次は、お楽しみの……
ウルサス語――満点だ!
やった!
選択科目のリターニア語、シラクーザ語、イェラグ語もすべて「優」を取れた。
炎国標準語は「良」止まりだが、まだ学び始めたばかりだし、今回はこの結果で十分だろう。
語学については悪い成績になるはずがないと分かってはいたものの、それでも自分の努力が報われたことを確かめられるのはうれしいものである。
テスト結果を母に見せようと脇に抱えたリェータだが、しかしその心はとっくに先の未来へと思いを馳せていた――
次はどこへ旅に出ようか?
HP
2490
攻撃力
720
防御力
375
術耐性
10
配置コスト
19
攻撃間隔
1.3 秒
ブロック数
2
再配置時間
70 秒

素質

  • さっさとやるぞ!
    スキル発動中、味方【ウルサス学生自治団】の攻撃速度+21、スキル終了まで効果継続

スキル

設定で詳細一覧を有効にして、詳細データが表示されます。
  • 迅速攻撃γ
    自動回復手動発動
    初期SP
    15
    必要SP
    35
    継続時間
    35 秒
    攻撃力+45%、攻撃速度+45
    atk
    0.45
    attack_speed
    45
  • 夏将軍の号令
    自動回復手動発動
    初期SP
    16
    必要SP
    28
    継続時間
    25 秒
    スキルが発動可能な状態の味方【ウルサス学生自治団】全員のスキルを同時に発動させ、自身の攻撃力+115%、攻撃対象数+1。さらに遠距離攻撃時の攻撃力低下が無効化される
    atk
    1.15
    attack@max_target
    2

モジュール

  • ORIGINAL
    リェータの記章
    干员烈夏擅长在较大范围内阻击敌人
    根据外勤部门决议
    在外勤任务中划分为近卫干员,行使领主职责
    特别颁发此证章
    以兹证明
  • LOR-Y
    旧衣服
    STAGEステータス強化説明
    1
    • 攻撃力 +40
    • 防御力 +25
    領主の特性
    80%の攻撃力で遠距離攻撃も行える
    攻击范围内存在2名及以上敌人时攻击速度+12
    2
    • 攻撃力 +52
    • 防御力 +39
    さっさとやるぞ!
    开启技能时,【乌萨斯学生自治团】干员攻击速度+27,持续至技能结束
    3
    • 攻撃力 +59
    • 防御力 +50
    さっさとやるぞ!
    开启技能时,【乌萨斯学生自治团】干员攻击速度+32,持续至技能结束
    大家一开始相处得并不好。
    这也是理所当然的事情。
    拉达起初经常躲在索尼娅的背后一句话也不说。安娜的状况也好不到哪里去,她虽然在极力克制自己的情绪,但我看得出来,她也很慌张。索尼娅觉得她有责任保护其他人,整天都把她那把斧子握得很紧,我猜,总有一天她会不小心松手的。
    这样的氛围下,大家都很敏感,更糟糕的是,大家都不知道自己在做的事情对不对,好不好。
    拉达想要让自己变得有用——她觉得自己总是受到索尼娅的庇护,害怕哪天就被抛下——她想要去找一些食物回来,但总是碰壁。安娜想要让这个团体变得更“安定”,经常找各种人对话,可对话的结果往往不如她所愿。索尼娅虽然还挺精神,但她的身上隔一段时间就会多一道伤口。
    大家都在拼命让自己做些事情,仿佛不这么做就会疯掉——好吧,也许可以去掉“仿佛”两个字。
    至于我,虽然我一开始就不怎么害怕,但要是真的死在这里,那我是不乐意的。我也不希望失去索尼娅她们,我们已经是朋友了。所以,我也去做了许多我能做的事——带回一些物资,帮索尼娅收拾几个人,还悄悄教训了那些想要对安娜动手的家伙。
    我原本以为这样会变得好一点,结果反而变得糟糕了,拉达和安娜看我的眼神变得有些躲闪,索尼娅有时也会盯着我看。这时,我明白了,我抢了她们想做的事。
    但是,这些事原本就是我更加擅长,为什么不能由我来做呢?
    当然,我也没有这么小心眼,就好像拉达和安娜也没有因此对我做什么——我知道她们都很好,只是我们那时候还不知道如何相处。直到有一天,索尼娅因为和人发生冲突,校服上被狠狠地划了一道口子,安娜用我找来的针线包帮她把衣服缝好,我才忽然明白了我该做什么。
    我偷偷溜进仓库,找来一些大衣,交给安娜,希望她能帮我们改造成更加耐寒的衣服,天气变得更冷了,接下来用得着。果然,安娜一听,就高兴了起来。
    接着,我又冒险去偷了些整合运动的厨具给拉达,让她能更好地做菜,当然,最好是偷偷地做。拉达也一下子高兴了起来。
    我还给大家找来了一些防身的玩意,和索尼娅一边讨论,一边改造。我拍着胸脯和索尼娅说,想要什么就告诉我,我去帮大家弄。索尼娅盯了我一会儿,这回,她点了点头。
    现在想起来,大概是从那时候起,我们的团队才真正有了一个雏形吧。

基地スキル

  • 前衛エキスパートα
    訓練室で協力者として配置時、前衛の訓練速度+30%
  • 苦難を共に
    製造所配置時、グムが貿易所に配属されている場合、作戦記録製造の製造効率+35%