• Myrrh
  • 末药
  • 미르

ミルラ

医療タイプ — 医師
味方のHPを回復
  • R104
  • 遠距離
  • 治療
/ 70
【コードネーム】ミルラ
【性別】女
【戦闘経験】なし
【出身地】非公開
【誕生日】5月5日
【種族】ヴァルポ
【身長】143cm
【鉱石病感染状況】
メディカルチェックの結果、非感染者に認定。
身体状況は良好で、十分健康と言える。
【物理強度】普通
【戦場機動】標準
【生理的耐性】普通
【戦術立案】普通
【戦闘技術】普通
【アーツ適性】標準
出身地は非公開の薬草師。薬の研究の分野で発揮される天賦の才に期待される。
現在ロドスでは医療オペレーターとして薬の制作などを行っている。
造影検査の結果、臓器の輪郭は明瞭で異常陰影も認められない。循環器系源石顆粒検査においても、同じく鉱石病の兆候は認められない。以上の結果から、現時点では鉱石病未感染と判定。

【源石融合率】0%
鉱石病の兆候は見られない。

【血液中源石密度】0.19u/L
ほかの非感染者のオペレーターに比べ、血液源石結晶密度が比較的高い。定期検査ルーチンの強化を推奨。
医療オペレーターの中の一人という立場に甘んじず、他のオペレーターに良質な薬を提供するためだけに、朝から晩まで並外れた情熱を持って仕事に取り組んでいる。また、薬剤の制作に関しては独自の見解を持っており、大自然の中で更に効果のある原料を追い求め続けている。人間関係においては不器用なところもあり、何人かの気の知れた友人以外とは、あまり親密な関係を築けていないようだ。
ロドスに正式加入後、ミルラは珍しく積極的な姿勢を見せた。彼女は他の熟練のオペレーターと比べると、仕事の熟練度や戦闘経験は浅く苦労も絶えなかったが、その勤勉さと面倒を恐れない性格でなんとかそんな困難を乗り切った。現在彼女が最も気にかけている親友のハルモニーのリハビリ状況であるが、だからこそロドスで独り立ちしなければ、と彼女の支えになっているのもそのハルモニーなのである。
そんな彼女であるが、とある分野では他のオペレーターと比べても秀でた順応性を見せた。彼女はロドス内部の構造や歩き方を何の苦労もせずに覚えたばかりではなく、ほとんど迷子にならないのだ。どのようにして僻地特有の資源を手に入れるかといった議題においても、何度も価値のある提言をした実績がある。そのような活躍も有り、彼女がロドスで一定の評価を得るまでにはあまり時間がかからなかった。
ミルラの薬草は効果のある良薬であると判定されているものの、原材料の産地は限られ、製薬過程は複雑、そしてどれも非常に苦く、民間療法レベルの成分までもが含まれているなど、非現代医学の全ての欠点を内包したものとなっている。医薬品の現代化が進んだ今では、ほとんど淘汰されてしまったものであると言っても過言ではない。
しかしミルラ本人の強い要望により、ケルシー医師が彼女に薬理学上級課程と現代製薬訓練を受けさせたことで、良い成果が上がっている。
訓練を受けた彼女は、すぐに簡略化された製薬方法を身に着け、さらにそれを実戦で活用した。彼女が作る薬は、ある程度独特の苦味を残しているものの、その治療効果はオペレーターたちが認める物となっている。
今彼女は療養庭園スタッフの協力を得て、薬の最後の欠点である苦味を解決しようと努力している。
ミルラと親友であるハルモニーの出身について、彼女は一度もはっきりと答えたことはない。彼女は出身を「廃墟」や「秘境」といった言葉で濁したり、或いは意図的に回答を避けており、自らもあまりそれを理解していないといった様子も見せている。現在知ることのできる情報によると、如何なる国家権力も及ばず、かつ厳格に秘密が守られ外には一切情報が漏れないエリアで二人は生まれ育ったらしい。状況も考慮し、こちらの資料に対する調査は現状凍結状態となっている。
ミルラの話によると、親友のハルモニーの鉱石病は二人で探検していた際に患ったもので、その原因はミルラにあるという。しかしその探検の詳細やハルモニーが感染に至った具体的な原因は彼女の口からは語られなかった。さらに話を聞いてみると、彼女は外傷により当時の記憶を喪失しており、それこそが彼女が当時のことを語れない、そして理解できない原因であることがわかった。
注:ハルモニーの病状や進行度に関しては、システム上の原因でデータを取得できない。現状普通の感染者としてロドスで治療を受けているが、問い合わせや調査は受け付けないものとする。
HP
1420
攻撃力
525
防御力
131
術耐性
0
配置コスト
18
攻撃間隔
2.85 秒
ブロック数
1
再配置時間
70 秒

素質

  • 救急バッグ
    配置後味方全員のHPをミルラの攻撃力の150%回復

スキル

設定で詳細一覧を有効にして、詳細データが表示されます。
  • 二重治療
    自動回復自動発動
    必要SP
    8
    次に味方を治療する時、治療対象数+1、対象のHPをミルラの攻撃力の125%回復
    3回チャージ可能
    heal_scale
    1.25
    ct
    3
  • メディカルゾーン
    自動回復手動発動
    初期SP
    20
    必要SP
    50
    継続時間
    25 秒
    攻撃力+65%、治療対象数+1
    atk
    0.65
    attack_speed
    0

モジュール

  • ORIGINAL
    ミルラの記章
    ミルラは戦場でオペレーターを治療することに秀でている。
    外勤部門の決定に基づき
    外勤任務においては医療オペレーターとして区分し、医師の責務を担う。
    特別に本記章を授与し、
    その証明とする。
  • PHY-X
    「命の儚さ」
    STAGEステータス強化説明
    1
    • HP +50
    • 攻撃速度 +3
    医師の特性
    味方のHPを回復
    HPが50%未満の味方を治療時、HP治療効果+15%
    2
    • HP +80
    • 攻撃速度 +4
    救急バッグ
    配置後味方全員のHPをミルラの攻撃力の170%回復
    3
    • HP +100
    • 攻撃速度 +5
    救急バッグ
    配置後味方全員のHPをミルラの攻撃力の180%回復
    「かなりの量の薬草を持っているようだが、すべて君が自分で採取したものか?」
    「はい。薬草があればハルモニーを助けられると思って。でも作った薬は痛み止めにもならなくて、結局わたしは彼女に何もしてあげられませんでした……ハルモニーが今生きていてくれるのは、ロドスのオペレーターさんたちがわたしたちを見つけてくださったお陰です。」
    椅子に座ったフェリーンは、目の前のヴァルポを静かに見つめていた。
    「わたしは本当に役立たずです……ハルモニーが鉱石病に感染したのはわたしのせいなのに、苦しみを和らげてあげることすらできないなんて……」
    「そうとは限らないさ。」
    「ありがとうございます。でも慰めていただく必要は――」
    「慰めを口にしたつもりはない。ところで君はこの薬草をハルモニーに服用させる際、どうしていたんだ?未加工でというわけではないだろう?」
    「はい、一応薬草を加工する方法は一通り知っているつもりです……作った薬は何の役にも立たなかったですが。」
    「作ってみてくれ。」
    その言葉を聞いてヴァルポは涙目になったが、フェリーンは取り合わなかった。
    「今ここでその薬を作ってみてくれ。作業環境が不足しているなら、ロドスの薬品実験室を使っても構わない。」
    「い、いえ、ここで大丈夫です。」

    ヴァルポは鼻をすすって、携帯している製薬道具で作業に取り掛かった。道具を扱う手つきは習熟していた。
    薬草を乾かし、刻み、すり潰し、浸し、濾過する。
    ほんの十数分で、薬草は試験管の中できらめく液体へと変貌していた。ヴァルポの動きはまるで精密機械のようだった。
    「試験管内の浸出液を観察してみてくれ。どんな色をしている?」
    「きれいな緑色です。」
    「君が作った薬品はいつもそれと同じ色をしていたか?」
    「そうだと思いますが……はっきりは覚えてないです。ハルモニーの容体は深刻で、わたしはずっと焦っていて、薬も一度にたくさん作る必要があって……薬品の色を気にする余裕はありませんでした」
    「そうか。ではもう一度作ってみてくれ。」
    ほどなくして二本目の試験管も同じ色をした浸出液で満たされた。
    「続けてくれ。君の前にある試験管のすべてが同じ薬液で満たされるまでだ。」
    意図の読めない指示はヴァルポを困惑させた。しかしロドスへの感謝の思いが疑念を押しとどめさせ、彼女は指示に従って忙しなく動き始めた。

    夕日は西に傾き始めていた。
    ヴァルポにはようやく周囲に目を向ける余裕が生まれ、そして彼女は目の前の光景に愕然とした。
    薬液で満たされた試験管は一列に並べられ、一本一本に製作時刻の書かれたラベルが貼られている。時刻を遡るほど、薬液の色は濃くなっていた。きれいな緑色は徐々に濃緑になっていき、最初の一本は完全に黒く変色してしまっていた。それらの試験管は何かを、重々しく伝えてくるようだった。
    フェリーンは立ち上がった。
    「人は薬剤を用いて他者の生命を引き伸ばそうと試みる。そのような努力はいずれも賞賛に値する。しかし多くの場合において薬剤の命は人のそれよりも短いという事実は、往々にして失念されてしまう。」
    「命の儚さを忘れないでくれ。それさえ忘れなければ、ロドス医療部の扉は君のために開かれるだろう。」

基地スキル

  • 薬理学α
    加工所で昇進素材を加工時、副産物の入手確率+75%
  • 思いやり
    配置宿舎内、自身以外のオペレーター1人の1時間ごとの体力回復量+0.55(同種の効果は高いほうのみ適応)